救命病棟24時 第2シリーズ9話のあらすじ・感想ネタバレ!時には嘘が必要!

この記事では、救命病棟24時 第2シリーズ9話のあらすじや感想をまとめています。

第9話「君の手を握ってる

医局では楽しい話題がふたつ。
屋形船での花火見物と、神林先生の奥さんが妊娠したという話。
ほのぼのした空気の中、研修医の矢部先生は、ちょっと困ったことになります。

将来を期待された若者の未来が変わってしまうという事故にあったカップルも運ばれてきて、大切なものは何かと考えさせられるお話です。

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救命病棟24時 第2シリーズ第9話あらすじ

2001年放送
出演: 江口洋介・松雪泰子・伊藤英明・田畑智子・須藤理彩・渡辺いっけい・小日向文世・谷原章介・宮迫博之他

その日に運ばれてきたのは、ホテルから愛人に付き添われた男性。その愛人の様子を見て、小田切医局長(渡辺いっけい)は、蘇生治療をあきらめます。

心肺停止で一番重要なのは蘇生するまでの時間なのに、男性と自分の身なりを整えて口紅までしっかり塗っている愛人を見て、あきらかに搬送に時間がかかりすぎており、もう手遅れだと判断したからでした。

その説明で納得した研修医の矢部(伊藤英明)でしたが、そんな状況を知らない男性の妻・山口文子(立石凉子)に事実を教えて欲しいと聞かれて困ってしまいます。

そんな頃、医局では、香坂(松雪泰子)が幹事になった屋形船での花火見物と、神林(小日向文世)の妻が妊娠したという話題で盛り上がっていました。

そこにホットラインが入って運ばれてきたのは、バイク事故にあったというカップル。彼女の西山有香(白川みなみ)は軽症だったものの、彼氏の黒木慎太郎(井澤健)は出血多量で右腕切断することに…

水泳選手として将来を期待され、全日本強化選手に選ばれていた黒木にとって、腕の切断は大問題。なかなか本当のことを言えない…
しかし進藤(江口洋介)は、少しでも早く本当のことを話したほうがいいと言うのです。

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救命病棟24時 第2シリーズ第9話感想ネタバレ!

このお話では、2組の患者さんが運ばれてくるのですが、とても対称的でした。

最初に運ばれてきたのは、愛人に付き添われた男性で、心肺停止から蘇生までの時間が長すぎたことで手遅れでした。愛人の身なりはきちんとしていて、とてもその男性のことを大切に思っているとは思えない愛人。

そして、矢部先生にしつこく事実を聞こうとするその亡くなった男性の妻・山口文子。
ずっと家庭を守ってつくしてきたのに、最後に裏切られてしまった…妻はどんどん追い詰められてしまいます。

もう1組は大学生のカップル。
若いのにお互いを大切に思う姿にホロッとしますね。将来を期待されていた選手が、その未来を絶たれてしまう辛さ。
彼女の献身さには特に胸をうたれますね…

他にも、仮病の患者さんも複数やってきますが、それぞれの悩みやドラマがあります。
病気やケガが治ればいいだけはなく、いかに心のケアが大切なのかを考えさせられるお話になっています。

時には、嘘をつかなくてはならないこともある…
色々な患者さんを通して学んだ矢部先生は、最後に追い詰められていた山口文子さんを嘘をついて救います。本人にはバレバレでしたけどね。

ちょっとしんみりしたりもしますが、ほのぼのしている話題もあっていいバランスでした。

神林先生に赤ちゃんができたことと、香坂先生が花火見物の幹事になったこと。
神林先生は、最後に良い結果でよかった、よかったって思いましたが、香坂先生はかわいそう…

あれだけ皆にもちあげられてしぶしぶ幹事をやっていたのに、結局誰も当日覚えてすらいなかったとは(笑)
最後は笑って終わりました。

救命病棟24時 第2シリーズ9話の感想まとめ

今回のお話は、治療をどうする?助かるか?という内容ではありませんでした。

救命救急センターって、緊急で運ばれてきた患者さんを治療するところですが、病気やケガがただ治ればよいというわけではないのだと考えさせられましたね。それぞれに家族があって、想いがある…

まさに人間ドラマって感じでしたよ。

あらすじ・感想の各話一覧
救命病棟24時第2シリーズの動画配信情報~あらすじ・感想まとめ(ネタバレ注意)

↓次の第10話の感想はこちら

以上、「救命病棟24時 第2シリーズ9話のあらすじ・感想ネタバレ!時には嘘が必要!」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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