MIX(漫画) 5巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)投馬と春夏は幼なじみ!?

MIX(漫画)5巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
前回の第4巻では、立花兄弟が、強豪校・東秀高校と練習試合で、超高校級エースの三田浩樹と戦いました。
この5巻では、まず勝負の結果が決まるところから始まります。
ここから「MIX(漫画) 5巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)投馬と春夏は幼なじみ!?」についてまとめます。
MIX(漫画)5巻 あらすじ
第22話:おはよう
第23話:ただの散歩
第24話:幼なじみはそうでなきゃ
第25話:投げてみろ
立花兄弟バッテリーの初陣!
強豪校・東秀高校との試合は、ピッチャーが投馬に変わってからは点数を取られることもなく素晴らしいピッチングでした。
しかし投馬の実力を認めた東秀高校のエース・三田浩樹は、完全試合(パーフェクト)を目指します。妹の三田亜里沙は野球に興味がないため、それぐらいわかりやすい記録じゃないと驚いてくれないから…
そして、三田は宣言通りに完全試合を達成してしまった!!
試合に負けてしまった明青学園でしたが、この試合以降投馬の人気も急上昇!
ポストに色々投げ込まれるようになりました。
そんなある日、投馬は同じクラスの大山春夏からだと思われる1通のファンレターを受け取ります。
散歩につき合ってもらませんか?
断ることができず、散歩につき合うことになった投馬ですが…
MIX(漫画)5巻 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
明日夕方5時30分は「#MIX」⚾️📣
春夏から投馬へ手紙が💌⁉️
テスト✏️が終わったら散歩🐾に付き合ってほしいって…二人は一体どこにいくの⁉️😳第10話「ただの散歩」の予告はこちらからhttps://t.co/6IqepL8cGN#毎週土曜夕方5時30分#青春恋愛ときどき野球 pic.twitter.com/zaOi8uux0W
— 【公式】TVアニメ「MIX」 (@mix_ytvanime) 2019年6月7日
この巻は、今後色々と関係してくる人たちの人物像がよくわかるようなお話になっています。春夏と投馬の子供時代のことから、春夏の母親が登場したことで大山家の家族事情などもわかるんです。
まず出だしは、前巻から続いていた東秀高校との試合のシーン。
とうとう勝負の決着がつきました。
三田浩樹は、やっぱり最後までいい人だったんだけど、兄としての威厳ってどうなの?
というか、亜里沙が我がままなんですね。
三田は、投馬の実力をしっかり認め、それでもなお野球オンチの妹にわからせようと完全試合を達成したというのに、亜里沙はさっさと赤井のサッカーの試合を応援しに行ったというのだから、お気の毒に…
それでもきっと怒れないんでしょうね。
甘すぎる(笑)
試合に負けてしまった立花バッテリーとしては、いい勉強をさせてもらったという感じでしょうか。あれだけの力の差があるチームとの戦いで、投馬の投球が通用するということがわかっただけでも成果があったということですね。
そして、この試合からあからさまに投馬を応援する女子たちが増えてくるわけだけど…
中盤からは、投馬と大山春夏の話になっていきます。
春夏がファンレターのように手紙をポストに入れてきて、一緒に散歩に行くことになるというストーリー。
そこまでに、立花家に多くの人たちが集まっている様子が描かれていたので、この作品の恋愛面での人物相関図がわかるようでした。勢揃いって感じですね。
音美目当ての駒耕作・夏野一番・西村拓味、春夏目当てでライバル・走一郎に牽制してくる南郷四郎。
追っかけられている春夏と音美はまったく自覚がないというか、もう慣れちゃってるというか、彼らを恋愛対象に見ることは今の所ありません。
そして春夏に誘われた投馬も、この男達の様子を見ていて、とても散歩に誘われたなどと話せる状態ではないと思っていますね。面倒ごとに巻き込まれそうだし。
だから翌日、春夏の誘いを断ろうとは思っていたんですよ。
それでも断りづらい方法で誘っていた春夏の策略にひっかかったというか…あっさりOKすることになっちゃいます。
OKしてからも、迷ってしまう投馬でしたが…
結局、先に春夏から連絡をもらってしまったために、あれこれ言い訳を考えながら一緒にお散歩に行ったわけです。
こういうところで性格出ますね~。
投馬って、お人好しというか優しいんですよ。ぐいぐい引っ張っていくタイプではありません。
それに対して春夏はすごい行動派で、ぐいぐい引っ張っていくタイプ。
どこに行くのかろくに説明することもなく、散歩だと言いながら遠くまで投馬を連れ回します。誘った時の行動も考えると策略家でもありますよね。
結局投馬は振り回されっぱなしだったわけですが、このお散歩がきっかけで、ふたりが3歳の頃に会っていたことがわかるんだけど、それは立花家にいた走一郎たちも同じ頃大山監督から聞かされていました。
その後、バスがないために帰る手段をなくした春夏と投馬は、やっと通りかかった勢南高校のバスに拾われます。この時に、ふたりのことを幼なじみだと聞いた西村勇監督が言ったセリフも、意味深…
伝統だな、
明青学園の…
これって、タッチの上杉達也と浅倉南のことですね。
う~~~ん…
これって色々考えちゃいません?
タッチの上杉達也と投馬ってタイプがとっても似ていると思ったり…
春夏と浅倉南は性格は違うと思うんだけど、新体操部のエースなど似ているところは多いと思ったり…
でも、走一郎が春夏のことを好きだと知っている投馬が、春夏のことを好きになるのか?というとどうだろう…
女子ひとりならタッチと似たような展開もありかも?とか考えるんだけど、この作品には音美がいますからね。音美が血のつながっている走一郎以上に投馬のことを気にして面倒見ていることも考えると、投馬の恋の行方はまだまだ想像ができません。
それがまた面白い!!
後半近くなってくると、春夏の母親が登場します。
春夏の母親は、もう強くて笑えた!!
刃物を持った強盗をひとりでボコボコにしてましたからね。
春夏の強いところは、きっと母親似なのでしょう。
大山監督は、さんざん投馬の父にお金を借りたりしていたけど、実は意外と男らしいことを考えたりもするんだ!ってちょっと見直しました。
あとは、パンチが元気をなくして病院につれていくお話などもあるんだけど、これって散歩の話と連動して、走一郎と音美の実父・澤井圭一のストーリーに向けてのシーンなのかと…
今回の春夏と投馬のお散歩は、ふたりが小さい頃に出会ったことがあったからこそ実現したお散歩です。投馬は覚えていなかったけれど、春夏は覚えていたから。
ふたりが出会ったのは投馬の母のお葬式の時で、泣くわけでもなくふざけていた投馬の顔にソーダをかけて泣かせたのが春夏だったとのこと。
それに対して音美は、父親がかわいがってくれたことも亡くなった時のことも全く覚えていません。だから、パンチが鳴かなくて元気がない時に、パンチが死んじゃったらどうしようって不安なうえに、投馬のソーダ事件も含めて色々考えちゃったんでしょう。
投馬に、自分も父親が亡くなった時に泣けなかったと思うと話したりしています。
これらのシーンから、お散歩のお話し以降は、みな澤井圭一の話につながる展開なんだな~って思いました。
そのせいなのかどうなのか…
この巻の最後は、部屋に飾られている澤井圭一の写真が描かれて終わっています。
MIX(漫画)5巻 感想ネタバレまとめ
ほのぼの笑わせながら、さりげない日常シーンが多い巻でした。
個人的にはやっぱり野球漫画なので、試合シーンが好きなんだけど、それぞれのキャラのことが色々わかって面白かった!
最後に澤井圭一の写真で終わっているように、次は彼のことが色々と描かれてくるはず!
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以上、「MIX(漫画) 5巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)投馬と春夏は幼なじみ!?」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。