盾の勇者の成り上がり(漫画)5巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)メルティの命が危ない!

盾の勇者の成り上がり(漫画)5巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
前回の第4巻では、ゾンビ化したドラゴンと戦い、なんとか勝ったものの、ラフタリアが呪詛で体を痛めてしまいました。それを治すための強力な聖水を買うために、王都へ向かうことにした尚文たち。
そして、メルティと出会いました。
しかし、王都での盾の勇者への扱いは相変わらず不当なことばかりで、クラスアップもせずに厄災の波を迎えることに…
この巻では、波の戦いをなんとか切り抜けたものの、メルティの命を狙うマインが、またもや盾の勇者に罪を着せようとするお話です。
ここから「盾の勇者の成り上がり(漫画)5巻の感想(ネタバレ注意)メルティの命が危ない!」についてまとめます。
盾の勇者の成り上がり(漫画)5巻 あらすじ
第18話:決別
第19話:指名手配
第20話:第二王女の強さ
厄災の波で憤怒の盾を使うことになってしまった尚文。
相変わらず役に立たない他の勇者たち…
尚文は自分の力を振り絞って初めて使う技アイアン・メイデンによって、なんとか敵・ソウルイーターを倒しました。
しかしそれで終わりではなかった!!
尚文が苦労してやっと倒したソウルイーターを一撃で簡単に倒してしまう人間が現れます。
その名は、グラス。尚文たち勇者一行とは敵であり、ここからが波の本番だと言うのです。
他の勇者一行は、グラスにあっという間に倒されてしまいます。
マインから回復薬を抜き取って飲んだ尚文は、場所を変えてグラスと戦いますが、強すぎる!!
盾の勇者の成り上がり(漫画)5巻 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
TOKYO MX・KBS京都でご視聴いただき、ありがとうございました‼
最後の放送は27:05からテレビ愛知・TVQ九州放送です。通常の時間より30分遅いのでご注意ください。ラフタリア、なかなか良き妻&姉でした。#shieldhero #盾の勇者の成り上がり pic.twitter.com/jBdoCmVM74
— TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』 (@shieldheroanime) 2019年3月20日
この巻は、前半が厄災の波のお話で、後半は尚文一行&メルティVSマインという感じのお話ですね。
波の話では、とうてい今の尚文には勝てないグラスが登場します。
名前は外人っぽいけど、見た目はモロに日本人みたいな着物を着た黒髪美人。
すっごく強くて、結局はギリギリで逃げ出すんだけど、当然ながら他の勇者たちはそんな前にあっという間にやられていたため、今回の波は時間までねばった盾の勇者のおかげで助かったという結果になりました。
そして波が終わったら、相変わらずムカッとする奴らが続々と登場してきますよ。
のこのこ遅れてやってきたくせに兵士を連れて行ったと文句を言ってくる騎士団。
村はひどい惨状で、尚文は炊き出しをしているし、尚文と一緒に戦った兵士や村の生き残りは勇者たちの介抱をしています。なのに騎士団長は、文句を言うばかりなうえに、もっと重傷者はいるというのに、勇者一行を最優先して治療院へ連れて行くと言います。
国に帰れば、国王もまた毎度のことながら勝手なことばかり。
盾の勇者が普通に強くなれるわけはないって思っているから、どうやって他の勇者を出し抜いて強さを手に入れたのか?とか言ってるし…
ここはもう、思わず独り言でブツブツ言っちゃいますよね。
他の勇者が弱すぎなだけだっツーの!
でもスッキリしたのは、ここで国王に尚文はズバッと言い返したこと。
俺は
世界を救った勇者様だぞ?
この国を救いたいと本当に思うなら
俺に土下座しろっつってんだよ!!
当然ながら国王は激怒するんだけど、さらにひどい事を言い返し…
そのあとには、こう捨てゼリフ!
…波が終われば俺は帰れるんだろ?
それまでは協力してやる
だが俺の邪魔はするな…わかったな
クズ
王様に言っちゃったよって感じだけど、あの国王じゃね。
でも、それを聞いていたメルティが現れて、父親とちゃんと話してって言うんですよ。
そして、尚文の返事に対しても、なぜそんな酷いことを言うのかって聞いてきて…
あ~~~…
それは言っちゃだめなのに~~~。
尚文は、やっぱりお前もそっち側の人間なんだなって言い残して去っていき、今まで以上にメルティへの心を閉ざしてしまいました。
やっぱりメルティはまだまだ子供ですね。
冷静に見れていないっていうか、姉はあんなだから疑うことはできるんだけど、父親のことは疑いきれていません。というか、わかってはいるけど悪い人ではないと信じたいんでしょうね、きっと。まぁ、パパだから仕方ないのかな…
だから、あとから尚文のもとに来て、謝れなどと言ってきます。
オイオイ…謝るのはあっちだよ!とか思いましたが、メルティはただ盾の勇者と仲直りしてほしいんでしょうな。
「…でないと母上が…」ってつぶやいているところを見ると、このままでは母である女王が怒り、父である国王の立場がやばいってことはわかっていて、国王と尚文が仲直りすれば、両方とも幸せになれるとか思っているのでは?
しかし、そんなことを悠長に言っている場合ではなくなります。
そばにいたメルティの護衛がメルティに刃物を向けたから。
マインったら、とうとう妹の命も露骨に狙いはじめましたよ!
しかも、それを止めた尚文を王族の暗殺容疑で指名手配にしちゃいます。
当然ながら勇者たちが動くわけで、尚文たちは他の勇者たちと出くわしてしまい…
メルティがこれは陰謀だとハッキリ宣言するものの、マインが洗脳されているなどとぬかしたために、なかなか信じてくれない勇者たち。
元康は完璧にマインを信じているので話になりませんね。フィーロまで特殊なアイテムを使ってつかまえてしまいます。
でも、メルティに向かっても平気で攻撃をするマインの行動に、樹と錬は疑問を感じてはいるんですよ。特に錬は…
う~~~ん…
やっぱりこのふたりも子供なんだよね~~。
勇者であるという誇りがあるのなら、なぜ真実を見極めようと中立の立場でまず考えないのか?
言われたままを信じて、今度はどっちが言っているのが本当なのか迷って、結局何もできないんですよ。
結局、他の勇者と尚文の違いってそこなんですよね。
尚文以外は、自分の目で見たことを信じるって意識が希薄であり、想像力が足りないということ。
勝手にこうだろうと決めつけて信じ、自分の都合の良いように解釈するわけです。
ちょっと相手の立場になって、自分がされたらどうかって考えればわかるでしょうに。
でも、こういうところがこの作品は面白いです。
リアルにもいるでしょう?こういうダメな人って。
根っこは悪い人じゃなさそうだけど、ろくに知りもしないくせに知ったかぶりで偉そうなことを言う人とか、さんざんひどいことを人に対してやっていたくせに、自分がやられるとやたらとキレるひととか…
色々な人が登場してくる中で、いるいる!こういうヤツ!とか思いつつ読んでいます。
その後、命を狙われてしまったメルティを連れて、亜人の国に逃亡しようと思っていた尚文たちが、女王の影に頼まれて、女王が滞在している国へ向かうことになります。女王に会うために…
そして最後は、それをマインたちが追って、森で火事を起こし、その報告を聞いた貴族が登場したところで終わっています。
盾の勇者の成り上がり(漫画)5巻 感想ネタバレまとめ
全体的に、このあと大変なことが起こりそうって思わせる内容でした。
次の厄災の波にまたあのグラスが出てきたらどうなっちゃうんだろう?とか、容赦なく追ってくるマインとメルティの姉妹対決はどうなるんだろうとか…
先の巻を読むのが楽しみになってきますね。
次巻では、厳しい現状を見たメルティが、自分の甘さに気づきます!
以上、「盾の勇者の成り上がり(漫画)5巻の感想(ネタバレ注意)メルティの命が危ない!」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。