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ピアノの森(漫画)24巻の感想ネタバレ!カイの素晴らしい世界デビュー

 
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見た目はただの太っちょおばさん。だけど心は少女の50代オタク主婦です。アニメと漫画とゲームと猫が大好き!
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漫画ピアノの森 第24巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。

前回の第23巻では、ショパン・コンクール、ファイナル最終日の演奏がスタートし、パン・ウェイの演奏を中心に描かれていました。そして最後はカイの演奏もスタートしたのだけど、照明が落ちるというアクシデントが発生したところで終了。

この24巻では、そんなアクシデントにこれっぽっちも影響されないカイの素晴らしい演奏の様子が描かれています。

では、ここから「ピアノの森(漫画)24巻の感想ネタバレ!カイの素晴らしい世界デビュー」についてまとめます。

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ピアノの森(漫画) 24巻 あらすじ

ピアノの森 24巻

ピアノの森 24巻

ピアノの森 24巻

[著]一色まこと

第216話:暗闇の中で
第217話:私が生きる意味
第218話:自分を信じること
第219話:森のファンタジー
第220話:自由
第221話:一緒に
第222話:阿字野
第223話:番狂わせ

ショパン・コンクールのファイナル最終日。
カイの最後の演奏が始まり、第一楽章の途中で照明が消えてしまうというアクシデントが発生してしまいます。

会場中が驚いて動揺する中、それを静めたのはカイのピアノでした。
カイ本人はまるで動揺することもなく、それはまさに森が育てたカイのピアノの音。

暗闇の中で美しく響くカイのピアノの音色は、オーケストラと聴いている観客の気持ちもあの森のピアノへと導くようで…

まるで最初から演出だったように思えるほど、誰もがカイのピアノに集中するのでした。

ピアノの森(漫画) 24巻 感想(ネタバレ注意)

(ここからはネタバレOKの方のみご覧ください)

前巻が、照明が落ちたってところで終わったので、この巻では誰もが驚き会場がザワザワするシーンから始まります。

オーケストラはさすがプロですね。
一瞬乱れてしまったものの、すぐに気持ちを抑えて冷静に演奏しようとします。
しかし、最もすごかったのは1ミリも音色に揺れがないカイのピアノの音。

カイの実力をわかっているパン・ウェイは、この突然の闇を最大の演出に変えたと言っていましたが、まさにカイはそのつもりではなくても、そうなってしまいます。

カイからすれば、照明が落ちるとかどうでもいいんですよね。
生まれてから阿字野のもとで弾くようになるまでは、ずっと環境の悪いところでピアノを弾いてきたんだから。

カイのピアノは、まるで満点の星の下で聴いているみたい!

第1楽章が終わっても、非常灯だけがボンヤリ照らす暗闇の中で、カイはそのまま演奏を続けます。

そして今度は、会場を森の中へ連れて行く!

ここまでは、暗闇で素晴らしい演奏をしているカイについての描写が続いていました。
聴いている人が感動したり涙をこぼしたり、審査員たちが心を惹かれたり…

この暗闇というのが白黒の漫画にはピッタリだから、カイの演奏が真っ暗な中から聴こえてきて、そのうち少し目が慣れてきて…みたいな空気感も感じることができます。

そしてここからは、カイの演奏を聴いている阿字野や玲子が過去を振り返るシーンが始まりますね。

師匠としてずっと一緒にがんばってきた阿字野は、カイの成長がかけがいのないものだったと思うんですよ。

もしかしたら
子を持つ親というものは
やはりこんな風に…
愛おしく思うものなのだろうか?

そしてカイの母親である玲子は、阿字野に感謝しながらカイのピアノを聴き、阿字野を喜ばせるたった一つのことについて話したカイの言葉を思い出します。

阿字野必死なんだぜ
俺を一人前のピアニストにするために!
だったら…

だったら俺は
そうなるしかないじゃないか!

玲子にとっては、初めて聴くカイのファイナルの演奏は、まるで夢のようでしょうね。
託した息子が世界の人に向けて素晴らしいピアノを弾き、難しいけれど阿字野に喜んでもらうのだと言っていた息子が、一人前のピアニストになった瞬間を観ているんですからね。

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ここからは、涙必須って感じですよ。
カイがピアノを弾きながら過去を思い出すシーンが入ってきます。

小学生のカイが、森の端の住民に殴られたり蹴られたりしながらも、指を必死で守って自分のための時間を作るためにめいっぱい働いたこと。

カイの権利を勝ち取るために、何度も阿字野が森の端に足を運んで説得したこと。

さらに教科書や図書館の本を破られては再度用意しなおし、中学校では土下座してまでカイの面接をしてもらうように頼み込み…

そして、自分を信じろ・私を信じろと言う阿字野。

そんな阿字野の気持ちや想いも受けてコツコツ他の人以上の努力をしながら、カイは結果を出しながら自分への自信とつなげていったわけです。

顔半分をボコボコに殴られていた中学生のカイが、阿字野のとなりで下を向くな・堂々としろと言われたシーンのあと、小学生のカイが阿字野の袖を掴んでギュッと手をつないでもらうシーンは、毎回涙出ちゃうんですよね。

もう親子でしょう、これは。
普通そこまで他人のためにできるピアノの先生なんていませんからね。

これだけお互いを信じて信頼して一緒にがんばってきた想いをピアノに込めて弾いているカイの音は、それは素晴らしい。しかし、このあととうとう彼は森のピアノからも巣立っていきます。

今いる森の中からショパンの広い広い平地へと向い、大きな空を見ながら森から抜け出していく!

カイのピアノの音が変わり、阿字野でも初めて聴く音が会場中に響き渡るんですよ。音楽のスケールがさらに大きくなって。

そして、本当にカイは、会場の外へと音を飛ばすんですよ。

自由だ!!

このセリフは見開きで2回描写されているんだけど、これほど彼にとって深い意味がある言葉ってある!?って思いませんか?

最高ですね。
彼がずっと欲しかった自由という環境だけではなく、ピアノの音色までのすべてにおいて「自由」を得たカイ。

そして最後は…
自分と関わった全ての人達に感謝して、本当なら最後はオケだけになるところも一緒にピアノを弾き、最高の終わり方をしたのです。

終わった瞬間、カイはやりきった顔で指揮者と顔を合わせて抱き合うんだけど、それはもう感動しますね。感動って言葉じゃ物足りないぐらい。

これは、カイが世界デビューを果たしたことを多くの人に認められ、阿字野との約束が果たされた瞬間ですから。

自分でもやれたって思ったカイは、阿字野のことを思いながら出てきて、数多くの取材陣の後ろに阿字野を見つけると抱きつくんですよ。

私が特に好きなのはその次のシーンで、インタビューを受ける時にも阿字野が隣にいるというシーン。それは、カイが阿字野の上着をこっそり掴んで離さないから。

不安な時に服を掴んだりするというのは、ここまで数回思い出で描かれていますからね…
ここまでやりきってもまだ阿字野とは離れたくないという気持ちを表しているからとても好き。

そして、会場中の興奮が冷めやらない中、レフの演奏が始まるところでこの巻は終了です。

ピアノの森(漫画) 24巻 感想ネタバレまとめ

漫画という媒体で、描くことができない色や音をここまで表現するかってぐらいうまく描いていて、それはそれは感動する巻でした。

それに、このピアノの森という作品の今までがギュッと凝縮されている感じがするんですよ。
今までカイと何らかのことで接点のあった人達がみんな応援していたり、辛く厳しい過去が描かれて、今この場でピアノを弾くためにどれだけがんばってきたのかということもよくわかります。

そして、カイを本気で心配して見守ってきた母と、その親子をすっぽり包んでくれるように支えてくれた阿字野。

結果もすごく気になるところだけど、この巻は特に重要な巻ですね。

あらすじ・感想の各巻一覧はこちらから
ピアノの森あらすじ・感想ネタバレまとめ!ココがすごい!総集編

↓次の第25巻の感想はこちら

以上、「ピアノの森(漫画)24巻の感想ネタバレ!カイの素晴らしい世界デビュー」でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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