この記事では、救命病棟24時 第2シリーズ7話のあらすじや感想をまとめています。
第7話「傷ついた白衣の天使」
今回は、ナースの桜井ゆきさんがメインのお話です。
次々と救急で運ばれてくる患者さんの中には、治療のかいもなく亡くなってしまう方も多いです。そして、元気になった人でも、ICUから出れば該当する科に移動していくので、救命の医師やナースたちは患者さんと長く接することすらできません。
今まで当たり前のように一生懸命やってきたことを、あることがきっかけで考えさせられ、悩んでしまう桜井さん。
彼女が悩みを克服して救われたのは…？
救命病棟24時 第2シリーズ第7話あらすじ
出演: 江口洋介・松雪泰子・伊藤英明・田畑智子・須藤理彩・渡辺いっけい・小日向文世・谷原章介・宮迫博之他
ある日、乱入者が現れ、その男を抑えようとした進藤は右手を負傷してしまいます。デスクワークをしながらフォローすることになった進藤。
そして、看護師の桜井(須藤理彩)にも変化が現れます。毎日命と向かい合わなければならない救命の現場で、死に対する感情が薄れて炒るような気がして悩むようになるんです。
悩みだすと、様々なところで耳にしてしまう「死」という言葉。
桜井は、簡単にその言葉を言う医師をはじめとする周りの人たちの言動に苛立ち、どんどん追い詰められて仕事のミスまでしてしまうほどに…
そんなナースキャップもかぶらなくなってしまった彼女をそっと見守っているのが進藤でした。
ナースを辞めようと思った桜井は、決意を固めて病院を後にしようとしますが、そこに凍死状態の患者が運ばれてきます。救命センターに戻った桜井に進藤が指示したのは、驚くことでした。
救命病棟24時 第2シリーズ第7話感想ネタバレ！
救命救急センターなら、あるであろう悩みを桜井さんが持ってしまいましたね。真面目な彼女だからこそ、ナースを辞めるというところまで本格的に悩んでしまったんだろうと思います。
そんな彼女の悩みを救ったのは、結局は一緒に働く救命の医師やナース、そして患者さんでした。
進藤先生は、黙ってその様子を見守っていたのだけど、いざという時に桜井さんに自分の手になって患者を助ける手伝いをさせます。
凍死で運ばれてきた患者さんの治療なのだけど、経験者は進藤先生しかいなくて、知識だけあるという城島先生が自分がやると言ったもののうまくできず…
このシーンの時に、進藤先生のすごさがわかるんですよ！
まず、城島先生のように知識があるだけでもうまくできないことを進藤先生はできるということ(どれだけ経験を積んでいるんでしょうかね)、そして右手が使えないために桜井さんに自分の手になれと補助をさせたこと。結果的に上手くいったことで、城島先生の失敗にもならずにすんだというのもありますね。
「死」について悩んでいる彼女に、「生きる」ための治療を手伝わせようとあの局面で判断したわけだからすごい！！患者さんが助かったあとの桜井さんの笑顔は良かったですね～～。
救命って、残念ながら「死」に関わることが多いけれど、逆に人の命をたくさん助けているわけですよ。それに改めて気づけた桜井さん。
城島先生も複雑そうでしたね。一見クールでプライド高そうって感じだけど、実はすごく真面目で温かい人だとわかります。なんで自分ががっかりするんですか、患者は助かったんですよと医局長に言う姿はカッコ良かった。。。
最後の方で、生保のおばちゃんが桜井さんに先生たちの話をするところは感動です。おばちゃん、素敵！！
香坂先生はじめ、医師たちはみんな色々考えていて、この救命センターの先生たちは温かいな～ってわかるお話だったので、すごく後味が良い終わり方でした。
救命病棟24時 第2シリーズ第7話 感想まとめ
患者さんを助けられなかった時の無力感は、医師はもちろん看護師も持ってしまうものです。
今回の救命病棟24時 第2シリーズ第7話では、看護師の桜井ゆきさんが看護師を辞めようと考えてしまうほどに悩んでしまうというお話です。
結局彼女を救ったのは、結局は自分の周りの医師や看護師、救命センターに関わる人たちでした。
それぞれの医師たちが、どんな思いでどんなことをしていたのかがわかって感動します。
そして、もう一つのポイントは進藤先生が利き腕を怪我したことですね。この問題は、次回のお話でもキーポイントになってきますよ。
以上、「救命病棟24時 第2シリーズ7話のあらすじ・感想ネタバレ！桜井がナースを辞める？」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。
