約束のネバーランド(漫画)1巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)謎だらけの孤児院

約束のネバーランド(漫画) 1巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
2019年冬アニメでTV放送がスタートする約束のネバーランドは、白井カイウ先生が原作・出水ぽすか先生が作画で週刊少年ジャンプで連載中の大人気コミックです。
ハラハラドキドキする展開に夢中になってしまいますから、是非原作の漫画も読んでくださいね。
ここから「約束のネバーランド(漫画) 1巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)謎だらけの孤児院」についてまとめます。
約束のネバーランド(漫画) 1巻 あらすじ
第2話:出口
第3話:鉄の女
第4話:”最善”
第5話:やられた!
第6話:キャロルとクローネ
第7話:頼んだぞ
グレース=フィールドハウス(GFハウス)は孤児院で、現在38人の子どもたちが生活しています。
子どもたちの面倒を見てくれているのは、イザベラ。
本当の親でも母親でもない彼女をママと呼ぶ子どもたちは、性格も肌の色もバラバラでしたが、みなが兄弟のように仲良く暮らして幸せでした。
その中で最年長のエマ・ノーマン・レイの3人は、史上初と言われるほど運動も勉強も優秀。常にテストで満点を取り続けています。
ダントツの頭脳を持ち合わせている天才のノーマン。
その天才と唯一互角に渡り合える知恵者のレイ。
抜群の運動神経を持ち、驚異的な学習能力を持つエマ。
このGFハウスでは、12歳までに里親を手配されて出ていくため、3人にとっても一緒にいられるのは残りあと少し。
そんなある日、コニーがGFハウスを出てくことになりました。
コニーは、ぬいぐるみのリトルバーニーがいるから大丈夫だと言って、施設をあとにするのですが、なんとそのリトルバーニーを忘れて行ってしまったことにエマたちが気づきます。
まだ出発していないだろうと思ってエマとノーマンがリトルバーニーを届けるために後を追います。
しかし、行った先で目にした光景は、想像もしないものでした。ここから、彼らの運命が大きく変わっていきます。
約束のネバーランド(漫画) 1巻 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
初めて読んだ時は、それはそれは衝撃的でした。
読み始めてすぐに、何かおかしい・やばい!とは思っていたんですよ。
首にまるで管理するためのような識別番号があるし、毎日欠かさず実施されるテストの描写は普通じゃないですからね。
それに、里親が見つかって出ていった子どもたちから連絡が来ないというのも、やばいところに里親に出されたからだろうって想像もできるでしょう。
でも、まさか殺されて食用肉として鬼に売られていたとは・・・
あのGFハウスが、食用人間を育てるための農園だったとは・・・
もうマジでびっくりでしたよ。そうきたか~~~って感じ(笑)
エマとノーマンは、今までまったく気づかなかった施設の不自然なことや真実について色々と気づくようになっていきます。
- 門と森の奥の柵に近づいてはいけないと言われていた
- ハウスの格子窓は内側からは届かない一で固定したうえにネジが潰してある
- 好き嫌いなく食べられる美味しい食事や汚れの目立つ白い服・規則正しい生活もすべて子どもたちの品質を守るためだった
- テレビもラジオもない
- ママがいない子どもたちを見つけるのが早い(発振器)
- 次に子どもたちが出荷されるのは2ヶ月後
- 6歳以降成績の低い順に出荷されていく
- 鬼は発達した脳が一番旨いと思っている
生まれて何もわからない赤ちゃんの時からこの施設で育っているんだから、普通とは違うって気づかないのは当然のこと。しかも、イザベラにずっとそう思うように育てられてきたわけで、向こうの方が大人だし一枚上手・・・というか、何枚上手なんだろう?と思うぐらいの差はあるはずなんですよ。
そのイザベラ相手に、施設のみんなを連れて脱走するという計画が、どれだけ大変なことなのか・・・最年長でさえまだ11歳だというのに、実現できるのか?なんて思いますよね。
でも、エマとノーマンはすごかった!
そして、途中でレイにも話をして3人で動くようになってからは、11歳でここまで考えるか?ってぐらいの展開です。
イザベラの力が足りないってことでもないんですよ。
コニーが殺された現場にリトルバーニーを置いてきてしまったことで、誰かがあの場にいたと気づいているイザベラは、二人いたと確信していて、誰がいたのか暴くためにあれこれ確認しつつ、彼女もやることがすごい・・・
後半にわかることなんだけど、イザベルもまた同じように識別番号を首につけていました。
ということは、エマと同じように施設の子どもだった!?
新しい赤ちゃんが来て、なぜかその世話は年齢が上の女の子にだけやらせるってあったけど、これはママ候補になるために慣れさせているのでは?
もう次から次へと進む展開はもちろん、この双方の駆け引きが面白い!
バレないかって読んでいてハラハラします!
オタク主婦
そして、イザベラが次に打ってきた手がシスター・クローネの登場。
管理する側の大人を増やしたということです。しかも、エマたちをびっくりさせるのではなく、さんざん準備をさせておいて戦意を失わせようとまでする周到さ。
このクローネがまた、イザベラとは違って見た目もヤバそうに見える人なんですよ。
この第1巻では、クローネはきっとイザベラを裏切ったり、言うことを聞かなかったりするのかな?とか、彼女の場所を狙ってるのね~ぐらいのところで終わりますが、次回以降は彼女がキーポイントになってきます。
次の出荷までになんとか脱出しないと誰かが犠牲になってしまうのに、次々と邪魔されるしやることが多すぎて焦るエマたち。
そして、自らのミスを報告もせずに、逃げさせずに処理をしてしまおうとするイザベラと、そのミスをうまく利用してイザベラを失脚させ、自分がママになろうと画策するクローネ。
さらに、エマたち優秀な3人の出荷を期待して確認してくる鬼。
それぞれの思いと行動が、ワクワクさせてくれますね。
どういう展開になるのか想像するのも難しくて、早く次が読みたいと思わせてくれる漫画です。
約束のネバーランド(漫画) 1巻 感想ネタバレまとめ
出だしの巻から、これでもかってぐらいの驚きの連続で、ためいきがでるほどでした。
いや~~面白い!
次回は、クローネが色々と動き出しますね。
それがエマたちにとってプラスになるのかマイナスになるのか・・・
楽しみです。
以上、「約束のネバーランド(漫画) 1巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)謎だらけの孤児院」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。