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昭和元禄落語心中(漫画) 5巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)助六とみよ吉の死

 
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昭和元禄落語心中(漫画) 5巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。

まずは、前回の第4巻の復習から。

破門されてみよ吉とともに姿を消してしまった助六。

ほどなくして7代目八雲師匠は、ずっと隠してきた助六との過去の因縁を菊比古に話して亡くなります。

とうとう一人っきりになってしまった菊比古は、助六に八雲を継がせようと彼らのもとへ向かいます。しかし助六は落語を捨てたと言って聞こうとはしません。

菊比古は小夏と一緒に、落語をしながら東京へ帰るための資金集めをします。そして、温泉旅館で有楽亭二人会を開催できることに!

ここから「昭和元禄落語心中(漫画) 5巻のあらすじ・感想ネタバレ!助六とみよ吉の死」についてまとめます。

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昭和元禄落語心中(漫画)5巻 あらすじ

昭和元禄落語心中 5巻

昭和元禄落語心中 5巻

昭和元禄落語心中 5巻

[著]雲田はるこ

八雲と助六篇 其の九~助六再び篇 其の二

温泉旅館で開催される有楽亭二人会。
松田さんも駆けつけてきてくれました。

助六は久しぶりに人前で落語を披露したにも関わらず、とても良い出来で無事に終了しました。
終了後にそのまま宿に泊まり、菊比古は東京に戻ったら師匠の家で一緒に暮らそうと言います。

そんな時、他に宿泊している方が呼んでいると中居さんから声をかけられます。菊比古が案内されて行った部屋にいたのはみよ吉。

会いたかった・・・
自分は菊比古とふたりがいいと言うみよ吉。

ひとりで生きると固く決意していた菊比古も、みよ吉に流されそうになります。そこに、助六も現れて・・・

昭和元禄落語心中(漫画)5巻 感想(ネタバレ注意)

(ここからはネタバレOKの方のみご覧ください)

八雲と助六篇がとうとう終わりです。

この巻を読んで、みよ吉のことをどう思うのかは、人によって変わってくるでしょう。運命に翻弄された可愛そうな女ってこともあるでしょうし、魔性の女ってこともあるでしょう。

私としては、彼女は悪女だという気持ちは変わりません。
ただ、とってもかわいそうな人。

彼女は、菊比古にだけは本気だったと思うんですよ。
だから、彼女はとにかく必死。というか・・・ちょっとおかしいぐらい。
だって、別れたはずなのに「やっと来てくれた」「待ちくたびれた」とか言ってますから。

自分は助六と子供まで作っておいて、しかもふたりをほったらかしで他の男とも関係を持っているくせに、平気でそんなセリフが言えるとは驚き!

菊比古は、自分のやってしまったことに震えるように後悔をします。
みよ吉がこんなふうになってしまったのも、助六が落語に戻ろうとせずに何年もくすぶってしまったのも全部自分のせいだと。

彼からすれば、仕事と彼女を比較して仕事を選んだからこそ別れたわけですが、師匠も亡くなって久しぶりに助六の落語を見られたことで心にスキができたのでしょうか・・・
そして、みよ吉に流されるように抱きしめてキスしてしまいます。

菊比古も、本当はそれだけみよ吉のことは愛していたってことでしょう。

ここに助六まで登場しますから、まさに男女のドロドロ状態。
とは言っても、お互いがもめたりするわけではないんですよ。やっと助六は落語よりもみよ吉を選ぶ決断をしたということです。

しかしそれは、一緒に落語をして生きていこうと言った菊比古の気持ちに答えないことでもあり、やっと菊比古が迎えに来てくれたから一緒に死にたいと思っているみよ吉の気持ちを揺るがすものになりました。

ここからは涙出ますね~~。
切ない・・・

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助六はずっと落語に未練があって、二人会が成功したことでまた菊比古と一緒にやりたいと思った矢先でありながら、涙を流しながら落語は辞めるとキッパリ言います。

その時に、みよ吉が涙を流しながら言った言葉。

何よ、今更
何でそんなこと言うの・・・

このセリフを読んだ時に、あ~~きっとみよ吉は助六に自分が一番って愛されたかったんだろうな~~って思いました。

自分より落語を選ばれて菊比古と別れたみよ吉は、子供もできてせっかく新しい人生を過ごそうと思ったのに、いつまでも心のどこかで落語を忘れられない助六を見ていて辛かったのでは?

だって、今度もまた落語を選ばれたらつらすぎるものね・・・

もともとみよ吉は、姿を消せば菊比古が迎えに来てくれるに違いないと思っていたかもしれません。やっと来たとか言うぐらいですから。

それでも、子供を産んで働かない助六を養っていたぐらいだから、いつか家族で幸せになりたいと思っていたのかもしれないですよね。だから助六には、落語をキッパリ捨てて一緒に生きてもらいたかったのではないでしょうか。

でも、助六はなかなか吹っ切れなかった・・・
そして、みよ吉は諦めて女に戻ってしまった・・・

そんな時に菊比古が来たとなれば、期待してしまうのが女の性。

一方で助六もまた、みよ吉が本当は菊比古のことを忘れられないということを知りながら、本気で愛していたのでしょう。そして、やっと死を目の前にして落語を捨てる覚悟ができた!!

彼もまた、報われない恋と家族愛・落語など様々な感情の間で苦しんでいたに違いありません。

そんなふうに私は思ってしまいました。

そして、みよ吉は窓から落ちそうになってしまうのだけど、それを助けようとした時に助六は彼女の本当の名前を呼びます。
「ユリエ」って。

この時に、菊比古は初めて彼女の名前を知ります。
そして実感するんです。自分にとっての彼女の存在を。

本気で愛していたというのは本当。
でも、彼にとって彼女という存在は、やはり落語より大切に思える存在ではなかったということです。

結局、助六はみよ吉を抱えたまま、助けようとした菊比古の手を話して落ちていき、菊比古はまた自分は捨てられたと思ったのです。

みよ吉の部屋に行く前、菊比古は助六に初めて一緒に住もうと言って、人はひとりでは生きていけないものなんだっていうような話をしたばかりなんですよ!!

菊比古に残されてしまった現実と思いが残酷すぎる!!

その後菊比古は、自分のことを両親の敵だと思っている小夏を養女にして育てます。

会長から八雲を襲名するように言われ、涙を流しながらそれを承知した時の菊比古の姿を見た時は、なんだか涙がポロポロとこぼれてしまいましたよ。なんと悲しい襲名なのか・・・

あれだけ助六にこの名前を!って思っていたわけですからね。
自分で落語界という思い責任を背負い、八雲の名前とともに成仏させようと思う覚悟。

そんな心持で家に帰ると、いつか自分を殺してやるとか小夏が言うわけですよ。

菊比古は、小夏のことを不憫だと思ったり可愛いと思ったりと、色々な感情で見ていたと思うのだけど、彼女は小さすぎた・・・

この八雲と助六篇が終わる時の終わり方は、とても切ない終わり方でした。

アタシの名は有楽亭八雲
本当の名などとうに忘れました

もう号泣!!
菊比古の本当の名前はもう誰も知らないし呼んでくれることはありません。
みよ吉の本当の名前は、助六が知っていてくれたのに!!

この巻は、本当に切なくて内容が濃いです。

昭和元禄落語心中(漫画)5巻 感想ネタバレまとめ

助六再び篇になると、雰囲気はガラッと変わっていきます。
与太郎が真打昇進することが決まり、小夏が子供ができたと言い出します。

さらに、与太郎は小夏の子の父親になりたいとか、助六の名前を継ぎたいとか言い出すわけですよ。

菊比古時代の思い出にさんざん泣かされた挙げ句、現在にでもまたすごい出来事が次々と出てくるこの5巻は、最高に面白いです。

あらすじ・感想の各巻一覧
昭和元禄落語心中の感想まとめ!登場人物紹介~実写ドラマ主題歌はゆず♪

↓次の第6巻の感想はこちら

以上、「昭和元禄落語心中(漫画) 5巻のあらすじ・感想ネタバレ!助六とみよ吉の死」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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