Dr.コトー診療所4話のあらすじや感想をまとめています。
第4話「病気を診るな、人を診ろ」
前回3話では、坂野ゆかりが妊娠中毒症の発作を起こし、母子共に助けることができるのか?というストーリーでした。
今回の第4話では、コトーの元同僚原沢の後輩である芦田ゆき(木村佳乃)が登場!島にやってきた代議士の秘書・安部純一親子を中心に仕事や家族愛について考えさせられるストーリーです。
Dr.コトー診療所(ドラマ)4話 あらすじ
志木那島診療所、ある日突然芦田ゆき(木村佳乃)という女性が訪ねてきました。
彼女は、コトーの元同僚の原沢咲(石田ゆり子)の後輩とのこと。
東京でコトーの話を聞いた芦田は、彼に会うために志木那島まで来たのです。
一方で、島には代議士である芦田(竜雷太)も来ていました。
島にゴミ処理場を建設する計画を持ち込んできたのです。
芦田代議士の秘書・安部純一(井澤健)はこの島の出身で、母親は一人暮らし。
島で行われた歓迎会の後、純一は芦田を母の広子(白川和子)に紹介しようと実家を訪れますが、先を急ぐ芦田は挨拶もそこそこに車を出せと言い出します。
仕方なく車を出そうとした純一は、バックミラーに映った母をさけようとした際に木材を倒してしまい、母・広子は転倒してケガをしてしまいます。
何でもないという広子。
芦田にせかされることもあり、純一は母の言葉を信じてその場を立ち去ることに…
しかし、やっと手が空いて母の元へ行くと、足が丸太のように腫れ上がった広子の姿が!!
Dr.コトー診療所(ドラマ)4話 感想ネタバレ!
今回のストーリーでは、4つの親子のお話がそれぞれ連動しつつ進んでいきます。
4つの親子とは、東京で秘書をやっている安部純一とその母・広子、代議士の芦田と咲の後輩でもある芦田ゆき、茉莉子と息子の竜一、そして原親子ですね。
純一と広子・芦田親子は、今回と次回の2話でそれぞれの関係と変化が描かれます。
茉莉子と竜一・原親子は、今後のストーリーへの伏線って感じですね。
出だしは、息子が帰ってくるからと御札をもらいにきていた安部広子(白川和子)と、バッタリ途中で会った茉莉子(大塚寧々)の様子からスタート。
次に風邪をひいているコトー先生の様子が描かれています。
ちょっとしたシーンなんだけど、かなり診療所もコトー先生も島に馴染んできたなってことがわかりますね。
風邪をひいたコトーに、イワおじが煎じ薬もらってきてあげようか?と言い出したり、先生の風邪がうつるから帰った方がいいよと茂さんに言ったり…それを聞いた茂さんのセリフも超笑える!
診療所は、病気を治す場所ではなく交流するための集会所っぽくなっています。
このあとで、原沢咲(石田ゆり子)の後輩である芦田ゆき(木村佳乃)の登場です。
見るからに都会の女…というか外国かぶれというか…
何しにこんな孤島に来たの?って感じ。
頭の上にサングラスですよ!さらに、突然コトーに抱きついてマスクごしにキスですよ(笑)
少し話が進むとわかるのですが、彼女はコロラド医科大学を卒業した新米医師。
そして、まるで台風のごとく診療所に波風たてていきます。
この後、代議士の芦田(竜雷太)と、秘書で志木那島出身の純一(井澤健)が島に到着。
偉そうでワンマンで、タヌキおやじっぷりがすごいわ…
それに対して純一は、母親想いの優しい人。
だから、ケガをしてしまった母親のことが気になってしまって、うっかりミスをしてしまいます。
その時の芦田代議士のセリフがね…
あ~こいつダメな奴だって思わせるんですよ。
代議士は選挙に勝つことが一番大事で、そのためには金が必要だと言うわけですよ。
ここまで言い切るとは…
当然ながら、母親の様子を見に行くことを許しもしません。
結局、純一がこの島の出身者だということを利用するために連れてきたんでしょうね。
そしてここからが、今回のメイン展開になっていきます。
やっと代議士に言われた資料作りを終えた純一は、心配で母の様子を見に行くんだけど、母・広子の足は腫れ上がっていて、診療所に慌てて運び込みます。
その時コトーは風邪で寝込んでいたために、芦田ゆきが診るのだけど、彼女の診断は今すぐ脚の切断をしないと命が危ないいうこと。
ところが、ここでさすがコトー!ということに…
今回のタイトルになっている「病気を診るな、人を診ろ」ってことですね。
このストーリーでは、やはりここが一番の見どころでしょう。
学校ではこう教わったとか、責任問題になるからリスクを考えてとか、マニュアルではこうだったとか言うゆきに対して、ハッキリ言うコトーのセリフにしびれる…!!
ここは学校ではない
患者さんが10人いたら10通りの治療法を考えるべき
医者にマニュアルなどはない
病気を診るのではなく、人を診るのだ…ってね。
そしてこの後の手術で、口だけではないってことを証明するんだから、超かっこいい♪
彩佳と和田が、診療所では大事な戦力だってことをゆきが知るのも気分がいいですね。
そして、純一の気持ちが、なんだか考えさせられるんですよ。
彼は、芦田代議士に嫌われることを恐れて、たった3分程度の時間をもらって母親の様子を見ることもしなかった…そのせいで、命の危険な状況にまでなってしまった母。
これだけ親孝行な息子ですからね…
きっと親孝行するために立派な人になろうってすごい努力もしていたはずなんですよ。母親を喜ばそうってね。
なのに、そんな母親にケガをさせたのも悪化させたのも自分…
そのうえ、目の前で母親を助けてくれた医師は、自分のリスクよりも母親の今後の生活を考えてくれているというのに、自分が側についている代議士は、国民のことではなく選挙の勝利と金のことしか考えていないんですよ。
これでは、自分は何をやってんだ?って気持ちになりますよね。
でも、星野正一(小林薫)と母親が教えてくれるんです。
いつか自分自身が偉くなればいいのだと…
それが自分が選んだ仕事なのだと…
仕事に対する想いや家族愛など、考えさせられることがいっぱい!
純一が仕事に戻った時、ゆきは芦田が実は自分の父親だとコトーたちに話します。そして、今の父は純一のことを許してくれるような寛大な人ではないと断言。昔の父とは別人だと…
そして、彩佳や和田に咲のことをコトーの彼女だと言ったり、自分をこの診療所に置いてくれとまで言っちゃうんですよ。
人騒がせな…
最後は、講演中の芦田代議士が倒れたところで終わりです。
親子揃って人騒がせな芦田親子。
次回のストーリーでは、この親子の問題がメインテーマになります。
まとめ
メインストーリーとは別に気になるのは、残りの2つの親子の話。
突然茉莉子に息子の竜一が電話をかけてきたことで、茉莉子の気持ちは色々とぐらつきます。会いたくなっちゃうんですよね。
そして原親子は、剛洋が漁師はやらない・医者になりたいって言い出しました。これは、Dr.コトー診療所2004から2期にかけて描かれていくことになるテーマですから、要チェックですね。
次回「手術で治せない病」
芦田親子がメインになるストーリーです。
次回第5話の感想はこちら
まとめページもご覧ください。
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以上、「Dr.コトー診療所(ドラマ)4話の感想ネタバレ!コトーの名言に感動!」でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!