ラディアン(アニメ)17話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)ハーメリーヌとの決着

ラディアン17話のあらすじや感想、動画の配信情報などをまとめています。
ラディアン第17話「いま風の音を止めて」
まずは、前回16話の復習から。
コンラッドをやっと倒したセトは、赤ちゃんになっていたドクを見つけてメリと合流します。そして、グリムもそばにいることがわかったため、ドクとミスター・ボブリーを置いて、ハーメリーヌ&ネメシスと戦います。
しかし、数多いネメシスに攻撃されて吹き飛ばされたセトは意識を失って・・・目を覚ますと、そこにはピオドンと名乗る男がいました。
では、ここから「ラディアン(アニメ)17話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)ハーメリーヌとの決着」についてまとめます。
動画・見逃し配信情報(無料体験可)
まずは、「ラディアン」を視聴できるVODをご紹介します。
タイトル下に掲載の最新更新日時点での情報です。
配信有無・見放題・レンタルなどの最新情報は、各公式サイトにてご確認ください。
動画配信サービスランキング&詳細はこちら
ラディアン(アニメ) 17話 あらすじ
#ラディアン 第17話「いま風の音を止めて」
Eテレ あす26(土)午後5:35から放送!ネタバレになってしまうので多くは語りませんが、
第17話はとにかくハーメリーヌ、ハーメリーヌ、、、ハーメリーヌゥゥゥーーー!!!
な回です。ご期待ください! pic.twitter.com/Bdi1HvdO8S
— NHKアニメ (@nhk_animeworld) 2019年1月25日
ついにハーメリーヌと戦うことになったセト。
ハーメリーヌは、街の住民を助ける価値はないと思っているし、異端審問官をのさばらせるための養分になっているんだと言います。
セトはみんなを守ろうとするために戦い、ハーメリーヌにも自分の思いを強く訴えるのですが・・・彼女の言葉によって、自分が今まで受けきた迫害や差別を思い出して共感してしまいます。
しかしその時、アルマからずっと教わってきたことを思い出します。
決して自ら暴力を振るうバケモノになってはならないということを・・・
セトは、ハーメリーヌも自分と同じように世界を変えるために戦ってほしいと提案をしますが、突然異端審問官の軍艦が急襲してきます。
ラディアン(アニメ) 17話 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレにご注意くださいね)
この内容は、4巻の23章途中~26章途中までのお話です。
今回は、泣きポイントがすっごくあったお話でした。
メインはやはりハーメリーヌですね。彼女とセトが戦いながら、お互いの気持をぶつけあい、やっと心が通じ合ったかと思ったら、奇跡の人たちが登場したので、ハーメリーヌはセトを助けるために自分が犠牲になってしまうのです。
まず、言い争うふたりのシーンからすでに涙目の私。
悪いのは異端審問官のコンラッドで、住民たちは操られただけだったというセトに対して、それは逆だと言うハーメリーヌ。人間が異端審問官をのさばらせるための養分になっているんだと言うんですよ。
ハーメリーヌの言うことも確かに・・・って思うんですよね。
それでもまだセトは言い返します。
コンラッドと同じことをするのかよ
うんうん、ハーメリーヌ自身が自分たちの立場を理解してもらえずに感染者ってだけで苦しめられてきたというのに、今度は人間ってだけで皆殺しにするという似たことをやり返しているわけだから、やっていることは間違っている・・・
しかも、ハーメリーヌが殺してしまおうとしている中には、自分たちと同じように差別されてきた移民も含まれていますからね。彼らだって、長い間ずっと差別をされてきて、ハーメリーヌほどではないとしても生きづらい環境だったはずです。
だからこそこの行動に関しては、やはりおかしいと思うのだけど、そのあとのハーメリーヌのセリフを聞いているととても切なくなるので、気持ちはすごくわかっちゃうんですよね。
嫌な目
あのね、どんなに頑張ったってあんたがあいつらに受け入れられることはないの。どれだけ機嫌をとっても人間は、あんたを、私達を、感染者と言って恐れる。
魔法なんて遊んで使えるようになったわけじゃないのに。セト、あんたも心の中ではどっちの側につくべきかわかっているはずよ。
そう・・・
ハーメリーヌはわかっているんでしょう。
これで移民や住民を生かしたり助けたとしても、また感染者や魔法使いは差別や排除されるだろうってことを・・・たとえ今は理解があったとしても、結局はまた同じようになってしまうかもしれないと。
実際、この街の人たちはコンラッドに操られたとはいえ、感染者を殺そうとしたことがあるわけで、自分のためなら何でもできてしまうという人たち。またこの事件のようにされたら敵わないと強い力を排除しようとするかもしれませんから。
実際、奇跡の人が到着した時には、また人間は都合の良いことを言ってましたよ。
早くあの感染者たちを捕まえてくれって。
彼らからすれば、街を壊そうとしているハーメリーヌや、門を閉めて自分たちを見捨てて攻撃をしてきたうえに過去の事件を仕組んだコンラッドを倒したセトは、自分たちを助けてくれた人のはずなのに。
セトのことを心配しているのは、タジとその家族ぐらいなのでは?
この現状がこの作品の大きなテーマですね。
第1話・2話あたりでも、ブレイブ・カルテットが人間の魔法使いに対する差別について語っていましたが、それと同じことを今回ももっと大きなスケールで描いています。
ハーメリーヌは、まさにこの作品のテーマになっている差別や迫害について、こんなセリフを言っています。
でもね、その善良な人々が、私を母親から引き離した!
仲間を見殺しにした!
嬉々として痛めつけたくせに、ネメシスが現れたとたん私達に犠牲になれと要求する!そんな奴らを守りたいと言うなら、あんたは私とは全然違う!
このセリフは繰り返されて、その時にはセトが実際に経験してきた辛い過去が重ねられていて、それは泣けた・・・
セトだって、同じことをされてきているわけですよ!!(泣)
同じように育ってきたふたり。
嫌というほど気持ちがわかりあえるふたり。
このあとセトの本音が聞けるんだけど、切なくてまたここでもホロリ。
気持ちがわかってもらえたと思ったハーメリーヌが、セトの肩に顔をうずめた時には、さらにポロポロと涙が・・・(おばさんは超涙もろい)
でも、セトは、ハーメリーヌとは違いました。
でも、ヤツらの期待通りのバケモノになるのはごめんだ
これは、アルマがしっかり育てた結果ですね。
そして戦いは結末に・・・
【 #ラディアン 第17話放送まであと1時間】
もり上がりは最高潮!
ついにセトVSハーメリーヌが決着!
とにかく熱い…
バトルあり、涙ありの第17話!
ズキッとする心の痛さやズシンとくる衝動…
レベルMAXな展開をお楽しみに!! pic.twitter.com/s3GfnKwmJX— NHKアニメ (@nhk_animeworld) 2019年1月26日
せっかく気持ちがわかりあえたのに裏切られたような気分のハーメリーヌは、どっちの側につくのかを決めないといけないと思っているわけですが、セトはそんなのを決めるのはおかしいと言います。
目的がなくなってしまうというハーメリーヌに対して、一緒にラディアンへって言うセト。
俺達で世界を変えようぜ
ここで終わったらハッピーエンドって感じなんだけど・・・そうはいきません。
やっと心が通じ合った!と思ったとたんに、今度は奇跡の人たちが現れます。
彼らの目的はセト。
セトが知らない罪状を次々と読み上げていきます。
セトはまったく覚えはないものの、聞いた名前はなんとなく覚えがあって、彼の過去になにかすごい事があったんだろうっていうのが想像できます。奥深い・・・
そして、ここからはもう号泣レベルです。
マジでやばい!!
ハーメリーヌは、セトが逃げる時間を作るために、自分が身代わりになります。
その時の音楽がまた切なさを増しますね。
ハーメリーヌは、人間も感染者もまったく差別しようとしないセトのことを信じたんですね。そして、彼が本当にいつかラディアンに行ってこの差別と排除の世界を変えてくれることに、夢を託したってことでしょう。
しかし、トルク将軍に後ろからさされてしまったハーメリーヌ。
セト・・・こんな世界を変えて・・・
そう言いながら倒れたところで終わりました。
号泣!!
切ない!!
【 #ラディアン 本日放送!】
第17話「いま風の音を止めて」
Eテレ 午後5:35~6:00ほっほっほっ!
吾輩はサントーリ大佐。
「ラディアン」を見た者を楽しませてやりましょう!
ただし、8時間35分ほど待機の時間を頂きますがね。吾輩のヒゲにかけて!! pic.twitter.com/JcaNTt6SXn
— NHKアニメ (@nhk_animeworld) 2019年1月26日
ラディアン(アニメ) 17話 感想まとめ
今回の内容はめっちゃ濃かった!!
でも、切なくて、色々と考えさせられました。
人間の強欲とか冷たさ・・・そして逆に人を守ろうとする温かさとか信じることの大切さとか・・・
次回「闇のあとの光」
ハーメリーヌが刺されたことで怒りのあまり冷静さを失ってしまったセトに異変が起こり、秘められた力が暴走してしまいます。
あらすじや感想の各話一覧はこちらから
ラディアン(アニメ1期・2期)の動画配信情報~あらすじ・感想まとめ(ネタバレ注意)
タイトル下に掲載の最新更新日時点での情報です。
配信有無・見放題・レンタルなどの最新情報は、各公式サイトにてご確認ください。
以上、「ラディアン(アニメ)17話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)ハーメリーヌとの決着」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。