Dr.コトー診療所3話のあらすじや感想をまとめています。
第3話「赤ちゃんを助けて」
前回2話は、お産婆さんの内つる子の腹部大動脈瘤の手術や家族愛などについてのお話でした。
今回の第3話では、赤ちゃんの命を守れるか?というお話です。
Dr.コトー診療所(ドラマ)3話 あらすじ
原剛洋(富岡涼)を船上で手術したことや、内つる子(千石規子)の腹部大動脈瘤の手術をしたことで、コトー(吉岡秀隆)に対する島の人達の印象は変わり、診療所には多くの患者が集まるようになりました。
そんなある日、入院中の内が診療所からいなくなって出かけていた先で、坂野家の嫁・ゆかり(桜井幸子)の足に浮腫を確認したコトー。
一度診療所に来るように声をかけ、ゆかりも風邪で寝込んでいた義母の様子を見てから向かうつもりだったのですが…
ところが、ゆかりが痙攣をおこして倒れてしまった!!
坂野の実家に向かったコトーは、妊娠中毒症による発作だと判断して、専門医で元同僚だった京の原沢咲(石田ゆり子)へ電話をしてアドバイスをもらいます。
手遅れになると母体は危険になるため、すぐに手術が必要だと言われたものの、この島には早産に対応できる設備がありません。
原沢から、ベビーをあきらめるしかないと言われたコトーは、本土への手配と受け入れ先の確保をしようと電話をしまくるのですが、厳しい状態に追い込まれます。
Dr.コトー診療所(ドラマ)3話 感想ネタバレ!
原作コミック1巻には、今回のストーリーとドラマ7話をミックスしたようなお話が掲載されています。
ドラマの今回のストーリーも、嫁姑の関係・家族愛・孤島での医療の現実など、様々なことを考えさせてくれる内容でした。
坂野ゆかりは、妊娠中毒症で子癇発作を起こしてしまったのだけど、すぐに子供を帝王切開して出産してしまわなければ、母体の命が危険という状態。
しかし、6時間かけて船で本土へ連れて行くのは無謀なことで受け入れてくれる病院がありません。
ヘリで搬送と思っても、志木那島にヘリはいないために2、3時間かかってしまいます。
これではもうお手上げですよね。
多くの医師が赤ちゃんはあきらめろと言う中で、コトーは一生懸命対応するのだけど、医師は神様でもないから、ダメなもんはダメなわけです。
その診断結果を聞いた家族は呆然…
ゆかりと夫の間には、4年も子供ができなくて、やっとできた子供だからよけいにショックも大きいですね。夫も義父もそうそうあきらめることができません。
そんな時に、一番最初に覚悟を決めたのは義母でした。
やっぱり女は強いっていうのもあるかもしれないけれど、やはり出産の経験があるからでしょうね…
子どもは今後授かる可能性はあるけれど、大切なお嫁さんはゆかりしかいないんだというようなことを言うわけです。こういうことを言える嫁姑の関係っていいですね。
ゆかりは、本土の普通のサラリーマンの娘だから、島での不自由な暮らしなど経験もなく、それでもお嫁にきて、義父母のことを本当の親のように大切にしている優しい人。
島に嫁にきたこと自体で、どれだけ夫のことを好きだったのかもわかります。
そして義父母もまた、島に嫁にきてくれたことをとても感謝していて、彼女自身のことを大切にしていることがよくわかります。
そんな家族にやっと授かった赤ちゃんが、今まさに生きるか死ぬかの選択を迫られている状態。
数多くの赤ちゃんが生まれるのを手伝ってきたからこそ言える内さんの言葉。
それによって、夫の孝も覚悟を決めたわけだけど…
ゆかりだけは必ず助けると覚悟を決めたコトーは、それでも目の前にある生命を何もできずに失ってしまうことに迷いをまだ残しています。
そして、ここからがすっごい見どころに突入!!
まず、コトーの迷いに対してわざわざ診療所まで来てつっこんだことを言いに来たのが、剛利ですよ!!厳しい言い方をしているけど、結局はあきらめるなってことですね。
さらに、剛洋も追い打ちをかけるように続けます。
コトーは、きっとゆかりも赤ちゃんも助けてくれるはずだと…
悔しくて涙目になっていたコトーは、手術開始という時に暗い顔で、今までみんなが話していた言葉が頭の中をぐるぐるかけまわっているんだけど、ここで最終的にコトーの覚悟を決めさせたのがゆかり本人。
この子は二度と産まれてこないのだから殺さないでって言うわけですよ。
声をとぎれとぎれに、島の赤ちゃんを…って。
注射器を置いて手術を一旦中止し、「母子共に助ける方法を考えましょう」と言ったコトーはカッコよかったな~。
この作品って、場面ごとに流れてくる音楽も全てすごくいいんですけど、それがまたテンションあげてくれます。
ちなみに、手術中など緊迫したシーンに流れてくるBGMは「Stage」という曲で、特に好きです。
そしてここから皆が協力して一丸となり、母子ともに助けるために奔走するんだけど、そうは簡単にうまくいかないんですよね。
茉莉子の活躍によって、自衛隊のヘリコプターで運んでもらえるようになったんだけど、ヘリコプターの音が聞こえた時の気持ちはなんとも言えなかったですね。もう泣きそう!!
みんなの想いと努力がむくわれた瞬間ですよ。
剛利がちょっと嬉しそうにしたり、内さんも嬉しそうで、なんだかこっちも嬉しくなってきました。
疲れ切った彩佳と和田の様子とか、原沢から電話があったり…
原沢からの電話は、今後どうなるの?って考えさせてくれますよね。
彩佳もちょっと気になっていたようで、コトーがなぜこの島に来たのか、原沢との関係って何なの?などなど、気になります!
まとめ
最後は、母子ともに元気でみんなでお祝いしているシーンで終わりです。
そして、それとは別に海で遊んでいる子どもたちのシーンで、茉莉子が剛利に爆弾発言!?剛洋と同じ年の子供がいるってことを話しています。
これは後々の伏線ですね!
次回「病気を診るな、人を診ろ」
原沢の後輩であるという芦田ゆき(木村佳乃)の登場です。
次回第4話の感想はこちら
まとめページもご覧ください。
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以上、「Dr.コトー診療所(ドラマ)3話のあらすじ・感想ネタバレ!赤ちゃんの命は?」でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!