進撃の巨人(漫画)11巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)さらわれたエレン

進撃の巨人(漫画)第11巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
まずは、前回の第10巻の復習から。
ウトガルド城跡で巨人に襲撃され、生き残っているのは104期兵のみ。
命の危機という状態で、彼らを助けようと戦ったのは、巨人化したユミルでした。ユミルもまた知性巨人だったのです。
その後、調査兵団が助けに来てくれたことでトロスト区に戻ってきた面々。
しかしそこでライナーがおかしなことを言い出して・・・
超大型巨人と鎧の巨人の正体が発覚します。
では、ここから「進撃の巨人(漫画)11巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)さらわれたエレン」についてまとめます。
進撃の巨人(漫画) 11巻 あらすじ
第44話:打・投・極
第45話:追う者
第46話:開口
巨人の正体が発覚!
鎧の巨人になったライナーは、エレンとユミルを捕まえて逃げようとしますが、エレンも巨人化して戦います。
今、目の前にいるのは人類史上もっとも悪いことをした敵であり、自分たちを裏切って正義感に溢れた面構えで自分たちを裏切っていた敵です。
訓練時代をついつい思い出してしまうエレンでしたが、冷静になりながら戦います。
勝てる!
そう思ったものの、鎧の巨人(ライナー)は最後のあがきでズルズルとエレンをひきずりながら移動し・・・叫んで巨人を呼んだかと思った瞬間、上から超大型巨人(ベルトルト)が落ちてきて、調査兵団に熱と風圧で大ダメージを与えます。
そして、エレンとユミルを連れ去ってしまいました。
人数が揃わず・馬もいない状態で、すぐにmエレンたちを追うことができなかった兵士たち。5時間後、憲兵団と調査兵団は、エレンたちを救出するために巨大樹の森へ向かいます。
夜までに森へ到着すれば間に合う!!
進撃の巨人(漫画) 11巻 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
出だしに、ミカサが「二人の首をちゃんと・・・刎ね落としていれば・・・」と後悔しているシーンがあるんだけど、やはりミカサも仲間だったライナーとベルトルトを割り切って殺してしまうということができなかったんですね。
躊躇なくすぐ襲ったものの、彼女ですら迷いがあったということです。
それほど、104期兵からすれば衝撃的な出来事ということでしょう。
そして、巨人化した超大型巨人と鎧の巨人と戦うとなった時、コニーが言うんですよ。
ライナーとベルトルトはどこですか!?
あいつら・・・立体機動装置着けてないんです!
どうか・・・あの二人を助けて下さい!
切なすぎる!!コニー~~(泣)
あの二人と戦ってるんだよ!
その後エレンが負けてしまい、5時間たってミカサが目を覚ました時のシーンは、私がこの巻でもっとも好きなところです。ハンネス最高~~
すぐに助けに行けない状況で、ミカサとアルミンは諦めモードになってしまうんですよね。
そりゃぁそうですよ。
巨人に連れて行かれたというのに、もう5時間も過ぎていると言われれば・・・人が追いかけたって5時間の差を縮めることは不可能ですし。
特にミカサは、一度女型の巨人に攫われたエレンを連れ戻していますが、あの時はすぐに追いかけてリヴァイ兵長と戦ってやっと助けられたわけです。だから5時間も過ぎてしまえば、もう無理だと思ってしまうのは当然ですね。
ところが、そんなふたりを励ましてやる気を出させたのがハンネス。
エレンを信じ、彼がそのままやられているわけがないと言います。
ハンネスの言葉で、戦いに備えて食料がガツガツかじるミカサとアルミンが良かった~~。
言葉にはしないけど、絶対エレンを助けるという気迫が伝わってきます。
後半は、巨大樹の森で夜を待っているライナー・ベルトルトと、連れ去られたエレンとユミルのシーンです。
巨人について詳しいことを知らないエレンは、話をすればするほど自分たちを裏切っていたライナーとベルトルトへの怒りが強くなります。
頑張って
お前らができるだけ苦しんで死ぬように努力するよ・・・
このセリフは、後々また意味を持ってくるのですが、今のエレンは本当の敵の存在をわかっていません。気づいたのはユミルですね。
ユミルはクリスタが守れればいいから、ライナー側かエレン側のどちらについた方がクリスタのためになるのかってことを考えるわけです。
この巻の最後では、ライナー側につこうと決めた感じで終わっています。
進撃の巨人(漫画) 11巻 感想ネタバレまとめ
今までの巻で、少しずつ獣の巨人が登場するなど、本当の敵は何?という伏線が張られていましたが、それが少しずつわかり始めます。
ユミルは巨人として生きてきたことで詳細を把握しているものの、ライナーたちと同郷っていうことではないので中立な立場。
今後、彼女がどう動くのかというのも注目しておくといいですよ。
以上、「進撃の巨人(漫画)11巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)さらわれたエレン」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。