テレビアニメ化された大人気コミックピアノの森24話のあらすじや感想、動画の配信情報などをまとめています。
ピアノの森2期第24話「世界一のピアニスト」
前回23話では、カイの演奏が終了し、レフもまた素晴らしい演奏をしました。
そしてとうとう今回は最終回!
カイの夢は叶うのか!?っていうところが見どころですね。
では、ここから「ピアノの森(アニメ2期)24話の感想ネタバレ!最終回♪カイの夢が叶う!?」についてまとめます。
ピアノの森(アニメ2期)24話 あらすじ
【NHK関連ニュース】
■第23話と第24話(最終話)は、4月14日(日)24時10分から2話を続けて放送します
※関西地方は、24時45分からとなります
※4月7日(日)の放送はありません■4月7日(日)から、NHK・Eテレにて毎週日曜19時から、第1話からの再放送がスタートします#ピアノの森 pic.twitter.com/O5Z9ZWRmks
— TVアニメ ピアノの森 (@piano_anime_tv) 2019年4月5日
とうとう最終審査結果の発表です。
審査委員長のヤシンスキがマイクを持ち、まずは各賞からの発表!
そして、入賞に至らなかったファイナリスト6名が発表されます。
最後は、6位までの入賞者の発表!
果たしてカイは優勝することができるのか?
世界のピアニストとして未来を掴み取ることができるのか?
最年少でショパン・コンクールに臨んだカイとピアノのお話が、ついに完結です。
ピアノの森(アニメ2期)24話 感想ネタバレ!
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
この内容は、25巻231話~26巻最終話までのお話です。
とうとう最終回で、かなり期待して観ました。
今回のストーリーは、25巻の終わりから26巻の最後までをまとめているので、率直な感想としてはうまくまとめてあるな~という印象です。
だからストーリーは、上記の漫画の感想を見てくださいね。
ここでは率直な感想だけまとめます。最終回だから言いたいこと色々あるので(笑)
ぶっちゃけると、今回も総合的にも、この作品はすごく良かったと思っています。ただ、原作ファンとしては何で?と思えるところもあったので、まずはそこから描きますね。
まず、気に入らなかったところとして言いたいことは、結果発表シーンが全然盛り上がっていないことと、玲子があまり登場しないことです。
出だしは審査員たちの審査の様子が少し描かれ、すぐに最終結果が発表されます。
良かったんですよ、アニメも。
それだけ観ていたら、もちろん感動したと思うんです。
でも、すっごく物足りなかった…
もう終わり?これだけ?盛り上がってない観客も多いんだけどって感じ。
というのも、原作コミックでは入賞者がひとりずつ発表されるたびに、もっとカイの知り合いたちが登場して、もしかして?もしかして?って感じが描かれています。ドキドキするように。
だから、発表されるまでに時間を感じることができ、早く!って急かされるような・とうとう発表かって思えるようになっています。
特にその盛り上がる感じの中で好きなのは、光生とヴォイチェフの行動ですね。
ふたりは、どんどん優勝に向けて発表が進むにつれて、大勢の人の中をかきわけてカイのそばに行こうとするんですよ。通して!俺たちのカイが!ってね。
その人をかき分けていく様子が、いかに会場が混雑しているのかをわからせてくれて、優勝がカイだと発表された時の歓声のすごさもわかります。
そして、号泣しながらまだカイのところへ到着できずに必死でカイの名前を叫びながら割り込んでいく光生とヴォイチェフ。
その後やっとカイのそばに来れたヴォイチェフはポーランドの祝歌であるスト・ラットを歌い始め、会場中がその歌であふれかえります。
みんなが祝ってくれている様子を見ながら、阿字野は心から様々なことに感謝。
カイは、ヴォイチェフの肩に乗せられて号泣しながら、大量のスポットライトを浴びています。
こんなシーンをまざまざと漫画で読んでいると、光生とヴォイチェフのシーンはないもののアニメでも似たように描かれているのになんだか全然違うって思ってしまうんですよ。
そう思ってしまうのは、会場の人たちがカイの知り合い以外はただの傍観者って感じで喜んでいない人が多いことと、会場がさほど混み合っていないからっていうのもありますね。ここはしっかり描いてほしかった!
う~~ん…
せっかくスト・ラットを歌っている音が流れているのに、あの「これは背景画像です。人を描いておきました!」みたいな描写はめっちゃ違和感。笑ってもいない人とか、この人どこ見てるの?みたいな人をただ並べているのがすごく残念でしたね。
漫画みたいに、カイを中心として円を描くようにみんながカイに注目してごったがえしているって描写であればまったく雰囲気も違って盛り上がってみえたでしょうに。
そして、もっとも気に入らなかったのが、玲子が喜ぶシーンがまったく出てこない点ですよ。だって、あんなに親孝行なカイの母・玲子が発表を観て喜ぶシーンがないとかおかしくない!?
あれだけカイのことを阿字野に託して、一緒に暮らすこともできずに森の端でがんばってきた玲子。カイもまた、玲子のことを守るって思ってずっと頑張ってきたはずなのに、前回のファイナルの演奏の時にも応援するシーンはないし、結果発表でもなしですよ。あり得ない…
今回玲子が登場したのは、たぶん2箇所。
カイが、術後にまだうまくピアノを弾くことができない阿字野を心配して帰国した際、阿字野がツアーを放り出して帰国してきたことを怒っている様子を、ベンちゃん・ジャン爺とこっそり覗いて心配しているってシーン。あとは、最後の阿字野のリサイタルを観に行ったシーンですね。
カイのショパン・コンクールでの演奏を聞いて感動したとか、発表見てすごく喜んだとか、阿字野と再会してお礼を言っているシーンなどを描いてほしかったと思いませんか?
まぁ、再会シーンは、冴がいないことでカイの再会シーンがないわけだからない理由もわかるんだけど…
父親を超えるなどとジャン爺が言うシーンがあって、父アピールはあるのになんで実の母は出てこないのか?と疑問。だって、ほんのワンシーンでいいんですよ。日本でみんながカイの演奏をスクリーンで見て応援しているシーンさえあれば。
私も母なんでね…
原作であれだけ親子愛を描いてある作品なのに、なんで最も感動的な大切なシーンで母親は登場しないのかが理解できません。普通の親子じゃないですからね、あのふたりは。
森の端という過酷な環境で、玲子は苦労ばっかりだったはずで、子供の世話もどうせしたいない娼婦でしかもギャル!みたいなことを学校の教師たちにも言われていたんですよ。
しかし、実際はたくさんの愛をカイに与えて、カイもまたそんな玲子を幸せにしたいと思い…阿字野はそんなふたりの関係を理解して応援してきたわけです。
原作では、当然ながら玲子が日本からカイを応援している様子はしっかり描かれているし、ふたりが日本に帰国した時も阿字野と再会して喜んでいるシーンが描かれています。ここをカットしてほしくなかった~~~。
あとは、玲子のカットに関わるんだけど、森の端がどうなったのかも出てきません。あれだけ苦労して森の端から逃げられるようにって頑張ってきたというのに、結局どうなったの?っていうのはよくわかりませんでしたね。私が見逃しちゃった?
原作では、カイと阿字野が帰国する数日前から冴と連絡が取れなくなっていて、家に帰ると森の端の仲間達がみんなごっそり、冴を頼って家に匿ってもらっていました。そこで、やばい連中はみんな警察に捕まったことがわかります。
その後は森の端はすべて壊されて失くなり、あのピアノ森に一番近かった土地をカイが買って、そこで玲子や娼婦仲間たちがカフェを始めています。カイはもう本当に自由になったんだよ~っていうのがわかりませんね。
ここまでは、どうしても気になって辛口の意見を言いましたが、当然ながらアニメでここがめっちゃ良かった!というシーンもありますよ。
まず最初は、カイが茶色の小瓶を弾くシーン。
まさにこの曲は一番意味がある曲なわけで、カイ・阿字野・修平にとっては一番の思い出の曲です。
実際のピアノの曲を聴けるのはアニメだからこそ!!
そもそもワクワク楽しい感じの曲ですから、ここは音とストーリーと映像が重なって最高に良かったです。
そして最後の阿字野のカムバックリサイタルのシーン。
なぜかここには冴がいるんですよ(笑)
これは原作を読んでいる人だけが気づけることですね。知らない人は玲子の仲間たちって思うでしょうから。
ちなみに、玲子の左(向かって右)に座っていて、プログラムを一緒に見ているのが冴です。
もともとはボーイッシュな人だったけど、カイがパリ音楽院に行くことになってたぶん一緒にいっているはずだから、それでだいぶ最終回ではあかぬけています。
あとは、エミリアが元気になってた!!
レフト一緒に会場に来ていましたね。
最後、カイも加わってふたりで演奏をしたラスト。
実際のピアニストが演奏している演奏が入り、最終画面は原作コミックと同じ演目が書かれた案内の映像でした。
迫力がありましたね。
ピアノの音もすごく耳に入ってきて、ふたりのピアノをすごく感じることができました。
ピアノの森、本日NHKより23話24話連続放送になります!
最終話となりますので是非ご覧くださいませ~♪#ピアノの森 pic.twitter.com/3fcnmcduN4— 下野下 ((꜆꜄•௰•)꜆꜄꜆🍄 (@kinsoita) 2019年4月14日
ピアノの森(アニメ2期)24話 感想まとめ
とうとう終わってしまいました。
原作の1巻から完結の26巻まですべて描いていたので、2期では少なかったというのが正直な感想です。そのため、後半はすっごい早送りっていう印象が強く、もっとじっくり盛り上げて欲しかったところがあっさり終わって残念でした。
しかし、見方を変えると、完結まですべて描いてくれてありがとう!っていう気持ちもあります。この作品は原作がすごい神作品だと思っているので、どうしても辛口になってしまいましたが、すごくアニメの出来も良かったですし。
まだ原作を読んでいないという方は、是非読んでみてください。
カイがどれだけ重く厳しい環境で育ち、どれだけ努力してきたのかがわかりますから、より最後の結果に感動することができます。
ピアノの森あらすじ・感想ネタバレ!ココがすごい!総集編
Netflixにて独占配信
https://www.netflix.com/jp/title/80986797
以上、「ピアノの森(アニメ2期)24話の感想ネタバレ!最終回♪カイの夢が叶う!?」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。