ラディアン(アニメ2期)11話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)破壊から創造へ

ラディアン

ラディアン(アニメ2期)11話のあらすじや感想(ネタバレ注意)をまとめています。
第11話「いま世界を感じて」

前回10話は、ネメシス退治に出陣したオコホが、また命令違反をしてしまうことになってしまうお話でした。

今回の11話は、セトが自分の闇の力を制御し、破壊ではなく創造の力を使えるようになるお話です。

では、ここから「ラディアン(アニメ2期)11話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)破壊から創造へ」についてまとめます。

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ラディアン(アニメ2期) 11話 あらすじ

エコー・ネメシスを倒すために、命令違反を覚悟して強力なジゾニを使った結果倒れてしまったオコホは、カスラーン・マーリンの医療施設で目を覚まします。

そこには、メリもドクもいて、お互いに無事を喜びます。そして、モルドレッドとサグラモールが来て、活動停止にならずにすんだことを知ってホッとするオコホ。

しかし、窓からブランゴワール卿が医療施設をすごい顔で覗いている様子が見えて…

一方セトは、今だに闇の力を制御することができずにいました。ミルからこのカスラーン・マーリンの歴史を聞き、未来のために覚悟を決めるセト。

そして、ジルがくれた腕輪や、今日まで出会ってきた仲間との絆に気づいたことで、制御できるように!!自分の力を、破壊ではなく創造のために使うことができると知ります。

ラディアン(アニメ2期) 11話 感想ネタバレ!

この内容は、7巻47話の途中~49話までのお話です。

前回、原作コミックの7巻47話の途中で終わり、通常ならそのままセトとミルのシーンから始まるはずなのですが、アニメでは順番が変わっています。

最初は、セトのシーンを飛ばして、商人男爵のドゥーサン男爵たちが被害のあった村民にお金を渡しているシーンからスタート。一見人助けのようなんだけど、何やらうさんくさいですね。この内容は、原作コミック48話の終わりのお話です。このまま49話の内容へと続きます。

オープニングのあとは、カスラーン・マーリンの医療施設でオコホが目を覚ますシーンになります。メリとドクもそこにいて、あとからモルドレッドとサグラモールが合流。

シファンデールの住民のことや、叙任式の仕組みがわかる説明になります。
サグラモールが話す歴史の話は、何やら怪しい感じに思いませんか?

昔は長男をネメシスに捧げる風習があったとか、ほんの二世代前にはその試練を受けるのが名誉になり、生き残ったものに爵位が与えられたとか…

今は、自然な理由による感染者だけが魔法騎士になれるそうですが、僻地ではまだこの風習が残っているというのだから、なにかありそうです。気になる!!

そして、もうひとつ気になるのは、ブランゴワール卿が医療施設をすごい顔で覗いていたこと!!これって、あきらかにオコホに対してなにか思ってるでしょ!!

メリが言うには、オコホがやったことを他の志願者たちはまったく気づかずにブランゴワール卿の作戦変更だと思っていたようですが、当の本人は自分ではないことはわかりますからね…

もともと女王に気に入られているオコホに対し厳しい態度をとっていたブランゴワール卿だけに、今後の彼の動きは要チェックです。後々えっ!?ってなると思いますよ。

そしてこのあとはディアバルが隠れている場所でのシーンになります。
変な怪しい影の人が増えてる!!(笑)

自分たちのことを「世捨て人の信者」って言ってますけど。

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ここからは、セトとミルのシーンになっていきます。
原作コミックで言えば、前回の続きの47話の途中からのお話で、出だしで飛ばされた部分ですね。
セトがミルに話を聞いて、この世界の理を理解するストーリーです。

まずセトは、今まで何度かミルが話しているのに、実際何者かわかっていなくて、ここでハッキリ妖精だと理解します。

だけど、それを聞いて本体を見た時の驚き方って…
原作では、「うわっ!妖精だ!!」ってびっくりしているだけなのに、アニメではおそ松くんに登場するイヤミの「シェーッ」のポーズとってますよ!?

今の若い人は、「おそ松さん」って言うのかな?
私は、モロに初代の大流行時にTVアニメ見ていた世代ですから、見た瞬間イヤミのシェーッだっ!!って思ったんだけど、なんでセトがこのポーズをとるのかがわからず違和感。

 
なぜ、原作にないのに他の人気アニメを連想させるポーズにしたのか?
笑えない…

だけどここからの内容はジーンと来ましたね。

ミルは最後の妖精の生き残りで853歳、人間がこのカスラーン・マーリンに入ってくる前からこの地にいます。そして伝説の魔法使いマーリンのことも知っているんだけど、魔法使いどころじゃなく、妖精みたいな存在だったとか…

そして、ミルの言ってることって、さっきの世捨て人の信者との言い分と食い違ってますよね。

結局、人間たちは自分たちの都合の良いようにしているってことでしょうか。

この世界でも人間が森を伐採して、それによって森が激減。
人間の時間が広がってしまったことで原初の森は城の周りの少しだけになり、妖精たちが死んだり、ファンタジアは希薄になっていきます。

妖精たちが作った道具でさえ、自分たちの都合の良い使い方に変えてしまったとのこと。

ここでもまた自然に対する人間の愚かな行動や、自分たちの利益に走る心の醜さなどが描かれています。
差別とか人の醜さなどをアニメで伝えてくれるという点が、この作品の良いところですね!

ミルは妻のジルを愛して感謝していて、ふたりの間にはあと何年かたてば生まれてくる子供がいます。幸せいっぱいという状況ですね。

原作では、ここでミルが願い、セトが覚悟を決めるというシーンが入ります。

森から離れられないミルはセトにファンタジアを使って何かを生み、ネメシスの脅威に終止符を打つことを託します。一方セトは、ミルとジルの子どもたちと同じように包まれて命を助けてもらったことから、子供たちを兄弟のように思い、ミルの言葉を受け取るのです。

アニメでも同じように、セトは子どもたちを兄弟と言って、覚悟を決めるのですが、今回のストーリーの最後でこのシーンは描かれています。そして、ミルが託すのではなく、セトが自らそうなるといいねって言い方をしています。

本来ならこのあとに、今回のアニメ前半の内容が入ってくるのですが、順番が入れ替わっているので、セトのシーンが続きます。49話の途中からで、漫画だと世捨て人の信者とディアバルのシーンの続きです。

つまり今回のアニメって、原作の流れどおりではなく、セトのシーンが切れないように順番が入れ替わっているんです。この方がわかりやすくてよかったですね。

続きのシーンは、セトが闇の球体を制御するための訓練の様子です。
ミルと約束をしたものの、まずは自分自身が制御しきれなければ暴走してしまいますから。

このシーンは、内容的に伝えたいことは同じなんだけど、アニメのオリジナルって感じになっています。これが最高に良かった!!

闇に飲まれそうになっていくセトが、ミルとジルからもらった腕輪によって平常心を取り戻した時、今まで知り合ってきた友達やアルマのことを思い出すんですよ。

小さい頃に、アルマと笑いあった思い出…
ドク・メリ・ハーメリーヌの言葉…

そしてセトは、飲まれかけていた闇を吹き飛ばして制御することに成功しました。マジでこのシーンは原作コミックよりアニメの方が素晴らしかったです。

最後は、破壊の力を制御して、創造する力を得たセトが、ついに森から帰るというシーンで終了でした。

ラディアン(アニメ2期) 11話感想ネタバレ まとめ

1期からどうなるのか?と思っていた闇の力&暴走をついにセトは制御できるようになりました。
原作コミックでは、けっこうあっさりしたシーンで拍子抜けだったのですが、アニメは感動シーンになっていて良かった!!

個人的には、やっぱりアルマと子供の頃のセトのシーンは泣ける!
そして、久しぶりにハーメリーヌを見てグッときました。

次回「真実は呪いのように」

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以上、「ラディアン(アニメ2期)11話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)破壊から創造へ」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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