バナナフィッシュ 16巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)フォックス大佐の暴挙

BANANA FISH(バナナフィッシュ)原作漫画 第16巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
まずは、前回の第15巻の復習から。
地下水道を逃げる英二を助けるために、アッシュは地上に出て自然史博物館に逃げ込みます。
次々と敵に攻撃をしかけるアッシュに翻弄される月龍。
しかし、英二を捕まえたと連絡が入ります。
これでディノよりも先にアッシュを捕まえられると思った月龍でしたが、ケインが現れて今度は自分がアッシュに捕まってしまうことに・・・
月龍と引き換えに英二と仲間を助けることに成功したアッシュは、やっとディノや月龍たちから逃げ切ったのです。
では、ここから「バナナフィッシュ 16巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)フォックス大佐の暴挙」についてまとめます。
バナナフィッシュ(漫画) 16巻 あらすじ
アッシュを捕まえるために、今度はフォックス大佐と契約したディノ。彼は特殊部隊で殺人のプロフェッショナルである軍人で、彼についてきた部下たちとともにアッシュを狙うのです。
そして、彼は早速フラッグを殺し、彼から情報を知ったマスコミ・・・つまりマックスの口も封じようとするのです。
アッシュも、捕虜にされていたシンの仲間たちを助けた時に、あまりにも敵の動きがなかったことがおかしいと気づいていましたが、突然の襲撃にとまどいます。
まるで楽しんでいるかのように人を殺す男たち。
彼らの攻撃パターンに見覚えがあったアッシュは、フォックス大佐の情報を見つけることに成功。そして、ゲイバーであったあの男がフォックス大佐であれば、マックスが危険だと気づくのです。
その後、相手の情報を把握したアッシュたちは、念入りに準備して罠をはめます。そして、最初の戦いはアッシュたちの勝利でした。
そんな時、マックスの元妻であるジェシカが訪れてきます。
護衛をつけられたことに納得ができなかったからです。
ジェシカも加わり、また軍隊との戦いが始まるのですが・・・
バナナフィッシュ(漫画) 16巻 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
フォックス大佐率いる軍隊と戦うことになってしまったアッシュたちですが、このフォックス大佐は最悪!!
ここまで悪どい奴が出てくるのか?と思うぐらい最低最悪の男でした。
今までもクズはたくさん登場してきたけど、誰もがちゃんと契約したことなどは守ったりしたじゃないですか。こいつはそういうルールみたいなのも守らない男です。そして、人を殺したくてしょうがないわけですよ。
この巻では、戦いが中心なので、この人の全てがわかるわけではないのですが、この巻から次巻にかけてどれだけひどい男なのかがわかります。
そして、この戦いの中でアッシュとその周りの人物たちの人間関係とか絆がよく描かれていると思いますね。
3つのグループが集まった中で、アッシュはダントツに強いこと・リーダーとしてのすごい力を持っていることを誰もが実感するわけです。
そして、それぞれの思いも感じることができました。
ケインは、今まで以上に一目置くというか、そのすごさに驚くんですよ。そこらへんの腕っぷしに自信がある人などとは違って、小さいチビの頃から特別な訓練をうけてきたと見抜いていました。
シンは、バナナフィッシュの秘密を知り、自分の仲間を助けてもらったこともあるし、それ以前にもアッシュのすごい力を目の前で見てかなわないと思っていました。
だから、仲間たちがショーターの敵だと思っているのに、自分はもうアッシュとは戦いたくないとハッキリ思うようになります。
それに対してラオは、月龍から言われたこともあってやはり敵として憎しみを感じているんですよね。シンがアッシュに対して仲間意識を持つたびに、その気持は強くなっていくような気がします。
この二人はね・・・
ちょっとこじれちゃっています。特にラオが。
まだこの巻では爆発しないのだけど、お互いの意見は徐々に合わなくなっているのはわかりますね。
そして、この巻で再登場のジェシカ。
彼女もマックスも、お互いにまだ愛し合っていることが描かれています。もっと早くから素直になっていればよかったのにね・・・
バナナフィッシュ(漫画) 16巻 感想ネタバレまとめ
アッシュが捕まってしまった所で終わりましたから、次巻はまた彼が助かるために大きなことが起こりますね。
この巻が、戦いの様子ばかりが描かれていたために、その結末が楽しみです。
以上、「バナナフィッシュ 16巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)フォックス大佐の暴挙」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。