ピアノの森(アニメ)9話のあらすじ・感想ネタバレ!コンクール予備予選

テレビアニメ化された大人気コミックピアノの森9話のあらすじや感想、動画の配信情報などをまとめています。

ピアノの森第9話「ワルシャワの胎動」
まずは、前回8話の復習から。

アルバイトもすべて終わらせてピアノに集中し始めた一ノ瀬海。

JAPANソリストコンクールに出場し、ソリスト賞を受賞!
あの世界でも有名なジャン=ジャック・セローと共演をします。

また、カイのことをずっと探していた丸山誉子とも再会しました。

セローと阿字野に推薦してもらうことで、ショパン・コンクール出場のための準備が着々と始まっていきます。

その話を知った雨宮修平もまた、ショパン・コンクールに出場する決意をします。

では、ここから「ピアノの森(アニメ)9話のあらすじ・感想ネタバレ!コンクール予備予選」についてまとめます。

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ピアノの森(アニメ)9話 あらすじ

ショパン・コンクール本大会前の予備予選が始まりました。
ポーランド・ワルシャワへ行ったカイの出番は最終日。

そのため、カイは先に出番のある雨宮修平の演奏を聴きに行きます。
そこで声をかけてきたのは、同じ日本人でポーランドに留学して5年目の平田光生でした。

そして、修平の演奏の順番になりました。
多くのライバルたちが緊張してミスをしていたというのに、修平は最初の一音から他の奏者との違いを見せつけるような堂々とした演奏をします。

演奏終了後、修平に声をかけようと近付こうとしたカイでしたが、修平の周りは取材陣でいっぱい。それに、声をかけて目があったにも関わらず、無視されてしまいます。

その後、予備予選の最終日になり、今度はカイの演奏の順番になりました。
前に演奏していた光生がプレッシャーと緊張でうまく演奏できず、それを見ていたカイも、その緊張がうつったのかアガってしまいます。

立て直さなければ…
落ち着こうとすればするほどパニックしてしまいます。

しかし、会場に修平が見に来ていることに気づいたカイはやっと落ち着き、彼との思い出を心に浮かべて自分らしい演奏をすることができましたが…

ピアノの森(アニメ)9話 感想ネタバレ!

(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)

この9話の内容は、12巻の101話~111話の内容です。

ピアノの森 12巻

ピアノの森 12巻

ピアノの森 12巻

[著]一色まこと

 

ピアノの森 13巻

ピアノの森 13巻

ピアノの森 13巻

[著]一色まこと

とうとうショパン・コンクールの予備予選が始まりました。
今回からの内容は、ポーランドの首都ワルシャワが舞台のお話です。

原作漫画ではこの話までに、誉子が通っていた病院でスポーツドクターと深刻そうに話をしているカイが見られており、カイの手になにか問題があるのか?というお話が入っています。

その内容は原作の最終巻にすごく関連あるのですが、アニメではそこまで放送するかはわかりません。ショパン・コンクールの結果発表までの内容なのであれば、必要ありませんからね。

一気にカットされているということは、ショパン・コンクールの結果が出て最も盛り上がったところで終わるのでしょうか。

ということで、今回はワルシャワでの修平との絡みがメインのお話になっています。

となると、ここからはしばらくずっとブラック雨宮を見るようですね(笑)
カイに向かってライバル心丸出しで、勝負するつもりでいるからです。

だから、最初に修平の予選演奏のあとに声をかけようとしても無視するし、カイの演奏のあとにも挑発的な発言をしてきます。

修平の態度は、カイを傷つけたはず。
人に対して優しく温厚なカイが、握手をしようとされた時に言い訳しながら拒んでしまいますからね。

その手を拒まれて別れた後の修平の顔…すっごく怒ってました。アニメではそうでもなかったけど、漫画の顔はすごかったですよ。
ついつい、「出た~我がままお坊ちゃん体質~~」って思いましたけど。

だって、1年以上会っていなかった大切な友人に、「君を打ち負かすためだけにここまで来た」とか言われれば、普通はもっと怒りますよ。なのに、ピアノは誰かと勝負するものではないと自分の意見を言う程度で、複雑な気持ちを抑え込もうとするカイはえらいです。

それでも、どうしても抑え込めない感情が、握手拒否につながったはず。
しかたないよね、それぐらい。

しかも、原作漫画では、握手拒否したことを後悔しているシーンもあるんです。カイって健気…

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そんなカイに勝手な自分の気持ちを押し付けておきながら、握手拒否されて怒るとは…修平はなんという自分勝手な…と思わずにはいられません。

さらに、後日予選の結果が発表された時に、カイの方から握手を求めるのですが、今度は修平が握手拒否を仕返しますからね(怒)

自分のピアノが好きになれず、カイに勝てれば自信が持てると思っている修平。

彼は父親に、このピアノには勝てないという思い込みから早く開放されたい。そうでないと、この先自信をもってピアニストの道を歩めない気がする…と話しています。

ライバルですから、そういう気持ちがあるのは全然おかしくもないし、それを心の中で思っているだけなら別にいいですが、それをカイ本人にぶちかまして相手の対応に怒るとか…ただの我がままでしかないでしょう。

実際、今回知り合った平田光生からは、かなり修平の評判は悪いことをカイは聞かされています。それも、コネを使って割り込むようにショパン・コンクールに強い先生の順番待ちのクラスに入ったからですね。

そこまでしてカイと勝負したかったのか!?

カイは遠い外国に初めて来て、この時はまだセローも阿字野もまだいないためひとり。光生と仲良くなったとは言うものの、久しぶりに修平と会ってかなり嬉しかったはずなんですよ。

緊張してパニックした時に、修平がいるって思えただけで落ち着くぐらい、カイは修平のことを大切な友達と思っているのだから。

だから、そんなカイがあの修平の態度を受けてどんな気持ちかと思うと切ないな~~。

今までだって、転校でいなくなったり、一時帰国で待っててって言ってたのに手紙ひとつでいなくなったり…修平はずっと自分の都合や意志で行動してきて、カイはいつも受け身で寂しい思いをしてきました。

なのに勝手に修平からライバル視されて厳しい態度をとられるとか悲しすぎる!

でも、修平がブラックになればなるほど、カイの良いところが浮き彫りになりますね!
そしてこの先、修平が自分のピアノを好きになる時、本当の優しい修平が見れるはずだから、ここでブラックであるほどいいかも!

そして、カイの心を落ち着けてくれるのがショパンの森。
アニメの出だしでこの森のことをカイ本人が話していますが、原作の漫画では、冴にメールで報告する形で描かれています。

ここは注目すべき森ですね。
今後はこの森でポーランドのレフ・シマノフスキとも接触することになるでしょうし、やっぱりカイは森に愛されているんだ!!と思えます。

もうひとつカイの心の拠り所となってくれそうなアイテムが森のピアノの欠片です。これは、カミナリで焼けてしまった森のピアノの欠片ですが、阿字野が日本を旅立つ前に、玲子からお守りとして預かるのです。

カイがピンチの時にでも渡してあげてと言われているため、しばらくは見ることはありませんが後々出てきますね。

今回のお話で登場してくる平田光生はいい子ですよ(笑)
なんとなく佐賀先生に似ています。

なんだかんだ言いながら、自分は予備予選で落ちてしまっているのに、カイの面倒を見たりフォローしてくれる友人ですね。

修平とはしばらく仲良くできないため、この彼の存在は大きいと思います。

ピアノの森(アニメ)9話 感想まとめ

とうとうここからは、本格的にピアノコンクール一色というストーリー展開になっていきますね。

ライバルたちのピアノ演奏も、それぞれリアルで同じ国出身のピアニストの方々が演奏するそうですから見逃せません。

次回10話は「ショパン・コンクール」
ソフイ・オルメッソンの演奏が聴けるのでは?

あらすじ・感想の各話一覧他まとめ
ピアノの森あらすじ・感想ネタバレ!ココがすごい!総集編

↓次の第10話の感想はこちら

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以上、「ピアノの森(アニメ)9話のあらすじ・感想ネタバレ!コンクール予備予選」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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