DAYS外伝 1巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)君下家の親子愛に感動

アニメ化もされ、続いて第2期のアニメも制作決定しているDAYS。
では、ここから「DAYS外伝 1巻のあらすじ・感想ネタバレ!君下家の親子愛に感動」についてまとめます。
DAYS外伝 1巻 あらすじ
このDAYS外伝(1)には、君下と臼井というふたりのお話が入っています。
メインは君下ですね。臼井は外伝(2)に続きます。
第一章:君下敦
君下が、なんで大柴のことを「喜一」と呼ぶか・・・というお話
中学1年で都選抜に選ばれた君下は、他にも大柴という1年が選ばれていることを知ります。
代々貧乏なスポーツ店の君下家。
将来は自分がプロになってお店をお客でいっぱいにするのだと、プロになるための努力は怠りません。スポーツで成功する近道は頭がいいことだと、しっかり勉強までする秀才。
そんな彼が都選抜の会場で見たのは、会場まで車で送ってもらっていた大柴喜一。あやうく轢かれると思った君下が怒り、最悪なふたりの出会いとなりました。
しかし、対照的なふたりが一緒に試合に出ることで、都選抜は快進撃を続けることになります。
試合に出た時の大柴は格上と思わせる才能があり、その彼を君下はまるで高級食材のようにどう活かすか緻密に考えて、より大柴の力を押し上げるからです。
それから2年。
プロ入りと言われる相葉がいるという九州選抜と戦って歯が立たなかった都選抜。その結果、君下が思ったこととは・・・
続きまして君下! #days_anime pic.twitter.com/ij4mzIFvxx
— TVアニメ「DAYS」公式 (@days_anime) 2016年8月4日
第二章:臼井雄太
臼井のもとに、中学時代のチームメイト池澄治が訪ねてきます。彼は全国大会に出場が決定したことをお祝いしようと金沢から来たのです。
そんな彼との思い出話。
サッカーを始めた理由は、サッカーが一番難しかったから・・・
そんな臼井は、周りとは別格という次元の強さでした。
しかし、常に冷静で冷めた中学生で、サッカーに対しても本気で熱くなることができなかったのです。
続きまして臼井! #days_anime pic.twitter.com/mFFETZOIR5
— TVアニメ「DAYS」公式 (@days_anime) 2016年8月4日
DAYS外伝 1巻 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレOKの方のみご覧ください)
君下最高です!!
お父さんも最高!
当然ながらサッカーが好きでやっているわけですが、プロになってお店を盛り上げるという父親への約束を守りたいと思って頑張っている君下。そのためにできることは何でもやってきている努力家で、学年1位の成績を維持している秀才でもあります。
それが、普通にいい人キャラなら、何でもできるイケメンだな~って終わっちゃうんだけど、君下はいつも怒っているようなキャラで、だからこそ彼がすることは胸にジーンときちゃうんですよね。
まさにギャップに萌える!
ツンデレ大好きな私にとっては、ドハマりしちゃうキャラですね。
この巻では子どもの頃の話も出てくるんだけど、新しいスパイクを買ってもらったのに、自分の服を買えよって父親に怒っちゃうんですよ!!子どもなのに・・・
普通の子どもだったら、なんで買ってくれないんだ、貧乏なんてもう嫌だとか思わない?子どもながらに自分の我がままを言わず、父親のことを思いやるいい子です。
そしてお父さんもまた、明るく笑いながら「とーちゃん、この服、好きなんだよ」って言うんですよ。そして、お料理を失敗しながら覚えたり、慣れない家計簿をつけながら、男で一つで必死に君下を育てます。
亡くなったお母さんも、きっと優しい方だったんでしょうね。
素直になれない君下が、家族をそれは大切にしている優しい人だということがすごくわかるストーリーになっています。
もうね・・・
このシーンを読むだけで価値があると思うわ・・・
マジでホロッと泣ける。
そして、相葉に負けてプロのレベルってやつを見せつけられた君下は、もう無理だとあきらめそうな感じになるのだけど、それをすくいあげたのもお父さんでしたね。
大柴のことを名前で呼ぶというのは、彼のことを認めたという証。
そしてもっと色々な気持ちも込められていると思うんですよね~。
自分より格上の人がいるという現実や、諦めきれない夢やプライドがあるということを自覚したとか・・・
そういう人は強くなりますからね。
だから君下はかっこいいんだ~~~~!!
そして、もうひとりカッコイイのが臼井先輩・・・
この外伝の1巻って、めっちゃ豪華じゃないですか!?
聖蹟の中で頭脳派のふたりをピックアップしているなんて。
本編でも大活躍のふたりですが、表側しか見れないので、こういう裏側の気持ちがわかるのは面白いですね。
臼井のお話は、ほんの少しって印象ですね。
続きはDAYS外伝(2)に続くのですが、この巻が中学時代の思いでなのに対し、2巻は聖蹟に入ってからのお話になります。
全国大会出場のお祝いに中学時代のチームメイトである池澄治が来るのですが、彼は途中からあまり仲良くはしていなかったんですよね。
同じ1年でレギュラーになったというふたりだったから、最初は仲良しだったわけだけど、臼井の本質がわかってきた治とは距離が出てしまったみたい。
その思い出話によって、臼井は周りと別格の強さを持ちながら、その反面常に冷静で熱くなれない人だったことがわかります。
そして、終わるという時に、彼が聖蹟で本気で熱くなった原因となる水樹が登場!次巻に期待をさせる終わり方をしています。
ここから先に、熱くなったの話が見れるんですね。
楽しみ!!
本日発売#DAYS外伝 (1)
『DAYS』初の公式スピンオフ!本編では描かれなかったキャラクターたちの知られざるエピソードが明かされる!第一章の主役は君下敦。聖蹟不動の司令塔は、なぜ大柴喜一を「喜一」と呼び捨てにするのか─
→https://t.co/ujpJLylp7p pic.twitter.com/v4PYe1mrgK
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) 2017年3月17日
DAYS外伝 1巻 感想まとめ
こうやって続けて読むと、君下も臼井も頭が良くて冷静沈着な面があり、お互いキャプテンをやるタイプということは同じなんだけど・・・
サッカーに対する思いが熱すぎる君下に対して、サッカーを含む何事にも熱くなれなかったのが臼井という、大きな違いがあることがわかります。ただ、同じこともあるんですよ。
それは君下も臼井も、自分を圧巻させるライバルが同じチーム・同学年にいたということ。そして、そのライバルと切磋琢磨しながら、強くなっていったわけですね。
こういうのは、この外伝のように掘り下げてもらわないと本編ではなかなか読み取れないので、めっちゃ面白いです。
外伝2も読みましょう~~~\(^o^)/
以上、「DAYS外伝 1巻のあらすじ・感想ネタバレ!君下家の親子愛に感動」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。