BOSS(ドラマ)10話のあらすじや感想をまとめています。
第10話「容疑者はボス!?最後の事件…最強の敵!!」
前回9話は、子どもに虐待をしていた父親が連続して殺されてしまう事件のお話でした。
今回の10話は、大澤絵里子(天海祐希)がゴミ箱連続爆破事件の容疑者にされたり、警視庁の裏金汚職問題が発覚するなど複数の事件がひとつに繋がっていくというお話。野立が警察を裏切っているかもしれない!?
BOSS(ドラマ)10話 あらすじ
特別犯罪対策室は謹慎処分を受け、人員の足りない生活安全課の補佐をしていました。
そんなある日、片桐琢磨(玉山鉄二)は、新聞記者の鈴木真司(小須田康人)から意外なことを聞きます。特別犯罪対策室の謹慎は警視庁の裏金汚職問題に関係があるのではないかと…
それと同じ頃、ゴミ箱連続爆破事件が起こり、その証拠品である時限タイマーの時計から、大澤絵里子(天海祐希)の指紋が発見されてしまいます。
片桐の指示により、岩井善治(ケンドーコバヤシ)と山村啓輔(温水洋一)は、爆破事件の捜査、木元真実(戸田恵梨香)と花形一平(溝端淳平)は、絵里子の取り調べを行うことに…
そして片桐は、野立信次郎(竹野内豊)に裏金問題について聞いてみたものの、そんなのはインチキ新聞のガセネタだと言われてしまいます。
しかしその直後、新聞記者の鈴木から連絡があったために会いに行くと、そこに小野田忠(塩見三省)現れて、あながちデマではないと思うと言い出します。
そして小野田は、片桐にも一緒に動いてほしいと言います。
その頃、ある大学の講義室が吹き飛び死者が出たという事件が!
木元は、取調べ中の絵里子に報告!
絵里子は、爆弾の成分が「過酸化ベンゾイル」と聞くと、自分の指紋が時計にあったことと事件に関与した人物について思い当たるふしがあり、木元に話し出します。
BOSS(ドラマ)10話 感想ネタバレ!
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
今回は、警察にとって非常に重い事件と、絵里子にとっても辛い事件になるかもしれないお話が同時進行で進んでいきます。
ストーリーは、謎の男が海辺を歩いているところから始まりますね。
この人なんかやばいね…っていうのはわかるんだけど、しばらくは誰なのかはわかりません。
あとでわかりますが、彼はテロ集団黒い月のメンバーの中で逮捕されていなかったうちのひとり・高倉龍平(反町隆史)でした。
それにしても、反町隆史さんはかっこいいし、存在感ありすぎでしょ!
いくつになっても海が似合うわ~~~。
最終回に向けて、彼が大澤絵里子(天海祐希)と対決するんだろうなって出だしから思わせてくれます。
そして、そのあとは謹慎をくらっている特別犯罪対策室の現在の仕事の様子が描かれています。万引き犯を捕まえたり、下着泥棒の家に家宅捜索したり…
前回の最後に特別犯罪対策室は謹慎をくらったということで、それが何か大きな事件に?とか思ってハラハラして観始めましたが、全然違うという流れでしたね。
あれ?こんなにほのぼの笑えるシーンなわけ?とか思いました。
あれはただ、8話で片桐の誤射事件が知られることになり、屋田健三(相島一之)は解散させたがったのを、野立信次郎(竹野内豊)が謹慎処分にとどめたとのこと。
な~~んだ…
さほど大げさなことでもなかったのね…なんて思いましたけど、これはあとから見返すと意外と今回からのストーリーに関わっている内容でした。
今回のメインの事件は2つ。
それが連続爆破事件と警視庁の裏金汚職問題。警視庁の裏金汚職問題
これが最後にはすべてつながり、めっちゃ面白かった!!
2つのまるで関係のなさそうな事件がつながっているというだけでも面白いのに、そこに絵里子が5年前にキャリアを棒に振った事件までからんできますからね。
それは、彼氏・池上浩(丸山智己)の弟・池上健吾(石垣佑磨)が、テロ集団「黒い月」とつながっている爆弾テロの容疑者として逮捕された事件です。
裏金汚職問題の真相に近づいた捜査一課の小野田忠(塩見三省)は襲われてしまうし、警視総監・大山源蔵(津川雅彦)が来場する感謝状贈呈式の式典ホールに爆弾が仕掛けられて誘拐されてしまうなど、どうなっちゃうの?という展開。
しかも、裏金問題・5年前のテロ事件・連続爆破事件がすべてつながり、そこに共通して関わって名前が浮かび上がったのが野立ですよ!!
野立がテロ組織とつながっていることを裏付けるようなことが次々とわかってくるんですよね。
そして最後は、爆発した式典ホールにやっと到着した絵里子の目の前を、大山総監と野立を乗せた車が通り過ぎ、野立がにやりと笑ってグッバイと言うかのように合図を送って去っていくシーンで終わりでした。
ここまで盛りだくさんか!?
予測が追いつかない~面白すぎる~!
完璧に野立が裏切り者(内通者)だったという終わり方。
高倉が車を出す時に、野立のことを「ボス」とか呼んでましたからね。
この回を観終わったあと、私には野立が裏切り者だとは思えなかったので、余計に最終回が楽しみって思いました。
だって絵里子とバディを組んでいたあの野立ですよ?
絵里子がいかに優秀なのかを知っている野立が、裏で悪いことをしていたとした場合に、わざわざ能力がある絵里子を特別犯罪対策室の室長になんてするかな~~。
人柄的にも、チャラチャラしている反面、実は正義感の強いまともな人だと思っていますし。
となると、なぜ野立がここまで裏切り者のような行動をとったのか?というのが気になります。
そして、追い詰められた絵里子をはじめとする特別犯罪対策室の刑事たちは、野立に対してどうするのか?というのも見どころでしょうね。
BOSS(ドラマ)10話 感想まとめ
複雑に複数の事件がからみあってひとつに繋がっていくのが今回のストーリー。
その中で、事件ではない問題もひとつありました。
それが、絵里子と浩の恋の問題。
弟が爆弾を作ったという疑いをかけられて、兄の浩も事情聴取されることになり、刑事だとバレて以降初めて顔を合わせました。
聴取が終わって帰る時に、浩は弟の事件をさぐるために自分と付き合っていたというオチは勘弁してほしいとか言うんだけど…
そんなわけないじゃん!!
恋人である自分と刑事である自分との間で苦しいのに、相手にそんなことを言われたらつらいな~と切なくなりました。浩だってもちろんそうだとは思ってはいないからこそ、責めているわけでもないのだけど、確認するようなことは言ってほしかったというのが女性の心理ですね。
次回衝撃の最終回拡大SP「裏切りの果て」
以上、「BOSS(ドラマ)10話のあらすじ・感想ネタバレ!連続爆破事件の容疑者はボス?」でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!