テレビアニメ化された大人気コミックピアノの森11話のあらすじや感想、動画の配信情報などをまとめています。
ピアノの森第11話「ポーランドの新星」
まずは、前回10話の復習から。
第15回ショパン国際ピアノコンクールの本大会が始まりました。
フランス出身のソフイ・オルメッソンが演奏し、その後最も注目されているパン・ウェイ(龐威)の演奏です。
パン・ウェイのピアノの音を聞いたカイは、衝撃を受けます。
それは、阿字野の音のようだったからです。
では、ここから「ピアノの森(アニメ)11話のあらすじ・感想ネタバレ!修平の心の唄」についてまとめます。
ピアノの森(アニメ)11話 あらすじ
第11話「ポーランドの新星」あらすじと場面写公開!
修平がいよいよステージに!レフ・シマノフスキも登場!
放送は6/24(日)NHK総合テレビにて24:10~(関西地方は24:50~)https://t.co/jh0wxTHsYp
Netflixでは見逃し配信中!#ピアノの森 #NHK総合 #ネトフリ pic.twitter.com/qO8MyXlp08— TVアニメ ピアノの森 (@piano_anime_tv) 2018年6月20日
ショパン国際ピアノコンクールの本大会で、雨宮修平の演奏の順番が来ました。
美しく会場中をためいきで満たすような修平の演奏。
誰もがうなるような見事なテクニック
カイは、雨宮の弾くピアノが誰の弾くピアノより好きなんだと気づきます。
そして、ノクターンを弾く時、修平はカイのことを思い浮かべます。
そして自分の苦悩・自分の心の唄をカイに聴かせるのです。
最後の曲も素晴らしい演奏で、満場のスタンディング・オベーションの中、修平の第1次は終わったのでした。
修平の演奏を聞いたカイは、自分の出番までに緊張をほぐすため、体を動かそうとワルシャワを走ります。向かったのはショパンの森。
そこで会ったのは、出場者のポーランド人・レフ・シマノフスキでした。
ピアノの森(アニメ)11話 感想ネタバレ!
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
この内容は、14巻125話~15巻134話までのお話です。
タイトルが「ポーランドの新星」とあるので、レフがメインだろうとは思っていましたが、まさか最終日の演奏終了まで入れてしまうとは…
出だしの雨宮修平の演奏は素晴らしいものでした。
これだけの大舞台で、ミスなく演奏できる精神力とか、すごいし、アニメの映像もすごく良かった!
そんな修平のピアノを聴いて、カイは修平のピアノが誰の演奏よりも好きなんだって思いますが、それほどの演奏でしたね。
ところが、良い演奏だったからこそ、心配になっちゃうことが…
修平はすっごく神経過敏になっていて、ピアノの鍵盤を何度も何度も拭いたり、いつまでも手を洗っていたり…
その理由は、カロル・アダムスキのセリフからすごくわかります。
修平の異変に気づいたカロル・アダムスキは、アドバイスをするんです。
あまり自分を追いつめない方がいいよ
ここまで来たら、優勝とか順位とか結果はどうでもいいと思わないと…
彼は、自分自身とだけ向き合うことに集中した方がいいって言うわけですよ。
そして、自分の体験談などを話しつつ、自分を見失わないようにってアドバイス。
ところが、修平はまったく聞く耳を持ちません。
自分自身のことを言われていることにさえ気づかず、自分は見失っていない・キミとは違うんだなどと思っています。
そうそう…
問題のある人に限って、自分は問題ないって思ってるんだよね(笑)
相手は、まさに見失っている状態を目の前に見て心配だからこそ、自分の話をしてくれたのにね。
心の闇は深いって言われていたけど、まさにかなりやばい状況になってきたわけです。
このワルシャワに来てからというもの、修平のカイに対する態度は自分勝手で冷たいものでした。それを見て今まではそりゃ~ムカッとしていたわけだけど、ここらへんからだんだん観ているこちらの気持ちも変わってきます。
心配!!
修平がだんだん壊れてしまいそうで…
なのに、少しずつ父親の洋一郎も、修平への気持ちが鈍感になってきます。つまり、修平のピアノの出来は今まで以上に気にするようになるのに、演奏している修平の態度や変化には気づかなくなるということです。
親しい間柄でもないカロル・アダムスキが、修平の心に闇があることも、自分自身を追いつめて見失っていることも見抜くのに、父親は全く気づきませんからね。
母親が神経質になっているのかしら?って言っても、大丈夫のひとことで、ピアノに何かアクシデントが起こったぐらいにしか思っていません。
カロル・アダムスキは、トイレでいつまでも手を洗っている修平を見た後、具合が悪くなったところを助けますが、だから気づいたってわけでもないんですよ。
それより以前に何かおかしいという顔で修平をじっと見ていますから。同じ状況でありながら、アダムスキは気づいたのに父親は全く気づかなかったということです。
アニメだとちょっとわかりづらかったですけどね。
そして、ここからどんどん父親の方が勝ち負けにこだわってそれを何らかの形で表していくようになります。
もともとおだやかな人だから、正面切って文句を言うようなことはしませんが…
原作の漫画では、今回の演奏の時も、カイや阿字野に向って、挑戦的なことを心の中で思ってたりするわけです。
修平は120%の汗を流してここに来たんだ
それは決して…
決してお前たちにはできないマネだ
お前たちって…挑発的
同じ時に阿字野は、あんなに小さかったのに、大きくなったな…とか嬉しそうな顔をして思ってるんですけど、この洋一郎と阿字野の思いは、アニメではバッサリカットされてました。
素直に成長を感じて嬉しそうに観ている阿字野に対して、比較してどっちが上だとかこだわる雨宮洋一郎。
そもそも、カイがどれだけ努力してきたかなんて見てこなかったんだから、なんで自分の子供だけすっごく努力したとか言えるんだろうか…
このシーンは、個人的に欲しかったな~~。
この態度の差が、カイと修平の差にもなっているような気がするんですよ。
そしてもう一つ変わってきたのは、修平が心で思っている内容に、父親のためにも…って気持ちが表現されているんですよね。
今までは、自分が~っていうばかりだったのに、カイに勝たなければ、自分も父親も目の前に立ちはだかる壁をずっと取り除けなくなる・父親のためにも自分が勝たなければって思ってるんです。
修平は自分とカイだけではなく、父親と阿字野の勝負も抱え込んでいるってことですね。
神経過敏にもなるはずだ~~~。
ここからは、さらに雨宮親子の様子は要チェックです。
期待の新星、レフ・シマノフスキ
今夜24:10~(関西地方は24:50~)放送
第11話「ポーランドの新星」https://t.co/jh0wxTHsYp
雨宮修平がいよいよステージに!レフ・シマノフスキも登場!
ぜひご覧ください#ピアノの森 pic.twitter.com/D5D0iiMQPG— TVアニメ ピアノの森 (@piano_anime_tv) 2018年6月24日
カイは大会の午前の部終了後に、緊張をほぐすためにショパンの森に向って走り出し、そこでレフと会います。
でも、原作の漫画では、ここで会うのは2回目で、初めてではありません。パン・ウェイの演奏後にショパンの森で会ったのが初対面という設定です。この初対面のシーンは、漫画だと13巻で描かれています。
原作によると、修平の演奏を聴いた後にレフと会った時は、ショパンの森の中で森の端のピアノの森にとても似ている場所を紹介してもらうカイ。
ポーランドでもカイにとって心の拠り所ができたと喜んでいたのですが、それがアニメではありませんでした。めっちゃ残念!!
あと、修平の演奏を聴いた感想を言ったのもバッサリカット…
原作漫画では、彼がするどいことを言うんです。
修平のピアノは、思いはすごいけど、たった一人にしか向けていないようなピアノだと言うんですよ。奥行きはあるけど幅がないようだと…
まさにその通り!?って思ったんだけどな~。
そして、第1次予選最終日。
レフの演奏が始まります。
ココらへんも色々カットが多いから、ちょっとわかりづらい…
演奏前に、また父親にプレッシャーかけられて具合悪くなりかけてたんだけど。
このレフの父親は、決して悪い人ではないのだけど、頑固なピアノ教師なので、相当レフにプレッシャーをかけて怒鳴ってばかりだったんですよ。
でも、アニメだと頑固者でうるさいって感じもないですね。エミリアのこともわかりづらい…
そしてあっという間に演奏は終わるのですが、中途半端なところで終わっているように思うのは、私がピアノド素人だから?
なんかね…
もっと最後にビシッと弾き終わったシーンとかあればいいんだけど、画面が少し薄くなって音も消えたなって思ったら、もうレフは立ち上がって息を切らしてたよね(笑)
う~~~ん…イマイチ。
残り1回で切りよく終わらせるためなのかもしれないけど、早足すぎて原作を読んでる者からしたら、あまりにもざっくりしたところだけ映像になっているという気がしてなりませんでした。
修平のところまでは気にならなかったんですけどね。
レフ・シマノフスキの演奏は、素晴らしくてポーランドの期待の新星だって言われるほどで、今回のアニメのタイトルにもなっているわけですよ。
修平のピアノシーンは4分はあったのに、レフのピアノシーンは2分弱…
とっても物足りなかったし、だったらなんでこのタイトル?って思いましたね。
ピアノの森(アニメ)11話 感想まとめ
次回第12話は「fff(フォルティッシッシモ)」
このfff(フォルティッシッシモ)とは、カイの1次予選の最後の最後で演奏が終わる時に弾くfffのことです。
公式サイトでは、前24話で描く感動ストーリーとありますが、どうやら連続での放送ではなく、12話で一旦終了みたいですね。
翌週は劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~の放送が入り、その後7/22からは「つくもがみ貸します」が放送予定に入っていますので。
となると、第1次のカイの演奏と第1次予選結果発表というところで終わるのでしょうかね。
正直言えば、連続で一気に観たいところでしたが、ハッキリ24話までと公開されているので、楽しみに我慢して待ってます(笑)
修平が自分のピアノを好きになって元気になる姿を早く観たい~~~
Netflixにて独占配信
https://www.netflix.com/jp/title/80986797
以上、「ピアノの森(アニメ)11話のあらすじ・感想ネタバレ!修平の心の唄」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。