昭和元禄落語心中(ドラマ)2話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)戦争中の落語界

昭和元禄落語心中2話のあらすじや感想、動画の配信情報などをまとめています。
昭和元禄落語心中第2話「助六」
まずは、前回1話の復習から。
刑務所を出所した与太郎(竜星涼)は、そのまま寄せに行き、8代目八雲(岡田将生)に弟子になりたいと頼みこみます。
弟子はとらないことで有名だった八雲。
しかし、なぜか与太郎の弟子入りを許すことに・・・
八雲の家には養女の小夏がいて、彼女の亡くなった父である助六の落語にも興味を持っていく与太郎。
順調に弟子として過ごしていた与太郎でしたが、とんでもない失敗をしてしまいます。
では、ここから「昭和元禄落語心中(ドラマ)2話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)戦争中の落語界」についてまとめます。
目次
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昭和元禄落語心中(ドラマ)2話 あらすじ
【#昭和元禄落語心中】第2話予告編✿
本日(19日金) よる10時!
いよいよ、#岡田将生 さん演じる
若い八雲が登場です!!#予告編 で #ゆず さんが歌う
主題歌「マボロシ」を聞くと
なんだか泣きそうになります。あれ、弱ってるのかな?笑 (はな子) pic.twitter.com/G4ECTinJRx
— NHKドラマ (@nhk_dramas) 2018年10月19日
八雲(岡田将生)が7代目八雲の家に連れて行かれたのは昭和10年代。
芸者の家に生まれた彼は、男であるうえに怪我をしてしまったために弟子入りという形で捨てられたのです。
そして八雲の弟子入り当日に一緒に弟子となったのが助六(山崎育三郎)。
すべてが対象的なふたり。
しかしだからこそ、生真面目な八雲も助六に心を開き、ふたりはお互いに影響しあいながら成長していきます。
前座となったふたりは、八雲は菊比古・助六は初太郎という名前をもらって、本格的に落語をやっていくのですが、戦争がはじまって落語界は変わっていきます。
昭和元禄落語心中(ドラマ)2話 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
この内容は、2巻の出だしから中盤・八雲と助六篇 其の一までのお話です。
基本的には原作の漫画と同じですが、戦争で厳しく自粛させられている様子や疎開しているシーンが多く追加されていましたね。原作の漫画では田舎にいるシーンはあっさり終わっているのですが、戦争中の辛い現実やいかに落語界が厳しい状況にあったのかがわかるようになっています。
それ以外では、尺の都合があるのでカットされていたり、銭湯に行くシーンが自宅の風呂だったりするなど細かい違いはありますが、違和感はまったくありませんでした。
私がこの回で感動しちゃったのは、子役さんの演技!
子供時代の坊っちゃん(八雲)を演じた大西利空くんと、信さん(助六)を演じた南出凌嘉くんはめちゃくちゃ良かったですね~~~。イメージぴったりでした。
それに、少年期と青年期で同じシーンを入れてきたのも良かった!
幼少期と青年期で同じシーンを入れてましたね☺️ ずっと変わらない仲が伝わってきました(о´∀`о)#大西利空 #南出凌嘉 (幼少期)#岡田将生 #山崎育三郎 (青年期) pic.twitter.com/FvejhQL3wr
— だぶる®︎ (@riku_ryoka) 2018年10月20日
時系列で見れば、預けられた子供時代から戦争が終わってふたりが成人するまでの年月が描かれているというのに、子役のふたりから岡田将生さん・山崎育三郎さんに変わるまでが自然だというのにびっくり。かなり良かったです。
ちょっと残念だったところは2つ
ただ、原作ファンとしては気になる点もありました。
それは2点。
- 菊比古が焦っている状況や環境の描き方が原作より弱いような!?
- 菊比古が女性に対して積極的
菊比古は、子供の頃からずっと助六の落語の力に圧倒されています。
そして、どんどんその力の差が開いていくことを悩んで辛いと思っています。
ドラマでも同じように焦っている様子や、もっと稽古したいっていうのは演じられているんだけど、菊比古のおかれている状況がちょっと違うような印象です。そのために、この悩みが原作ほど重く深いものに思えませんでした。
例えば、満州に行くからって7代目八雲師匠が菊比古に話した時、このまま助六が日本にいたら戦争に行くことになっちゃうから、せめてそれまでは落語をやらしてやりたいとか師匠が言ってましたよね。
でも原作のこのシーンは、同じようなことを言ってはいるんだけど、何度読んでも菊比古の力不足から置いていくんだなって思えてしまうんですよね。
もちろん、師匠は菊比古の足が悪いことや助六のことも考えてはいるんだろうけど、結局今の菊比古の落語ではダメだから・・・とか、日本で落語ができない以上、助六は連れて行って続けさせないと!という師匠の意志が見えてくるってこと。まぁ、私個人の感覚でって話ですが・・・
つまり、原作では助六の落語がすごいと思えば思うほど、自分との環境の違いや力の差を実感して追い詰められている様子が感じられるんだけど、ドラマはそれよりも、助六との絆とか戦争中の落語界の厳しさなどに重きをおかれているような気がしました。
予告によると、ドラマでは次回以降に伸び悩んでいるところとか演じられるようですが、私は積み重なって悩みが大きくなっていくので、ここまででも表現してほしかったですね。
別にドラマが良くないというのではなくて、好みの問題でしょう。
私は、戦争中の落語世界の状況よりも菊比古本人がどれだけ悩んでいたのかということの方が描かれている方が好きなので、物足りないということでした。
菊比古は実は手が早い!?と思えるシーンにがっかり
もうひとつ女性問題は、ちょっとな~~~。
下座見習いのお千代ちゃんに手を伸ばしてキスとかしてたけど、あれはないでしょ!?みよ吉相手じゃあるまいし。
若い方だと違和感ないかもしれないけど、戦争が起こっているような時代の話ですよ。しかも、お千代ちゃんは純情って設定だったかと・・・
私みたいなおばさんは、親がその世代だったこともあって結構身近な話なんだけど、そんな時代でキスとか普通ではないのでは?原作の漫画でもアニメでも、せいぜい手をつないで歩くぐらいしか描かれていません。
ドラマでキスしちゃったのにはびっくり。
しかも、菊比古がお稽古中に手を出すとかあり得ない・・・とか思うのは私だけ?
だからドラマのこのシーンは、嫌いです。
女性に対してさほど積極的ではなかった菊比古が、こうも積極的に手を出していくとなると、みよ吉との関係がどうなっちゃうんでしょうかね?
そして最後にはとうとうみよ吉が登場!
次回から本格的にストーリーに絡んでくるのが楽しみです。
「昭和元禄落語心中」
先週の指導は扇辰師匠でしたが、今週は左龍師匠。喬太郎師匠、はん治師匠、喬之助師匠、圓太郎師匠はなんと本編出演。先週に引き続き、嬉しくなります☺️#吉田食堂 #柳家喬太郎 師匠 #柳亭左龍 師匠 #柳家はん治 師匠 #橘家圓太郎 師匠 #柳家喬之助 師匠 #昭和元禄落語心中 pic.twitter.com/m3MERgQ92k— 吉田食堂〜11.7「宮治ロード2号線」 (@yoshidashokudou) 2018年10月20日
昭和元禄落語心中(ドラマ)2話 感想まとめ
第2話は、やっぱり子役のふたりが良かったな~~。
特に信さん演じる南出凌嘉くんは、落語のシーンも上手にこなしていてすごいって思いました。
あとは、本当の落語家さんが登場することで、重みも増していいですね。
次回は、「迷路」
助六との力の差に悩んでいる菊比古に、みよ吉はどんどん惚れてしまいます。
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以上、「昭和元禄落語心中(ドラマ)2話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)戦争中の落語界」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。