Dr.コトー診療所(ドラマ)8話のあらすじ・感想ネタバレ!あきおじの死に号泣

Dr.コトー診療所

Dr.コトー診療所第8話のあらすじや感想をまとめました!

第8話「救えない命」

前回7話では、妊娠して本土に帰ってきたしげさんの娘・リカのお話でした。そして、竜一もまた本土へ帰っていきましたね。

今回は、邦ちゃんのおじいちゃんである「あきおじ」がガンで亡くなってしまうお話です。

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Dr.コトー診療所(ドラマ)8話のあらすじ

コトーは、往診の途中であきおじこと山下明夫(今福將雄)から藁草履の作り方を子どもたちが教わっているのを見かけます。そして、一緒にスイカをごちそうになったのですが、その時あきおじが便通が悪くお腹が張っているという話を聞きます。

一方その頃、本土への研修を終えて帰ってきた和田(筧利夫)は、帰りの船で素敵な女性と運命の出会いがあったと自慢していました。

そこにコトーも診療所に帰ってきて、運命の出会いの話をしていた途端、そこに本人が登場!それは、コトーの元同僚だった原沢咲(石田ゆり子)でした。

彼女がコトーに会うために志木那島に来たのは、話したいことがあったから。
夜、ふたりで話をしようとしていたところ、あきおじの息子・一夫(納谷真大)が、あきおじの容態が悪いと相談しにきました。

翌日あきおじを診たコトーは、ガンがかなり進行していると診断します。

本土で詳しい検査をしてもらうようにと伝えたものの、あきおじも家族もコトーに手術してほしいと言い出して…

Dr.コトー診療所(ドラマ)8話の感想

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今回と次回は、あきおじの病気のことで、医療って何?コトーがやろうとしていることは?ということを考えさせられるお話になっています。

ストーリーをざっくりまとめると…

まず、原沢咲(石田ゆり子)が、コトーに話があって志木那島にやってきました。
そして、あきおじこと山下明夫(今福將雄)がガンだとわかり、コトーは本土での治療をすすめるんだけど、息子の一夫とあきおじ本人がコトーに手術してほしいと頼んできます。

あきおじの強い要望によって手術を決意したものの、いざ手術を始めると転移がひどくて何もせずに閉腹。その後、あきおじには手術が成功したと伝えて自宅療養をするところまでが今回のお話です。

そして、色々なことを考えさせる内容なんだけど、特に考えてしまうのは、コトーは自己犠牲のうえでこの島で医師をしているのでは?ということです。

咲が、彩佳や和田に話すシーンでそれはハッキリ言われていることなんだけど、誰もがコトーなら絶対に失敗しないと神様かのように期待をしすぎていたり、普通の医師では行わない家族の手術をするかのような厳しい状況で働いているということです。

今回のあきおじの手術だって、最初はコトーも本土で治療した方がいいって言っているんですよ。すでに半年はこの島にいて、本土に入院することがどれだけ負担になるのかはコトーだってわかっているはずなのに、そう言ったんだから、それだけ厳しい状況だということです。

でも、そんなコトーに決意をさせたのが、あきおじ本人の言葉。

 
このあきおじのセリフは、動画を視聴してぜひ聞いてほしい!!

あきおじのこの言葉は、病気を治してくれって言っているわけではないんですよね。
死ぬか生きるかは神様が決めてくれるから、治療だけはコトー先生がやってくださいと…
何があっても、コトーがやってくれたのなら本望だと…

ここまで言われれば、やるしかないですよね。

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しかし、咲はそれが理解できません。
患者さんのためを思うなら、しっかりした設備できちんと病状を調べ、治療計画を立てた上で手術した方がいいと思うからです。それが医療現場では当然の常識ですから。

それに、コトーが抱え込むことも多すぎると咲は思っているわけです。

咲は彩佳と話している時に、この島の医療はコトーの犠牲で成り立っていて、彼に寄りかかったままでいいのか?という内容のセリフを言っています。

確かに…
彩佳は、コトーはやるって言ったら必ずやってくれる人だ、手術は成功すると言っていますが、もうその言葉自体がコトーに頼りすぎていることを表しているのでは?

今まで島に医者らしい医者がいなかったせいで、誰もがコトーならやってくれるという空気が島民みんなに広がっている…神様じゃないんだから、絶対なんてないのに。

彩佳は、今までだってやってくれたって言うけれど、今度もうまくいくとは限りませんしね。
咲は数多くの患者を診てきていますから、ダメだった時に医者のせいにする患者もいたでしょうし、患者が死んでしまった時の担当医師の気持ちもわかるでしょう。

そしてこの時点ではまだドラマでは明かされていませんが、コトーが最先端の医療から離れた理由も知っている彼女からすれば、医師ひとりに負担がかかりすぎることのデメリットをより理解しているのだと思います。

そして実際、あきおじの手術を行ったところ、転移がひどく何もせずに閉腹するしかなかったのですが、息子の一夫は腹切っただけで何もしてくれなかったのかと泣きながら文句を言っています。

それに対して、お役に立てず申し訳ありませんでしたと頭を下げるコトー。

 
う~~~ん…理不尽…

本土の病院で治療した方がいいと言っていたのを、星野を通してコトーに治療してほしいと言ってきたのは一夫本人のくせに…
うまくいかないと文句を言うとか…あり得ない…

咲が自己犠牲って言っていたのは、まさにこのことでしょう。

一夫だって悪気はないんですよ。
ただショックだったからってことで、後々とても感謝していたりはします。

それでも、今何もできなかったことに対して一番ショックを受けているのはコトーだったわけで、そこにさらにダメージを与えたのは間違いありません。

落ち込んで海を見ていたコトーのところにやって来たのは剛利でした。
言い方はちょっときつめだけど、なぐさめているんですよね。いい男だ!

そこから自宅療養をするあきおじと、往診するコトーたちや周りの島民の様子が描かれているんだけど、とっても幸せそうだからこそ、なんだか泣けてきます。

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終わり近くになると、咲は和田と話をしています。
そのふたりの話も良かったですね。

咲は、医者は家族をオペできないって言われているのに、コトーがしていることはそれと同じことなのでは?と言っています。

それに対する和田のセリフも最高!!
この人は、ここぞって時に、本当にいいことをしたり言ったりするんですよ。

コトーは現実にそれをやろうとしているかのように必死で、だからみんなは診てもらいたいし、自分も役に立ちたいと思うと…

 
このふたりのやり取りを聞いていると、なんだか切なくなっちゃって…

ふたりともいい人だし、コトーのことが好きだからこそ心配したり応援しているんですよね。
最後は、あきおじが亡くなってしまったシーンで号泣!!
息子夫婦もコトーに感謝してましたけど、最後は満足して死んでいったあきおじ。

そしてあきおじは手作りのわら草履をコトーにプレゼントするつもりでいて、一緒にあった手紙を読みながら泣くコトー。

咲はその後コトーに別れをつげて帰り、コトーが茉莉子の店で酔っ払ってしまったシーンで終了です。

酔っ払ったコトーを動かそうとした時に、あきおじの草履をしっかり握って離さないのを見たら、涙がボロボロ出ましたよ…(泣)

まとめ

今回は、とにかく咲のセリフがみな最高でした。
まさに、ストーリーをまとめたかのような感じですね。

明おじはドラマのオリジナルキャラなので、原作にはなかったかも!?
邦ちゃんは原作コミックにも登場しますが、漫画での名字は山下ではなく宮澤です。

次回「暴かれた過去」
とうとうコトーの過去がわかることに!!

次回第9話の感想はこちら
まとめページもご覧ください。
↓↓↓

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以上、「Dr.コトー診療所(ドラマ)8話のあらすじ・感想ネタバレ!あきおじの死に号泣」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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