約束のネバーランド(漫画) 4巻のあらすじ・感想(ネタバレ注意)ノーマンの出荷と脱獄計画

約束のネバーランド(漫画) 4巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
まずは、前回の第3巻の復習から。
ドンとギルダもママの部屋に侵入したことによって、すべての事実を知ることになりました。そして、クローネにも知っているという事実を気づかれてしまい、お互い協力すると約束することになったエマたち。
しかし、ママ・イザベラも動き出していたのです。
クローネは本部に連れて行かれ、下見の計画も邪魔されてしまい・・・
ここから「約束のネバーランド(漫画) 4巻の感想(ネタバレ注意)ノーマンの出荷と脱獄計画」についてまとめます。
目次
約束のネバーランド(漫画) 4巻 あらすじ
第26話:生きたい
第27話:死なせない
第28話:潜伏①
第29話:潜伏②
第30話:抵抗
第31話:空虚
第32話:決行①
第33話:決行②
第34話:決行③
前回に引き続き、ノーマンが出荷されるとママ・イザベラから告げられるシーンからスタートです。
シスターを排除し、レイのスパイ活動をクビにして、エマの足まで折ったイザベラ。それは、すべてノーマンの出荷を無事に終えるため…それほど、ノーマンの出荷は特例中の特例なのです。
どうしよう
ノーマンが死んでしまう
立ち上がれないエマも、レイたちも何とかしてノーマンを殺させる方法はないかと焦りますが、ノーマン自身も生きたいと思うのでした。
逃げたフリをして身を隠していろというレイに対し、警備が厳しくなって脱獄しにくくなったり自分の代わりにエマやレイが死ぬことになるのは嫌だと納得しないノーマン。
しかし、エマの意見によって、みんなで一緒にここから逃げようとと約束するのです。
そして、約束した通りノーマンは身を隠した…はずだったのですが…
約束のネバーランド(漫画) 4巻 感想(ネタバレ注意)
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
最速放送で第9話をご覧いただいた皆さま、ありがとうございました!
最後まで、お楽しみいただけましたか…?このあとも各局で放送は続いていきますので、放送エリアの皆さま、どうぞお楽しみに…!
それではここからいくつかお知らせさせてください!#約ネバ pic.twitter.com/BlI8FX5zIH
— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) 2019年3月7日
この4巻は、最高潮に盛り上がる内容になっています。
なんと言っても、まずはノーマンの出荷がどうなるのか?というのが気になりますよね。
さらに、レイがスパイをすることになった経緯などの話も出てきます。
そして、とうとう脱獄を決行!!
内容的に、非常に濃いものになっています。
みんなの脱獄計画のために出荷されるノーマン
最初は、ノーマンの出荷を告知されて、動揺した子どもたちの話から始まります。
もちろんノーマンは生きたいと心底思っています。だけど、頭が良いからこそ自分が生きようとするとエマやノーマンが代わりにされる可能性があるとわかっているし、自分が逃げることで今までの脱獄計画が狂ってしまうこともわかっています。
だから、自ら逃げようとはしないんですよね。
ノーマンは、自分が死んででも、脱獄計画を成功させようとします。
実際、一度はみんなで一緒に逃げようと約束しあったというのに、彼は姿を消した時にしっかり下見をするんですよ。そして、残った仲間たちにのために必要な情報を入手したあと、自らGFハウスに戻ってきてしまいます。
結局、みんなのために脱獄を成功させる準備だけしっかりして、出荷されてしまいます。
とは言え、死んだというシーンは出てこないで、謎って感じになっていますからご安心を!
一方レイも同じで、彼もまた自分以外のノーマンとエマを生き残らせることだけをずっと考えてきていました。
そのことをノーマンは知っていた!
内密者(スパイ)がレイだとわかった時から、彼の発言によって気づいていたのです。
だから、ノーマンが残した脱獄計画には、ちゃんとレイの隠している気持ちもちゃんと含まれて計算してあって、この巻を読み終えるときには、さすがノーマン!!って思えます(笑)
ノーマン本人は中盤までしか登場しませんが、この巻すべてがノーマンのすごさを語っているようなお話になっています。
自分の命を捨てようとするレイ
レイに関しては、非常に過酷とも言える事実があります。
ノーマンの頭の良さにも驚きますが、レイの強さもすごいわ~~。
彼は、母体にいるときからの記憶を持っている特異体質で、ざっくりと生まれた時の様子やGFハウスに来た時のことを覚えているんですよ。そしてずっと何かおかしいと物心つく前から思っていました。
その後、本を読めるようになって色々と理解できるようになってからは、鬼に出荷されて食われてしまうという事実に気づいてしまいます。ママに話をして、その反応で確信したということですね。
レイはずっと腹いせをするために生きてきた…
好きでもない勉強や努力をして自分を最上級まで吊り上げ、いざ収穫目前で報復し、鬼に食わせることもママに食わせられると思わせることもさせないと思って生きてきたんです。
それに、詳しいことは次巻の感想で書きますが、イザベラの息子でもあるはずなので、自分を産んだ母親に対しても色々と思うところはあったのでしょう。
つまり、脱獄計画が持ち上がってからは、どうせ自分は死ぬつもりだったんだから、エマとノーマンは必ず生きて逃がすって決めていたということです。
彼はずっと苦しんできたんですよね。
家族として一緒に暮らしてきた子たちが、数え切れないほど出荷されて鬼に食われてきたことをずっと知ってたんだから。優しかった人達を踏み台にしてきたという罪悪感があったのです。
だから、12歳のレイの誕生日に日付が変わった途端、レイはGFハウスはもちろん、自分にも火をつけようとします。これは脱獄計画に沿った形で、自分を犠牲にしてみんなを逃がす時間を作ろうという考えからの行動。
ただ火をつけただけでは、ママが子どもたちを追ってしまうけれど、最上級の出荷直前の子どもがいたら、火を消して助け出すことを最優先にするから…とレイは考えたということです。
とうとうGFハウスからの脱獄を決行
そして、とうとう脱獄計画が決行されます!!
ノーマンは、レイが死ぬつもりであることをちゃんとわかっていたので、それも含めた脱獄計画をちゃんとエマに引き継いでいました。
ノーマンの凄さがわかってくるのが超面白い!!
どれだけ優秀な子だったんでしょうか。
予想どおり、イザベラは火の中にレイがいると発振器で確認すると、消化することに必死になります。この時点で彼女の頭の中で脱走されるという意識はまったくなく、ただ最後の最後で出荷されることを抵抗したレイの報復だと思っています。
そのスキに、しっかり脱獄の準備をしていた子どもたちは、逃げ出します。
ノーマンの計画通りに!!
彼の計画は本当にすごい…
というか、レイの発言や持ち物から、レイの計画を予測して、レイを救い・ママを出し抜き・みんなを連れて逃げ出す計画を立てるとは…
そして、レイに知らせることもなくノーマンとエマはドンとギルダ以外の子どもたちにも真実を伝えて、しっかり準備をしてきたというのだからすごいですね。
ただ、レイも知らない謎で終わっています。
壁まで逃げてきたのは、全員ではなかったから。
イザベラがエマたちを追いかけようとした時、フィルがママの服をひっぱって、彼は残されていたことがわかります。
全員で逃げるとあれだけ言っていたエマがなぜ?って感じですが、それは次巻でわかりますよ。
約束のネバーランド(漫画) 4巻 感想ネタバレまとめ
とうとう、脱獄が成功するのかしないのか?という結果が目の前に迫ってきました。
次回でその結果がわかります!!
さらに、イザベラの過去とレイとの関係についてもわかりますね。
あらすじ・感想の各話一覧
約束のネバーランドの動画配信情報~あらすじ・感想まとめ(ネタバレ注意)
以上、「約束のネバーランド(漫画) 4巻の感想(ネタバレ注意)ノーマンの出荷と脱獄計画」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。