Dr.コトー診療所2006(2期動画)9話のあらすじ・感想ネタバレ!ミナの夫はDV男

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Dr.コトー診療所2006(2期)9話のあらすじや感想をまとめました!

2期・第9話「愛を乞う者」

前回8話では、末期ガンだったゆかりが、つらい治療に耐えた結果奇跡的に病気が治ったお話でした。

今回は、ミナが主役!彼女を執拗に追いかけてくる男が登場!!
それがまさかのDV夫だった!!

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Dr.コトー診療所2006(第2期)9話のあらすじ

ミナ(蒼井優)に会うために、仲依知明(忍成修吾)という青年が診療所にやって来ました。
彼はミナの夫だと言いますが、ミナ自身は会いたくなくて部屋に閉じこもってしまいます。

呼ばれて飛んできた正一(小林薫)に対し、知明は冷静にミナが離婚届を置いて黙って家を出て行ったことを説明します。

ミナは、他の人の迷惑になるという知明の言葉を聞き、仕事を終わってからふたりで会うことにしましたが、傷だらけで茉莉子(大塚寧々)の店に倒れ込んでくる状態に…

すぐにかけつけてケガの治療をしたコトー(吉岡秀隆)は、知明にやられたのではないかと尋ね、ミナはやっと重い口を開きました。以前からずっと暴力を受けていたために逃げてきたことを。

知明に対してコトーと正一は説明を求めたものの、暴力を認めません。
そして、離婚してもいいと言ってミナを呼び、また豹変して暴力をふるおうとした時…
彼は突然倒れてしまいます。

Dr.コトー診療所2006(第2期)9話の感想ネタバレ!

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前回の終わりにミナ宛の電話がかかってきたシーンがありましたが、今回はその続きになります。
ミナが主役ですね。

今まで、ミナが何度となく星野夫婦の様子を嬉しそうに見ているなど、家族に対する想いや憧れのシーンがありましたが、その理由がわかるお話でした。

結局は、DV夫から逃げてきたって話なのですが、その夫と結婚した理由も複雑な環境から。
ふたりとも、幼い頃に両親を亡くすなど、愛情に飢えて寂しかったんですね。

だからこそ、お互いのことをわかりあえると思ってしまったということ。

 
忍成修吾さん演じる知明は、それはもう好青年に見えるんですよ。
怖いほど役柄にぴったり!!

そしてこの知明って、典型的なDV加害者の特徴を持っています。
自分を正当化して外面がいいですし、暴力を振るう時と優しい時との落差が激しいです。

そして、認められたい・わかってほしいなどの承認欲求が強く、相手が自分の思ったとおりにならないと感情が抑えられなくなって、暴力で押さえつけようとするわけです。

そして一般的に、親から虐待されたとか親の愛情を受けずに育ったなどの生活環境面がDV加害者になる原因のひとつだと言われたりしますが、それも彼には当てはまるでしょう。

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ミナも知明も、お互いに自分のことをわかってくれるのは相手しかいないと思っていました。
だからこそ、一緒に暮らし始めてから暴力が始まってしまっても、ミナは自分しかいないからと我慢してしまったということです。

知明は、ミナしかいないという気持ちが強すぎたのかと…
その結果、彼女に色々求めすぎてしまったんでしょうね。

ミナは殺されるかもしれないと思ったと言っていますから、暴力は相当すごかったはず。

 
怒らせるようなことをすることもなくただ黙っているだけでも、何らかのの勝手な理由をつけて暴力を受けていたのかもしれませんね。

そう思ったのは、ミナが最初に暴力にあって茉莉子の店に来た時です。
そこには、コトー・剛利・茉莉子・正一・和田がいるわけですが、泣きながらひたすら謝るんですよ。彼女は何も悪いことなんてしてないのに…

ずっとこんな感じで、謝りながら暴力に耐えていたのでしょうか…

そして、この後に正一とコトーに説明を求められた時の知明にびっくりですよ!!
あれだけのケガをさせておいて、暴力をしていないとかなぜ言えるのかがわかりません!!

知明は、ある意味可愛そうな人だな~とは思います。
自分の気持を抑えられないっていうのも本当でしょうし、幼い頃からずっと苦労して生きてきたんでしょう。

 
だけど、暴力は許されることではない!!
この知明という男は、最後の最後まで最低でした。

結局、手術で命を助けてもらったあとふたりで会う時間をもらえたというのに、そこでもまた暴力をふるおうとして和田に抑え込まれることになります。

彼は、一度も最後まで冷静にミナと話すことはできませんでした。
コトーの言葉でやっと島から出ていきましたけど、これから自分のやったことにすごく後悔することになるんでしょう。

DVの感想ばかり書いてきましたが、心がほんわり暖かくなることもたくさんあるお話でした。

星野夫婦が、ミナのことを娘だと思っていると言ったシーンはジーンときましたよね!
両親を亡くしたミナにとって、これまで羨ましい夫婦としてずっと見てきたふたりから言われた言葉は、相当嬉しかったものでしょう。

そして、いつもここぞという時にいいことを言ったりやったりする和田さんが、やっぱり今回もいい味出してました。

ミナがこの島に来ようとしたきっかけになったのも、和田が撮影した写真。
そのことを知った時、彼もまたすごく嬉しかったと思います。

剛利が、島を離れて故郷のありがたみがわかったというような事を言っていましたが、帰れる場所があるっていうのは幸せなことですね。

まとめ

夫婦や家族のあり方や、故郷・帰れる家があることのありがたさを感じたり考えたりしちゃいました。

最初は、彩佳の変わりという存在でありながら、なんだか物足りなさや頼りなさがあったミナ。
しかし、彼女ももう立派な島民のひとりになったと感じさせてくれるストーリーでした。

次回「失われた信頼」
ここからは、本格的に彩佳の病気のお話になっていきます!!

次回2期第10話の感想はこちら
まとめページもご覧ください。
↓↓↓

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以上、「Dr.コトー診療所2006(2期動画)9話のあらすじ・感想ネタバレ!ミナの夫はDV男」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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