ピアノの森(アニメ2期)15話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)修平の変化・覚醒

テレビアニメ化された大人気コミックピアノの森15話のあらすじや感想、動画の配信情報などをまとめています。

ピアノの森2期第15話「覚醒」
まずは、前回14話の復習から。

ショパンコンクールの第2次予選が始まりました。
第1奏者は、ソフィ・オルメッソン。
そして、そのあとにパン・ウェイの演奏が始まります。

パン・ウェイの素晴らしい演奏の裏には、過去の壮絶な出来事が隠されています。

では、ここから「ピアノの森(アニメ2期)15話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)修平の変化・覚醒」についてまとめます。

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ピアノの森(アニメ2期)15話 あらすじ

第2次予選の2日目となり、とうとう雨宮修平の出番がやってきました。
30名中ファイナルに進むことができるのはたったの12名。

僕は負けない!
何としてもファイナルに残らなければ…

修平は、アダムスキに言われた言葉を思い出しながら、きっと見に来ているであろうカイに聴かせるためにピアノを弾き始めます。

深くカイの心に刻まれるように、魂をこめて弾く修平のピアノ。
そして彼のピアノが変わります。
修平自身も、ピアノと一体化して繋がる感覚を得たのは初めての経験。

ミスはしたものの、自分だけの音をつかんだ修平。
そして、そのピアノも込められた気持ちも受け止めたカイ。
修平はピアニストの喜びを知り、誰もが感動している中で、ひとりだけ不安を感じて心から喜べない人がいました。

それは、父である雨宮洋一郎だったのです。

ピアノの森(アニメ2期)15話 感想ネタバレ!

(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)

この内容は、18巻158話~165話の途中までのお話です。

ピアノの森 18巻

ピアノの森 18巻

ピアノの森 18巻

[著]一色まこと

待ってました!!
やっと修平が、自分のピアノを見つけるお話です。

1期の感想でも、何度となく修平に対する辛口な発言をしてきましたが、それはもう勝手だったわけです。本人はまったく悪気がないんだけども(汗)

もともとカイと修平は、まったくと言っていいほど性格も育った環境も真逆。

カイは、普通の生活をすること自体が難しい劣悪な環境で生まれましたから、ピアノを弾けることだけでもすごいことでした。だからこそ、ピアノを弾くことが楽しくて大好きで、常にピアノと一体化して心をつなげる彼の音はのびのびしています。

ところが、生まれながらにピアノを弾くのが当たり前の環境で育った修平は、ピアノが好きという気持ちよりも、弾かなければならないという気持ちでいたこともありました。2世だからこその周りからのプレッシャーもありましたし。

そして、カイと出会ったことで自分自身を追い詰めていきます。
コンクールで勝つためのピアノを弾いてきた彼にとっては、カイのピアノはあまりにも衝撃的だったから。

そこに父親の阿字野の弟子に勝つという期待も加わってしまったがために(本人たちは無意識)、まったく周りが見えない嫌なヤツになっていました。

そんな彼が、アダムスキに努力なんてみんなしているという当たり前のことを言われ、初めて周りを見つめたわけですよ。

だから、この第2次予選2日目の修平はまったく違います。
今まで聴こうともしてこなかった周りからの指導やアドバイスも身にしみて理解することができています。

そして、初めて聴く人に心を込めて魂を送るピアノを演奏したんですよ。
しかも、ずっとライバルで勝ちたいって思ってきたカイに向けて…

感動ですよね!!
これで本当の親友になれたんじゃない!?

しかもアニメだから、実際のピアノの音も聞けちゃうんだから、感動です!!

修平は、さすがにこれですぐ誰にでもいい人って感じにはなれないけれど、彼は確実に変わっていきます。原作コミックでは、最後は別人かよ!?ってぐらい、カイにおせっかいやくほどになってますから。彼の細かい変化を楽しむといいですね。

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ところが、まったく変わっていないのが父親の雨宮洋一郎。
クリスティナに代理戦争させてるんじゃないのかと言われたばかりだと言うのに、頭の中では息子の成長よりもコンクールで勝てるかどうかという心配しかしていません。

そんな彼のことを息子の修平がどんな思いで見ているのかなんて、当然ながら気づかないダメな父親になっています。

父親のことを見た修平の顔は、なんとも言えない顔してました。

まぁ、それぐらい阿字野に対しての劣等感があったんでしょうね。
まるっきりタイプが違うピアノなんだから、比べるのもおかしいはずだし、相手はまったく洋一郎のことなんて意識もしていないのに、勝手にライバル視しているわけですよ。

そんな気持ちが、阿字野の事故によって宙ぶらりんになっていたものだから、もう完璧に彼ひとりだけが代理戦争をさせているかのような行動を取っているわけです。

ただ、アニメを見た時には、ファイナルさえ出れば…みたいなことを言った時に、ちょっと違うこともふと思いました。
ただ、負けた時の言い訳のためだけに気にしているの?って。

それだったら、もっと最悪なんだけど!!
だって、とりあえずファイナルさえ出ておけば格好がつくとかって、自分のピアノの出来とかまったく関係なくて、周りにとりあえず納得させられればいいやってことでしょう?

洋一郎は、どんなつもりでこのセリフを言ったんでしょうかね。
原作コミックを読んだ時には、代理戦争の流れであんまり気にしていなかったんだけど、なんだかアニメでセリフを聞いたら気になってしまいました。

どちらにしても、息子の成長よりも点数のことばかりしか考えていないダメな親父だっていうのは、よく描かれていました。

彼自身が本当に後悔するのは、もう少し先ですね。

今回は、修平が初めて自分自身を褒めることのできるピアノを弾き、それを心から自分のことのように喜ぶカイが見れたので満足♪

ピアノの森(アニメ2期)15話 感想まとめ

梨本先生からの電話のシーンがありました。
これがカットされていないということは、原作コミックの最終巻まで放送されそうですね。

ショパン・コンクールが終わったあとで、本格的に梨本先生は登場してきますので。

次回「約束」
まずは、レフの演奏からですね。カイの演奏まで行くのでは?

ここで原作では、向井智もからんでくるんだけど、今回のストーリーではカットされていたので、どうなるでしょうか。

あらすじ・感想の各話一覧他まとめ
ピアノの森あらすじ・感想(ネタバレ注意)ココがすごい!総集編

↓次の第16話の感想はこちら

動画・見逃し配信情報

Netflixにて独占配信
https://www.netflix.com/jp/title/80986797

以上、「ピアノの森(アニメ2期)15話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)修平の変化・覚醒」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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