約束のネバーランド(漫画) 3巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)クローネ排除

約束のネバーランド(漫画) 3巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
まずは、前回の第2巻の復習から。
GFハウスから脱獄するために、鬼ごっこをしながら逃げ方の訓練をさせている年長者3人。そして、その様子を見ているクローネ。
ノーマンは、周りの様子から内通者(スパイ)がいると考え、網を張ります。そして、脱獄の決行日を10日後とし、ドンとギルダにも協力してもらうことに・・・
ここから「約束のネバーランド(漫画) 3巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)クローネ排除」についてまとめます。
約束のネバーランド(漫画) 3巻 あらすじ
第17話:秘密の部屋とW・ミネルヴァ
第18話:覚悟
第19話:アウト
第20話:”共闘”
第21話:見え透いた罠
第22話:餌
第23話:ブチ壊せ!!
第24話:下見①
第25話:下見②
ママの秘密の部屋があることを知ったドンは、エマたちに注意されていたにも関わらず、こっそり侵入してママの本性を知ろうとします。
本当のママのことを知りたいと思ったギルダも一緒に行き・・・
そして、ママが本当に子どもたちを売っているというエマたちの行っていることが本当だったのだとわかったのです。
しかし、まだエマたちは隠していることがある!そんな疑念をドンとギルダは持ちます。
一方その頃、エマ・ノーマン・レイの3人は、脱獄した後の「外」の情報について話していました。そして、エマが図書館で見つけたウィリアム・ミネルヴァの本が、食用児に向けてのメッセージをまとめているのだと思い、その謎を調べてみることにします。
外に味方がいるかもしれない!?
そんな嬉しい期待をした3人でしたが、状況はすぐに変わってしまいます。
ドンとギルダがママの秘密の部屋に勝手に行ってしまったことから、本当の事実を話さなければならない状況になり、ドンが起こってもめていた様子をクローネに見られてしまったのです。
イザベラを陥れるために、エマたちに手を組もうと言い出すクローネ。信じていいのか!?
脱獄の証拠を握らせないためにはどうすればいいのか!?
そしてその頃、イザベラもまた動き出そうとしていました。
約束のネバーランド(漫画) 3巻 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
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第7話ぶんが更新されました!
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— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) 2019年2月27日
ドッキドキの巻でしたね。
前回までも、クローネが増えたり、レイが内通者(スパイ)だったりと、びっくり展開はありましたよね。
それがこの巻になってくると、まさに脱獄が近くなっているので、よりハードな展開になってきます。
ざっくりドキドキポイントをまとめるとこんな感じ。
- ミネルヴァの本がなんらかの道標になりそうだとわかった
- ドンとギルダが鬼と食用児の秘密を知る
- クローネがエマたちに手を組もうと言い出す
- 発信機を壊すパーツが揃った
- 自分の危機を感じたクローネが子どもたちに重要アイテムをあげようと引き出しに隠しておく
- グランマは最初からイザベラとグルで、クローネを排除した
- イザベラがスパイのレイとの取引をやめて自分ひとりで制御することにした
- イザベラは、エマの足を折って逃げられないようにし、ノーマンの出荷が決まったと告知する
これだけの内容が、この巻1冊に入っているんですよ!!
内容が濃くてびっくりレベル。
子どもたちは、ドンとギルダが真実を知ったことでより脱獄に対する結束を高め、ミネルヴァの本の存在が外に出た後の希望を感じさせてくれました。そして、クローネに知られたことは痛かったけれど、そのおかげで情報も増やすこともできましたね。
だから、中盤あたりまでは、新たな情報もわかってきて面白く、ワクワク読んでいたわけですよ。
ところが、そこからは風向きが変わってきます。
イザベラが動き出したことで、子どもたちもクローネも厳しい状態に追いつめられてしまいます。
クローネは切なかったな。
最初は、顔もやることも怖い女って感じだったし、さすがにシスターになっただけあって、頭もめっちゃいい人でした。
そんな彼女もイザベラにはまったく叶わず・・・
彼女自身がもう逃げることもできない状態に追い詰められた時に、せめてもと重要アイテムとなるペンを残していくんですよ。
心の底から不本意だけど、あんた達にくれてやるわ。
絶対逃げろよ、クソガキ共!!鬼ごっこは得意でしょう?
逃げて
逃げて
生き延びてこのクソみたいな世界をブチ壊せ!!
クローネも被害者ですよね、この世界の。
こうやって生きていくしかなかったのだから。
それはイザベラも同じで、彼女だって子供時代には脱獄を考えて塀の上までいったほど。グランマが特別な存在だと思っていたから制御して生かしてもらえただけで、彼女もまたこうやって生きていくしかなかったのだから、なんだか切ないですね。
同じGFで育った人が・・・
同じように脱獄しようと思った人が・・・
今、自分と同じことをしようとしている子ども、しかも自分がずっと育ててきた子どもたちを追いつめているんですから。
クローネも、死を目の前に意識した時、最後にプレゼントしてくれたって感じですね。
しかもこのペンがね・・・
すっごく重要なアイテムなんですよ。
彼女のおかげで、子どもたちは救われる時がきますね。
そして、もうひとつ見逃せないのは、レイがスパイをクビになったことと、最後のノーマン出荷という告知。
レイがクビになったのは、急遽ノーマンの出荷が決まったからでしょう。
実際イザベラも、レイに落ち度はなかったから不当解雇であり、事情が変わってしまったからだと言っていました。この事情というのが、ノーマンのことですね。
イザベラだってここから必死ですよ。
ノーマンの出荷なんて、最も彼女からすれば気を使わなくてはいけないことなんだから。万が一でも状態が悪くなったり逃げられたりしたら大変ですからね。
イザベラは、グランマが自分のことを特別の思うぐらい、エマを気に入っていますから、彼女をママ候補で推薦したいと思っているはず。そんなに可愛がっていたエマの足も迷うことなく折っちゃったというほど、確実にノーマンを出荷したいということでしょう。
ノーマンは、絶対にエマが逃げられなければ自分も逃げませんからね。さすがにずっと育ててきただけあって、お見通しです。
これからどうなってしまうのか・・・
もうワクワクが止まらないはずですよ!!
約束のネバーランド(漫画) 3巻 感想ネタバレまとめ
もうヤバイって感じで終わっているし・・・
まさかのノーマン出荷ですからね。
本当なら、12歳の誕生日が来るレイの出荷が一番最初のはずだったんですよ。
次巻は、涙涙の号泣レベルです。
ノーマンは本当に出荷されてしまうのか?
それとも逃げ出すことができるのか?
以上、「約束のネバーランド(漫画) 3巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)クローネ排除」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。