フルーツバスケット(アニメ)7話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)はとりの過去

フルーツバスケット7話のあらすじや感想、動画の配信情報などをまとめています。
第7話「春になりますね」
前回6話は、文化祭が始まり、学校にははとりと紅葉が訪れます。そして、うっかり草摩家に居候していることが花島と魚谷にバレてしまい、ふたりがお宅訪問することに…
今回の第7話は、はとりに呼び出された透が本家に行くお話です。
では、ここから「フルーツバスケット(アニメ)7話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)はとりの過去」についてまとめます。
目次
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フルーツバスケット(アニメ)7話 あらすじ
TVアニメ「#フルーツバスケット」第7話先行場面カット公開💫
【放送情報】
●TV東京 5/17 深夜1:23~
●テレビ大阪 5/17 深夜2:10~
●テレビ愛知 5/17 深夜2:05~
●AT-X 5/18 夜9:00~
(長崎文化放送は明日5/16 深夜1:55~ 第5話放送です)はとりの過去の一部が明らかに…!!
是非ご覧ください✨ pic.twitter.com/XvjAxx87oA— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) 2019年5月15日
はとりに呼び出された透は、由希や夾には黙って草摩一族本家に行きます。
紅葉の案内で屋敷の中に入った透は、はとりから紫呉の家から出たほうがいいと言われるのです。
それは、草摩一族が呪われているからであり、慊人に利用される前に出ていった方がいいからということでした。
はとりがそんな事を言うのは、悲しい自分の過去があるからで…
フルーツバスケット(アニメ)7話 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
この内容は、2巻の10話と12話のお話です。
今回のお話は、はとりの悲しい過去の恋のお話です。
基本的に原作コミック通り描かれていますが、時系列を変えているために後半は色々な違いがありますね。そのため、原作との違いを中心にまとめてみます!
ざっくりまとめてしまうと、恋人と結婚したかったんだけど、慊人が怒ったことではとりは片目を怪我してしまい、結果的にそのことに責任を感じてしまった彼女が心を病んでしまったことから記憶を消したというお話。
そして、はとりという人物が、草摩一族の中でも重い仕事を担っているということや、慊人という存在は危険だということがわかるストーリーですね。
まず、透は由希や夾たちに内緒で本家を訪れるんだけど、アニメで見る草摩家はめっちゃ広い!!
平安京かよ!!国かよ!っていうような建物と広さで透も目を回していたけど、こんなに?とびっくりでした。原作コミックでは、全体像が描かれていることもなかったし、この描写はすごく良かったですね。
ただ広いっていうだけではなくて、草摩一族の歴史や重みを感じさせてくれます。呪いの重さもね。
透が紅葉から、草摩一族の「中(本家)」「外(分家)」などの説明をしてもらった後、はとりは透に紫呉の家を出たほうがいいと勧めます。草摩一族は呪われている、いつか後悔することになる…そして慊人に利用されるからと…
そして、はとりが席をはずすと、紅葉がはとりと恋人の辛い過去のことを話すシーンになりますが、ここもアニメの描写がすごく良かった!!
結婚を反対して取り乱して暴れる慊人に、ケガをさせられたはとり。
原作では、ここまで慊人が暴れて怒っている描写はありませんから、あの慊人のすごい顔の表情や血だらけになったはとりと、駆け寄る恋人の様子は、よりリアルさを感じさせてくれます。
その後、はとりは自分を攻め続けて心の病んでしまった恋人を見ていられず、慊人に言われたのもあって自ら彼女の記憶を消しましたが、慊人を恨むようなことはありませんでした。
その話を聞いた透は泣いてしまって、紅葉は焦ります。
でも、この涙はただ悲しいとかの涙ではなくて、こんなに優しい人達に出会えて良かったという涙でした。透らしいですね。
TVアニメ「#フルーツバスケット」🐰
AT-Xにてこの後夜9:00~第7話放送です!!💫
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原作コミックとの違い
ここからは、色々と漫画とアニメで違いがありました。10話と12話をミックスして1日の出来事にしているからでしょう。
ざっくりまとめるとこんな感じ。
- 紅葉が思いつめた表情で自分と会えて嬉しいか聞いてくる
→原作では普通に聞いている - 透ははとりに外門まで送ってもらう
→原作では紫呉と一緒に家まで帰る - 途中ではとりがタツノオトシゴに変身してしまう
→原作ではこの日に変身はしない - はとりが透を外門まで送り終えたら紫呉と再度出会う
→原作では最初から一緒に帰宅 - 慊人が乗った車が通る
→原作では紫呉と帰宅しようとする時に窓から透を見ていた
まず1つ目の違いから。
透が泣いてしまった時に、紅葉が自分と出会えてどうだったのか聞いてきます。
ボクは…?
ボクとあえて嬉しい?
原作コミックでは、いつもの紅葉らしく、普通に聞いているんですよね。ところが、アニメでは下を向いたままでちょっと思いつめている感じがありました。
ここはキーポイントですね!!
後々号泣レベルの紅葉の過去のお話が出てくると思うのですが、紅葉もまたはとりと少し似ている経験があるので、透の「出会えて良かった」「後悔などしない」という言葉は、すごく嬉しいことなのです。
さらにカットされていましたが、紅葉はここでこんなセリフも言っています。
トールはムッティ(ママ)みたいで安心するっ
紅葉は透と初対面の時も突然キスしたり、文化祭で自分から抱きついたりしていましたが、透の母性みたいなものに惹かれているのかもしれません。
これも、後々出てくる号泣レベルの話に関連しているかと…
次に2つ目と3つ目の違い。
紫呉が登場して一通り話をしたあとに透は帰宅するわけですが、アニメでははとりが外門まで送って途中で変身してしまうのに対し、原作ではそのまま普通に紫呉が一緒に帰ってはとりの変身シーンはここではありません。
漫画では、10話で透が本家を訪れてはとりの話を聞き、11話で別の年末の過ごし方の話が入り、12話で年が明けてから透とバッタリ会ったはとりが過去の恋人を思い出す話へと続くんです。時系列が違うんですね。
つまり原作漫画では、次回のストーリーのあとで、はとりが透に変身後の姿を見せてしまったり、今回のタイトルである「春になりますね」の意味が描かれているんです。
ところがアニメでは、お正月の準備をする年末の今に、漫画の10話と12話の出来事をミックスして入れているため、はとりが透を送ってくれるという設定になっています。はとりと二人きりで行動しないと変身する流れになりませんからね。
原作では年明けにバッタリはとりと会って、雪ですべってささえてくれようとしたはとりが変身してしまうところを、本家から帰宅途中に階段から落ちそうになって助けられた結果変身してしまった…ということになっています。
目の前でタツノオトシゴになってしまったはとりを見た透は、海水か水なのかと慌ててしまって、洋服とはとりを抱きかかえながら走りだします。
この時に、はとりの過去の恋人もまた透と同じ反応をしていたことから、はとりが彼女とのことを思い出す回想シーンへ進みますね。これのは漫画もアニメも同じ。
そして、雪が溶けたら「春になる」と言った、まるではとりにとって「春」のようだった恋人・佳菜と同じように、透もまた雪が溶けたら「春になりますね」と答えるというのも漫画とアニメも同じであり、今回のタイトルになっている理由です。
今はどんなに寒くても
春はまたやってくる
かならず不思議ですね…
このように、透のセリフがはとりの心を癒やすわけです。
4つ目は、違いというよりも、アニメの流れにきた話を漫画に合わせるために変わっているという感じなのですが…
外門に到着した時に、また紫呉と出会うんですよ。タツノオトシゴに変身しちゃった時間で紫呉の用事が終わっちゃったということですね。
そして、漫画と同じように透は紫呉と帰宅することになります。
そして最後の5つ目。
慊人を乗せた車が通過し、透は慊人を初めて見ます。
原作では、本家を出る時に慊人が窓から透のことを冷めた目で見ていたので、ちょっと受ける印象が違いますね。原作では自ら慊人が見ていたのに、アニメでは偶然通り過ぎたという流れですから。
ただ、しっかり重要ポイントは、カットせずに見せ方を変えて入れ込んでくるな~と思いました。
あとは、帰宅するとこたつで由希と夾が寝ていたというシーンで終了です。
切ないはとりの過去
TVアニメ「#フルーツバスケット」🌟
このあと深夜1:23~TV東京にて第7話放送開始!!🐶✨
是非ご覧ください♪#フルバ pic.twitter.com/EEQ1tLDlvT
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) 2019年5月17日
このストーリーは、はとりのことがすごくわかる内容で、色々と考えさせられますね。
原作コミック2巻の感想にも書いているんですけど、はとりって自分だけのことではなく色々と背負っているからこそ、つらい立場のように思えるんです。
もちろん、自分が愛した大切な人の記憶を消すのも辛いし、由希の友達の記憶など他の十二支の記憶も消すということは、相当な覚悟がいるはず。結局は、実行しているのは自分ですからね。色々な思いもあるでしょう。
そんな彼が、今もなお彼女の写真を飾っているんですよ!!!(泣)
そしてその彼女は、はとりに片思いをしていたつもりになっていて、結婚して幸せになるとか…泣ける!!
そうでなくとも、異性に抱きつかれたりするだけで変身するというリスクがあって、普通の生活がし辛いわけですよ。そんな状況でありながらも理解してくれた人がいて、自分も相手のことを好きだというのって、もう奇跡的な出会いでしょう?
それが、なぜはとり一人がずっと記憶を持ったままでいなくてはならないのか…
しかも、これが草摩一族すべてに関わる悩みではないですからね。
はとりの恋人だって草摩一族だけど、十二支の秘密は知りませんでしたから。
はとりがとても優しい人だとわかるから余計に、切なく感じるお話でした。
次回もよろしくお願い致します🍙✨ pic.twitter.com/yEgReHOZAo
— 高屋奈月 (@n_takaya77) 2019年5月20日
フルーツバスケット(アニメ)7話 感想まとめ
今回は、はとりのセリフが多かったですが、喋り方の問題かな…なんだか違うというか違和感。
声優の興津和幸さんは好きですけど、風が強く吹いているのユキの時のような普通の話し方だったら良かったのにって思っちゃいました。
次回「行ってらっしゃい」
お正月に草摩家に帰るか帰らないかというお話でしょう!
あらすじ・感想の各話一覧
フルーツバスケットの動画配信情報~あらすじ・感想まとめ(ネタバレ注意)
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以上、「フルーツバスケット(アニメ)7話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)はとりの過去」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。