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ゴールデンカムイ 15巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)月島軍曹の過去

 
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見た目はただの太っちょおばさん。だけど心は少女の50代オタク主婦です。アニメと漫画とゲームと猫が大好き!
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漫画ゴールデンカムイ15巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)をご紹介いたします。

まずは前回14巻までの復習から。

網走監獄に第七師団も乗り込んできて、門倉が囚人も全員解放してしまったことから大混乱!

そのスキに逃げ出した杉元と白石でしたが、先に脱出していた白石はアシㇼパを探して杉元の伝言を伝えます。あとからキロランケに助けてもらって脱出した杉元は、二階堂と戦ったあとに今度は本物ののっぺら坊と出会います。

本物ののっぺら坊の正体はアシㇼパの父でした。
ふたりが話している様子を遠くから見ているアシㇼパとインカㇻマッ。

その時、のっぺら坊と杉元が撃たれてしまいます。

ではここから「ゴールデンカムイ 15巻のあらすじ・感想ネタバレ!月島軍曹の過去」についてまとめます。

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ゴールデンカムイ15巻のあらすじ

第141話:樺太アイヌ
第142話:在留ロシア人の村
第143話:スチェンカ
第144話:激突!壁デスマッチ
第145話:ミスター制御不能
第146話:ロシア式蒸し風呂バーニャ
第147話:トドを殺すな
第148話:ルーツ
第149話:いご草
第150話:遺骨

南樺太の玄関口である大泊でアシㇼパの目撃情報を得て、その後樺太アイヌの女の子・エノノカに出会った杉元たち。

北海道では見ることのなかった新たな動物・クズリに襲われ、危機一髪というところでエノノカのヘンケ(お爺ちゃん)に助けられます。

エノノケが祖父とふたりで暮らしている家に行き、杉元はアシㇼパの情報を聞き出します。それはまさにアシㇼパ本人だとわかるものでした。

杉元たちは彼女の情報を元に、北へ向かおうとするのですが・・・
鯉登少尉の要望で、エノノカのお爺さんを雇って犬ぞりで移動します。

そして着いたのは在留ロシア人の村。
キロランケたちが、この村のことを聞いていたそうだからです。

酒場で話を聞いている間に、エノノカたちの犬が盗られてしまいます。酒場の主人は、返してほしければ殴り合いをする賭け事・スチェンカに参加しろと要求。そして、そのスチェンカに参加している男の中に、キロランケが探していたらしき刺青の男が来るかもしれないと言うのです。

強い男としか戦わずに姿を見せないという日本人の刺青の男を引っ張り出すため、スチェンカに参加することに・・・

ゴールデンカムイ15巻の感想ネタバレ

(ここからネタバレにご注意ください)

この巻は、途中までちょっとお笑い系というか、笑いを誘うシーンが多いような気がします。

樺太に到着して、アシㇼパがたしかにココに来たと実感できるような目撃情報を得た杉元たちは、樺太アイヌの女の子・エノノカの情報を元に在留ロシア人の村でスチェンカに参加することになります。

流れ的には普通にアシㇼパの後を追っているという設定なので、別におかしくも何もないのだけど、ところどころにお笑いモードが入ってくるんですね。今まで緊張しまくりでハラハラ・ドキドキが続いていたからよけいにそう思うのかもしれませんが・・・

一番の原因は鯉登少尉でしょう(笑)
あの人はいつも笑えるので。

他にも、ロシア人を殴ったのは杉元だから彼だけが出ればいいと言われているのに、ちょっとバカにされたことでムキになって全員出場するとか、クズリに追いかけられて逃げ込んだ建物がロシア風サウナで、毎度のことながらまた裸で戦うことになったり・・・

杉元は頭が沸騰してしまって我を忘れて暴れまくるんだけど、最後は氷の中に落ちて寒くて正気に戻ります。最初の方でも白石と川に落ちましたが、こういうパターン多いですよね(笑)

刺青の男は、岩息舞治(がんぞくまいはる)という囚人でした。なんだかんだ言いながら、刺青を写して逃してあげると言うのだから、月島軍曹や鯉登少尉もいい人です。

そして、合間に二階堂の話が出てくるのも、お笑いモードが多いと思ってしまう理由のひとつでしょう。

この二階堂って、どれだけしぶといんだか・・・
たださすがに今回は、やつれた顔をしているけど・・・やっぱり子供みたい。
よく彼のわがままを鶴見中尉は聞いているよね~~なんて思ったりしますけど、結局鶴見中尉が部下は大切にしているってことでしょう。

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そして今回のこの巻で注目すべきは、月島軍曹でしょう。
ロシア語を使いこなして一番役立っている月島軍曹ですが、これには理由がありました。それが後半に描かれています。

明治29年、まだ鶴見中尉が頭のケガもしていない頃のお話。
月島軍曹は、死刑囚として陸軍監獄に入れられていました。
それは、自分の実の父親を殺してしまったから。

どうしようもない父親のせいで、子供の頃から人殺しの息子だと言われて苦労ばかりしていた月島軍曹。そんな彼にも、戦争から帰ってきたら駆け落ちしようと約束した女性がいました。

ところが、帰ってみると自分は戦死したことになっていて、それが原因でその女性・いご草ちゃん(鶴見中尉曰くえご草ちゃん)は自殺してしまい、戦死したという嘘を流した父親を怒って殺してしまった…

そんな彼を部下として手元に置きたい鶴見中尉が色々と工作して彼のことを無罪放免にさせるんだけど・・・

鶴見中尉は、まずいご草ちゃんは生きていると言っています。
彼女が見初められて縁談話が持ち上がり、月島のことを待っているいご草ちゃんを嫁に行かせるためにと、家族が月島の父に死んだと嘘をつかせて嫁に行かせた・・・そして、いご草ちゃんが自殺したことにしておけば、月島が奪い返しに行くことはないだろうということでした。

事実を知った月島軍曹は、彼女が幸せだったならといいと言って、彼女の髪の毛を受け取り・・・そして鶴見中尉は、月島にロシア語を死んだ気になって勉強しろと言って、後々無罪釈放させています。

ところが9年後、佐渡の生まれだという怪しい男が、この事件のことを話してくるわけです。そしてその男は、いご草ちゃんは死んた父親の家の下で遺体で見つかっていたと言います。

さらにさらに、その時に頭を吹き飛ばされる大怪我をした鶴見中尉は、また真相らしきことを言うわけですよ。月島を釈放するためには、殺されても当然っていう父親像が足りないと思い、島民の前で遺骨を掘り出す工作をしたのだと・・・

え~~~
混乱する~~~ってことで、結局いご草ちゃんは本当は生きてるの?死んでるの?というのが疑問なわけです。

ハッキリ言えば、この真相はわかりません。
描かれていませんから。

ただわかるのは、描写によって佐渡の男は鶴見中尉とグルだということ。

そこで私はこうだと思うだけどな~~という勝手な考察をまとめておきます。

いご草ちゃんは生きているのか死んでいるのか

しつこいようですが、これは私の勝手な意見ですからね(笑)

私は生きて普通に嫁に行っていて、月島に髪の毛を渡した時の話は本当ではないかと思っています。

そして、佐渡の男が出てきて話したこと以降は、嘘ではないかと思っています。

あの男とグルだっていうのは描写でわかるわけですが、本当に佐渡の男かどうかなんてわかりません。月島は相手のことを知りませんでしたし、もう家族がいるわけでもない殺人を犯した故郷へ二度と帰ることはないでしょうから、真実を確認することはできないはず。

そんなことも鶴見中尉は想定済みで、あの鶴見中尉との目配せなどの様子から、月島軍曹の覚悟を見極めるために仕掛けた工作だったのではないかと想像できますよね。

それに、家の下に死体を埋めとくとか、部下ひとりを保釈するために佐渡まで行ってするかな~?
私はそこまでやる必要はなかったと考えています。

一度月島の話を聞いた後に行っているようですが、それは自ら事実を知るために行ったのであり、事実がどうだったのか知ってしまえば、あの口八丁な鶴見中尉ですからね・・・そんな面倒なことをしなくたって、いくらでも話を作れちゃうと思うんですよ。

網走監獄への襲撃した時も、中央にはバッタを利用して説明するって言ってましたからね。しかも、筋書きもしっかり考えてました。

そしてその時に、こんなことも言っています。

中央なんぞにはいつだって事後報告で充分だ

もちろん、月島との事件の方が時系列で先ではありますが、後々こういうことを言うというのは、この事件でそうだったか・もともとそのような考えを持っていたということでは?

となれば、たったひとりの死刑囚の部下を助けるために、佐渡まで行って遺体を掘り出す工作なんてしなかったのだと思いませんか?
そんなことをしなくても、いくらでも中央をごまかせるかと・・・

当時ロシア語ができるというだけでも、鶴見中尉なら釈放させるためには充分使えるいいネタだったはずです。だからこそ、死ぬ気でロシア語を勉強させたのではないかと思います。

そして9年後にあの佐渡の男が現れて、いご草ちゃん死んだ説をかまして月島を怒らせることになったわけですが・・・

これは、今後アイヌのことで大きな仕事をしようとしている鶴見中尉が、自分に嘘をついていたことを知った状態でも、自分に対して忠実でいるのかどうかを試したのだと思っています。あんな時でありながら、口元がニヤリってしてましたから怖い男。

運ばれている時に、月島の安否をすごく気にしたのも、やっと信じることのできる部下だと確信したのに、死んでもらっては困るからじゃないかな~~。自分の頭が吹っ飛ぶほどの大怪我をしてしまったわけですが、結果的に鶴見中尉は忠実な部下を手に入れることができました。

それほどまでして、鶴見中尉は、月島軍曹を第七師団に入れて手元に置きたかったのだと思います。

鶴見中尉がここまで月島軍曹にこだわったのは、鶴見中尉が人を見る目があるのはもちろん、月島軍曹の生まれ育った環境もあるでしょう。小さい頃から甘やかされることなく苦労をしていますから、打たれ強く甘えません。そして、父親を殺したことでもう帰れる故郷もありませんから、彼には守るものがなくて命を捧げることができます。

鶴見中尉はこんなことを言っています。

覚悟を持った人間が私には必要だ
身の毛もよだつ汚れ仕事をやり遂げる覚悟だ

信頼できるのはお前だけだ月島
私を疑っていたにも拘わらず
お前は命がけで守ってくれた

実際に、このお話が始まった頃からずっと、鶴見中尉の周りで一番頼りになるのは月島軍曹です。忠実でいる部下は二階堂や鯉登少尉など他にもいるけれど、覚悟があって仕事もできるかというと・・・何らかの問題ありですね。

尾形も谷垣も鶴見中尉と過去の話をしていて、それぞれが覚悟を持った人間ではあったと思うんだけど・・・忠実でいることはできませんでした。

今回、月島軍曹がかなりクローズアップされていた巻でしたが、やっぱり彼はすごい!!
カッコいいです。

ゴールデンカムイ15巻の感想ネタバレまとめ

今までどちらかと言うと脇役っぽかった月島が、巻が進むにつれてどんどん目立つようになってきて・・・

そしてとうとうメインのような扱いがされた巻でした。
これからも彼の活躍に注目ですね。

以上、「ゴールデンカムイ 15巻のあらすじ・感想ネタバレ!月島軍曹の過去」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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