ちはやふる(漫画)2巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)新がかるたを辞めた?

漫画ちはやふる第2巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)をご紹介します。
この巻から高校生編がスタートです。
まずは前回の1巻の復習から。
小学6年生の綾瀬千早は、福井からの転校生である綿谷新と仲良くなりました。
新は祖父の影響で競技かるたをやっています。
千早もその影響を受けて、かるたに興味津々!
その様子を見ていたクラスメイトの真島太一は、対抗意識を燃やして新にいじわるをします。
百人一首の大会で勝てないように、こっそり新のメガネを隠してしまうのです。
その後、仲直りをして一緒にかるたを始めた3人ですが、卒業後一緒にかるたを続けられないことに・・・
そして小学校最後の団体戦にチームとして挑みます。
では、「ちはやふる(漫画)2巻の感想(ネタバレ注意)新がかるたを辞めた?」についてまとめます。
目次
ちはやふる2巻のあらすじ
小学生最後の団体戦、千早・新・太一の3人は頑張りました。
しかし残念ながら試合には負けてしまいます。
そして、卒業式が来て、それぞれが別の道へ進むことになりました。
卒業式終了後、3人は新の家で最期にかるたをします。
かるたを一緒にしてくれてありがとな。千早も太一もたぶんもう会えん・・・
そう言って泣く新に、千早はこう言うんです。
あたしたちにはかるたがあるから、また会えるんじゃないの?
続けてたらまた会える。絶対会えるよ。
この頃には、この先変わっていくとは思っていなかったのです。
高校生になった千早は、相変わらず頭の中はかるたでいっぱい。とても美人に成長したのに、周りからは動いたり話したりしたら台無しの「無駄美人」と言われています。
かるた百パーセントの生活をしようと思っていたのに、なかなかかるたに興味を持ってくれる人がいない・・・落ち込んでいた時に再開したのが同じ高校に入学していた太一でした。
千早はA級になったら一緒にかるた部作ってよと太一に宣言!
そして優勝してA級を目指して大会に出場します。
大会が終わり優勝した千早は、新にも連絡したのですが、新からは思いがけない言葉が・・・
不安になった千早は太一と一緒に新に会うために福井に行きます。ずっと会いたかった新。しかし、新はもうかるたをやっていなかった・・・
そして、千早と太一は、日本一のかるた部を作って新を待とうと動き出します。
ふたりは練習と部員の勧誘を始めます。まず仲間になったのは・・・個性的な面々がかるた部に!!
ちはやふる2巻の感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
この巻は、名言とか色々盛りだくさんですね!!
私がまず好きだったのは、千早が太一と再会するところですね。
何度も「太一」、「太一」、「太一」と呼びながら、ゴンゴンとぶつかっていくのです。
単純に幼馴染に会えた嬉しさもあったでしょうが、かるたをずっと一人でやってきた寂しさや、友達に理解されない時間を過ごしてきた千早にとって、太一という存在は大きなものだったのでしょう。その喜びがこのワンシーンに詰まっているように思いました。
太一も新もイケメンだ~
また、超イケメンになった太一がめっちゃかっこいい!!
成績優秀でこのルックスあり?ってぐらいですね(笑)
あの小学生の頃のガキ大将っぷりはどこに行ったのでしょうか。本当に高校生なのか?と思うほどの落ち着きもあったりして、これぞイケメンっていう成長ぶりです。
新との再会シーンは、感動ですが、感動する前にまず思った!
新もイケメンに育って・・・!!
歩いているところを自転車ですれ違って、千早が服をひっぱったから一緒に土手を滑り落ちていくのだけど、その時のアップの顔が最高ですよ。
新がかるたを辞めた理由で号泣
新と再会した時に、その顔を見て千早が泣くんだけど、会いたかったって何度も思うところで、おばさんは泣くわ(泣)
でも、そこで終わらず、さらにそこから先が泣きポイント。
新がかるたを辞めたという理由がわかるからです。
純粋だからこそ、こうなったのか・・・という展開で、切なくなります。
自分のせいでおじいさんが亡くなったとか、あの時自分が家にいればとか色々考えたんでしょうね。
辞めたことも納得できてしまうほどの理由だから、より切ないんですよね。
最初の仲間はかなちゃんこと大江奏
2巻は、小学校での別れから新との再会など、涙が出ちゃう展開が多くて、涙腺弱い人は困っちゃうぐらい。
でも、最後は楽しい感じで終わります。
それは、福井から帰った千早と太一がかるた部を作り、新入部員を勧誘していたから。
まず仲間になったのはかなちゃんでした。
さすが呉服屋の娘で着物大好きなかなちゃん。
かるたに興味を持った理由も、袴でしたね。でも、競技かるたの練習を見て、引きますが。
これもやっぱり出会いなんでしょうね。
一緒にかるたをやる仲間が欲しかったのに、誰も興味を持ってくれずにずっと孤独に練習してきた千早。
そして古典オタクなどバカにされたりしながら、一緒に文化的な話をする相手がいなかったかなちゃん。
お互いに興味を持ってもらえたり、共通の話ができる相手、しかも同性というのは初めてだったんでしょう。
とても気持ちのいい形で仲間になってくれました。
そして!!
小学校の団体戦の時に対戦したメンバーのひとり肉まんくんこと西田優征も同じ高校に!
見つけたのは太一で、千早が飛びかかり(笑)、ふたりで経験者は入れ・・・という形ですんなり入部。
肉まんくんの扱い軽っ!!
アニメだと、肉まんくんで1話になっていて、なかなか入ってくれませんが、原作では特に何もなくすんなり仲間になります。
ちはやふる2巻の感想まとめ
アニメから入った方は、中身が濃すぎてびっくりするかも!というぐらい、最も色々なことが詰め込まれた巻です。
だって、小学生から始まって、A級になって、福井で新にあって、かるた部作ってかなちゃんと肉まんくんが入部ってところまで入ってるんですから。
もうお腹いっぱいってぐらいの充実度です。
そして、更にこれから仲間が増えていきますよ。
これからの展開がすごく楽しみな内容になっています。
以上、「ちはやふる(漫画)2巻の感想(ネタバレ注意)新がかるたを辞めた?」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。