BOSS(ドラマ2期)6話のあらすじや感想をまとめています。
第6話「消えた銀行強盗」
前回5話は、見栄とプライドのために殺人事件を起こしてしまう節約カリスマ主婦のお話でした。
今回の6話は、お金を奪わなかった銀行強盗のお話です。目的は何だったのか!?
BOSS(ドラマ2期)6話 あらすじ
ライフルを持った男が、行員や客を人質にとって立てこもる事件が起きました。
人質になった客の一人は田所幸子(長谷川京子)だった!
事件の一報を受けた大澤絵里子(天海祐希)と特別犯罪対策室の刑事たちは、すぐに銀行に向かいます。すでに到着していた野立信次郎(竹野内豊)から命じられ、交渉役になった絵里子。
絵里子が銀行に連絡をすると、ソニー(高杉亘)と名乗る男が身代金を要求してきました。
その後、身代金の準備時間として約束した3時間が経過。
絵里子の交渉によって、ソニーは1時間の延長と人質への食料配布を承諾。
山村啓輔(温水洋一)がピザの配達員になりすまして食料を届けましたが、食料に仕込んでいた盗聴器が見つかってしまいます。
怒ったソニーは行内で銃を発射したため、刑事部長の丹波博久(光石研)はSITを突入させると言い出します。まだ交渉の余地があると思っている絵里子は、SITの突入を回避させるために、自らが人質になると言い出して…
そして行内に入ろうとすると、煙が漏れ出して銃声が聞こえ、ドアから人質が一斉に駆け出してきました。
絵里子は犯人を探したけれど…
BOSS(ドラマ2期)6話 感想ネタバレ!
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
今回個人的には、他の回と比較するとハラハラドキドキする展開でもなく、犯人を大澤絵里子(天海祐希)が追い詰めていく面白さはさほどないと思いました。
この作品でそんなことを思った回は初めてです。
ただ、田所幸子(長谷川京子)に変化が見えるようになるストーリーという点で、要チェックですね。
田所って、このまま最後までいかないんですよ。途中でうそ~~っ!こういう人だったの?とか思う時がやってきます。だから、彼女の人となりがわかる今回のお話は、要チェックってことなんですね。
だから、田所が何を悩みどう行動したのかなどをよく観ておきましょう。
前半は銀行に強盗が立てこもるシーンが放送されます。
刑事としてどうなの?と思わせるような田所の態度や行動がわかりますね。
まず、巻き込まれてしまった田所は、犯人に対して夫に電話をかけさせてほしいと頼むんです。
えっ!?この緊急事態に、振り込みができないって電話をする???
なんで?それどころじゃないでしょ?って思うぐらいですから、いかに田所が理不尽な態度を旦那に取られているのかってことがわかります。
しかも途中で旦那から電話が入って、振り込みできないことを伝えたがるなど、目の前の強盗犯人よりも旦那の方が気になるって相当ですよね。
そして彼女は、特別犯罪対策室の刑事とは思えないほど、犯人の様子をさぐるとか、まわりの状況をよく観察するなど、刑事らしいことは何もしません。
ただただ、普通の行員やお客さんと同じようにしていただけ。
自分は特別犯罪対策室のメンバーだという意識が薄すぎ!
それはあとから、大澤絵里子(天海祐希)にも指摘されています。
怯えていたからっていう感じではなかったですよね。
本当におびえていたら、犯人に旦那に電話したいとか言えないと思うんだけど…
私としては、旦那のことで頭がいっぱいだったのでは?なんて思ってました。
中盤になると、一人だけ男性が殺されてしまい、人質になっていた行員やお客さんたちは逃げ出して保護され、絵里子たちによる犯人探しが始まります。
人質たちが銀行の外に逃げたあとは、犯人はどこにもいなくて、見つかったのは、ひとりの男性遺体だけ。
その後、意外なことからその遺体の男がソニーだったとわかり、共犯者がソニーを殺して人質にまぎれて逃走したということがわかります。
もともとという名前は映画の登場人物を使っていたから、映画の通りだったら共犯者がいて犯人は3人。ソニーは最初の方で映画のように逃げ出すヤツとは組まないとか言ってましたから、2人で強盗をしているような口ぶりでした。
だから、絵里子はソニーを殺したのはサルだと推測。
そして、「サル」って誰?という疑問は、この人が犯人か~~とすぐわかってしまいます。絵里子と話すシーンが長いし。
問題は、銀行に強盗に入ったというのに、お金を持っていかなかったことと、仲間を殺した理由ですね。
ここらへんの田所は、自分は役に立たないと落ち込んでいいたり、絵里子に異動させてほしいと話したりしているので、ダメダメな状態。
そこで、絵里子に言われた言葉が、彼女の気持ちを動かすことになります。
そして犯人を追い詰める後半になると、田所が証拠を掴んできたという展開。
う~~~ん…特に大どんでん返しがあるわけでもなく、他の回とは違ってすごい意外性があるわけでもなく、ワタシ的にはへぇ~~~って感じでした。
犯人の本当の目的も、復讐か~~。
あるあるだ…
田所が銀行のゴミ箱に捨てられていた証拠に気づいたというのも、驚くほどめずらしいとは思えませんでした。2話あたりで、科捜研のゴミ箱あさってシュレッダーかけられていたものを見事に復元したりしていましたしね。
他の人がまったく気づかないことを、さりげなくおしゃべりしてヒント出したりも何度もしているから、田所がすごいのよ!って言うには、なんだか弱いな~という印象。
ただ、田所が離婚する決意をしたのは、絵里子の影響ですし、前向きになったのかな~と思えるシーンは必見だと思いました。
あとになってから、あの時彼女はどう考えていたんだろうかって気になることがでてきますから。
BOSS(ドラマ2期)6話 感想まとめ
個人的には、ちょっと残念だと思った回でしたが、他にもそう思う理由がありました。
野立に聞かれて、絵里子がいつから犯人に気づいていたのかって聞かれるシーンがあるんだけど…
いつもだったら、あの時から気づいていたからこうだったのね!って思えるんだけど、今回は気づいていたのになんでこうなる?って思ったりしちゃいました。
あと、ドラマスタート時と終わる時に、K-POPグループの2PMが登場するシーンがあるんだけど、すごく良く知っているファンはいいとして、私はこれ誰?と思ったので、無理やり登場させている感が強くて違和感でした。
東方神起ぐらい知名度高いとか、1stシーズン最後に出てきた離婚弁護士のように、この作品を観ている方であれば誰でも知っている人ならいいんだけど。
次回「かなりヤバい事件」
以上、「BOSS(ドラマ2期)6話のあらすじ・感想ネタバレ!銀行強盗犯の本当の目的」でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!