BOSS(ドラマ)のあらすじ・感想などの基本情報をご紹介します。
ドラマ「BOSS(ボス)」は、2009年4月~フジテレビの「木曜劇場」枠にで放送された天海祐希さん主演の刑事ドラマです。
ある事件で事実上の左遷をされ、アメリカのFBIで5年間研修をしてきた主人公が、問題児ばかり集められた特別犯罪対策室の室長として仲間と事件を解決していく刑事ドラマです。
各話あらすじ・感想一覧
BOSS(ドラマ第1期)
- 1話のあらすじ・感想ネタバレ!爆弾事件犯は芝居に負けた!?
- 2話のあらすじ・感想ネタバレ!ボスがおとりになる!
- 3話のあらすじ・感想ネタバレ!女の敵は女?
- 4話のあらすじ・感想ネタバレ!木元(戸田恵梨香)が大変!
- 5話のあらすじ・感想ネタバレ!悲しい復讐事件解決!
- 6話のあらすじ・感想ネタバレ!天才少女の切ない結末
- 7話のあらすじ・感想ネタバレ!女のプライドと仕事って
- 8話のあらすじ・感想ネタバレ!本当の悪人は誰?
- 9話のあらすじ・感想ネタバレ!虐待から始まった事件
- 10話のあらすじ・感想ネタバレ!連続爆破事件の容疑者はボス?
- 11話のあらすじ・感想ネタバレ!最終回!野立(竹野内豊)は裏切り者?
BOSS(ドラマ第2期)
- 2期:1話のあらすじ・感想ネタバレ!帰ってきたボス
- 2期:2話のあらすじ・感想ネタバレ!木元真実(戸田恵梨香)絶体絶命
- 2期:3話のあらすじ・感想ネタバレ!犯人が守ろうとした意外なもの
- 2期:4話のあらすじ・感想ネタバレ!プロの仕事と復讐
- 2期:5話のあらすじ・感想ネタバレ!女の見栄は怖い
- 2期:6話のあらすじ・感想ネタバレ!銀行強盗犯の本当の目的
- 2期:7話のあらすじ・感想ネタバレ!男の醜い嫉妬と立てこもり
- 2期:8話のあらすじ・感想ネタバレ!犯人は解剖医?
- 2期:9話のあらすじ・感想ネタバレ!最強の殺人者と5歳の少女
- 2期:10話のあらすじ・感想ネタバレ!片桐の恋の行方
- 2期:11話のあらすじ・感想ネタバレ!最終回!本当の犯人&目的
BOSS(ドラマ) 基本情報
2期:2011年4月14日放送開始 平均視聴率 15.1%
スタッフ
- 脚本:林宏司
- 演出:光野道夫
- プロデュース:村瀬健 三竿玲子
- 音楽:澤野弘之 和田貴史 林ゆうき
- 制作:フジテレビドラマ制作センター
- 主題歌:Superfly「My Best Of My Life」
出演者
❤ 大澤絵里子:天海祐希
❤ 木元真実:戸田恵梨香
❤ 片桐琢磨:玉山鉄二
❤ 花形一平:溝端淳平
❤ 岩井善治:ケンドーコバヤシ
❤ 山村啓輔:温水洋一
❤ 野立信次郎:竹野内豊
❤ 奈良橋玲子:吉瀬美智子
その他ゲスト多数
BOSS(ドラマ) あらすじ
2009年、世の中は百年に一度と言われる世界的な大不況で、犯罪率もうなぎのぼり状態で悪化しています。
テレビのニュースでは、殺人事件のニュースが毎日のように流され、人を殺すということが日常的に行われています。
そんな状況の中で、検挙率の低下をなんとかしたい…なんとかできなくても、対策を練っていることは世間にアピールしておかなくてはいかない…
警察官僚上層部では、凶悪犯罪の多発化に対する対策案として、「捜査一課特別犯罪対策室」を新たに設置しました。
マスコミから注目されるために、室長には美人の女性キャリアである大澤絵里子(天海祐希)を任命。
表向きには設置に対する立派な理由を並べ尽くし、実際は警察はちゃんとやっていますということをアピールするためだけに設置された部署のため、何も期待はされていません。
女は広報活動だけやっていればいいと室長である絵里子をバカにする上司や男の刑事たち。
捜査一課特別犯罪対策室に集められた人材は、各部署で問題ありまくりで押し付けられた刑事ばかり。
こんなはみ出し刑事たちを部下に従え、新米BOSSとなった絵里子は、難事件の解決に向けて捜査を進めていきます。
そして最初はバラバラでやる気のなかった部下たちの中にも連帯感が生まれていき、それぞれが自分の個性を発揮して立派なチームになっていきます。
毎回、事件の謎の解明だけではなく、スカっとするシーンが満載!コメディーだけど真面目な刑事ドラマです。
BOSS(ドラマ) 感想
天海祐希さんが出演している作品って、スカっとする作品が多いと思うのですが、これもまた毎回すっごくスカっとしますね。1話完結が基本パターンではあるので、毎回いい気分になります。
というのも、大澤絵里子(天海祐希)率いる捜査一課特別犯罪対策室って、誰もが何らかの理由で嫌味な連中からバカにされたり見下されているんですよ。
そして、トラウマがあるなど何か訳あり。
その中でも、特にBOSSの絵里子は、女だから・経験不足・現場を知らないくせに…などなど、言いたい放題されています。
捜査第一課13係の係長・小野田忠(塩見三省)とか典型的ですね。
「捜査一課は男の中の男が来る所」が持論だから、現場に絵里子が来るのも不満顔。そしてとにかく偉そう!
2009年と言えば、女は家庭を守っていればいいんだとか、バリバリ仕事をこなすキャリアウーマンを見下していた男達が、ちょうどおえらいさんになっている時代ですからね…
このドラマを見て、私のように「いるいる、こんな奴」と思いながら見ていた方も多いかもしれませんね。
職場で、モロに「女はお茶くみで腰掛け」「仕事は男にまかせておけばいいんだよ」と言われながら働いてきた私にとっては、どんだけプライド高いんだよ!ざまぁ!!って思えるスカッと感がありましたから。
ちなみに、私の世代でも「できる男」は、女性の活躍を認めてくれてましたよ。その世代の男がみな偉そうだったわけではないです。このドラマだと、野立信次郎(竹野内豊)がそういう人ですね。
男とか女とか関係なく、その人の個性と実力をしっかり認めてくれる人。
チャラチャラしていそうで、実はよく見ており、いざという時に頼りになる人。
野立は、かなりこの作品でいいキャラですよね。
そして、主人公の大澤絵里子(天海祐希)もまた、人をよく見ています。
プロファイリングを学んだということもあるでしょうが、そもそも野立と同じようなタイプだったと思いますね。
だから、ふたりは気が合うんですよ。
そして、自分を見下す発言をしてくる男どもに対し、ヒステリックに言い返すのではなく、スマートに受け流す態度がカッコいい!!悔しい気持ちをぐっと抑えながら、ここぞって時に結果でお返し!
その分、野立には文句ダラダラ言ってますけど(笑)、そのやり取りもまた楽しいシーンとなっています。
そして、自分の職業を隠してつきあっている彼氏・池上浩(丸山智己)と一緒の時は、また別人のようですからね…
天海祐希さんが、40代という女性のあらゆる面をうまく演じている作品です。
そして個性的な登場人物もまた、、スカッとする理由になっています。
ここまで揃ったか…というぐらい、個性がバラバラ…
やる気満々で明るい花形一平(溝端淳平)は、まだまだ刑事として何も知らないひよっこ。
科捜研から異動してきた木元真実(戸田恵梨香)は、朝起きることができない・人との接触が嫌いという社会性に問題あり。
警視庁刑事部捜査第一課から異動していきた片桐琢磨(玉山鉄二)は、過去の事件のトラウマからチームで動くのを嫌がって退職願を出すほど。そして定時でいつもさっさと帰ってしまいます。
組織犯罪対策第四課から異動してきた岩井善治(ケンドーコバヤシ)は、すぐ仕事をさぼって人に押し付けたり、男をおっかけたりしています。
生活安全部生活環境課から異動してきた山村啓輔(温水洋一)は、とにかくおっちょこちょい。
かなりクセモノのこのメンバーが、だんだんうまくかみ合って、チームワーク抜群になっていく様子も見ていて気持ちがいいですよ。
あとは、毎回事件に関係して登場するゲストもまた豪華!
あぁ懐かしい~って人から、この人が犯人だっけ!?って思うような人まで登場します。
今から10年前のドラマですから、現在とは違った俳優さんを見るのも楽しいです。
以上「BOSS(ドラマ)の動画配信情報~あらすじ・感想まとめ(ネタバレ注意)」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。