ピアノの森(アニメ2期)17話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)第2次予選審査結果は?

テレビアニメ化された大人気コミックピアノの森17話のあらすじや感想、動画の配信情報などをまとめています。

ピアノの森2期第17話「審議は踊る」

まずは、前回16話の復習から。

第2次予選最終日。第3奏者のレフ・シマノフスキの演奏が始まりました。姉のエミリアを思い、精一杯心をこめて弾くピアノは素晴らしいものでした。

これぞポーランドのショパン!!
会場中がレフ・シマノフスキの演奏の余韻で盛り上がっている状態の中、カイの演奏が始まります。

では、ここから「ピアノの森(アニメ2期)17話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)第2次予選審査結果は?」についてまとめます。

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ピアノの森(アニメ2期)17話 あらすじ

まだすべての演奏が終わってもいないのに、客席から歓声があがった2次予選最終日のカイの演奏。
しかし、まだカイのピアノ演奏は、まだ続きます。

まるで楽譜が見えるかのようなドラマチックで大胆な演奏。
審査員はもちろん、会場中がカイの演奏に引き込まれていきます。

阿字野は、試行錯誤・手探りしながらカイに指導してきたことを思い出します。

そして、最終日の演奏はすべて無事に終わり、審査が始まるのですが…

ピアノの森(アニメ2期)17話 感想ネタバレ!

(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)

この内容は、19巻の170話~175話のお話です。

ピアノの森 19巻

ピアノの森 19巻

ピアノの森 19巻

[著]一色まこと

今回のストーリーも原作に忠実に描かれていました。

前回に引き続き、まずはカイの素晴らしい演奏から始まります。
まさに、阿字野とカイがなんのためにこのショパン・コンクールに出場したのかがわかる内容になっています。

そして、2次審査最終日の演奏がすべて終わり、ファイナルの通過者が発表され、修平が落選したところまでの内容でした。

最初のカイの演奏は、感動ですね!

前回は、タイトルが「約束」だったので、今回放送分まで含まれると思っていましたが、あの「約束」とはレフのことのようでした。

でも、約束をしていたのは、レフ姉弟だけではありません。
阿字野とカイだって、ふたりで約束をしてこの舞台に立っています。

原作コミックでは、ピアノを弾いている間に、阿字野とカイの過去の回想が描かれてきます。そこでは、今まで阿字野がカイにしてきたレッスンの思い出の他、世界へ出ていくための約束も出てくるんですよ。

ふたりの約束とは…

海で小学生のカイに阿字野が言うんです。

だから約束して欲しい!
カイにしか弾けない音を必ず世界に響かせると!

阿字野は、カイが世界の舞台でカイらしいピアノを弾けたら、絶対に世界がカイを放ってはおけないし、そうすれば森の端の方からカイを手放すことになるはずだって言うわけですね。だから、世界に出よう、それまでは辛いことがあっても耐えていこうって…

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そして阿字野は、ショパン・コンクールに出場が決定した後にも、J=J・セローに同じようなことを話しています。

まず、最年少で優勝した人がいないし、日本人でポーランドに縁もゆかりもないとすると厳しいけれど、カイは優勝を狙っているはずだとセローが言います。

すると阿字野はこんな返事を…

でも目的はそんなことじゃない
あの会場で…
カイのピアノを聴かせることができれば…

(中略)

世界でただ一人、カイにしか出せない音を響かせるのです・・
それができたら…・
誰がカイを放っておくでしょうか!!

(中略)

私は、アイツを自由にはばたかせたい!
そのためなら私は何だってやる!

点数や順位などその後のことなのです

素敵…
カイのピアノの音を信頼して、彼ならではの音を出せば、もう誰も放っておかないはずだと思える信頼感。阿字野は、このコンクールの結果は気にしていないんですよ。そりゃ~優勝できれば嬉しいでしょうけど。

阿字野の野望は、世界の人にカイのピアノを聴かせること!
それだけ。

あぁ…雨宮洋一郎にこのセリフを聴かせたい…
爪の垢を煎じて飲ませたい…

そんな雨宮洋一郎は、どう思っているかと言うと、カイの演奏中にこんなことを思っています。

阿字野壮介…
キミは何という弟子を我が息子にぶつけてきたのだ!!

はぁ~~~(ためいき)
もうこう考えている時点であんたは負けてるよって言いたい。

雨宮洋一郎と阿字野では、もう全然器が違いますね。
自分の息子の成長より点数ばかり気にして、勝手に勝ち負けにこだわっている洋一郎は、この時点でまだ自分の悪いところに気づいてはいません。

修平は、かわいそう…
そんなことを考えている父親を見抜いていますからね。
一番信じてほしいし、成長を喜んで欲しい父親が、点数と順位のことしか考えていないんだから。

一方で、阿字野という立派な師匠に対して、演奏が終わった時に描かれているカイの気持ちはというと…

ジャン爺、俺は阿字野の野望を超えてみようと思う

そうしなければ、本当の意味で恩返しなんてできないから

そうしなければ、阿字野を永遠に失ってしまいそうだから

感動の師弟愛ですね。

その後は、無事に演奏すべてが終了し、審査が始まります。
カイの演奏の後に弾く向井も、今回は登場したので嬉しかった♪すっごくいい人なんですよ、彼。

そして問題の審査がスタートします。
審査は、1次と比較すると慎重にはなっています。
アダムスキが落選したのは、やっぱりおかしいって空気がありますし。

しかし、それでもまだポーランド人の審査員たちは、なんとかポーランドを優勝させたいって気持ちがあったり、自分の弟子をファイナルに残したいと思っているので必死。

もしもポーランド人がみな、正直に正当な審査をしていたとしたら、きっと修平は落選しなかったでしょう。

この審査の様子や結果も、第1次予選の時と同じで、またか~という感じですが、これが後々すごい意味のあるものになっていきます。

ピアノの森(アニメ2期)17話 感想まとめ

雨宮修平が長い間ずっと気を張り詰めてやってきたことが、とうとう落選という形で終わってしまいました。

もちろん、自分のピアノの音を見つけたばかりなのでこれからが本番ってことなんだけど、彼がショックから立ち直るには時間がかかりそうです。カイの最終日のピアノを聴いて、自分との差を実感していましたからね。

次回 「レクイエム」

落選した修平の様子が描かれるでしょう。
でも私は、今までかなり修平と洋一郎に関して辛口発言をしてきましたが、このあと立ち直ってからの修平は大好きです。

あらすじ・感想の各話一覧他まとめ
ピアノの森あらすじ・感想(ネタバレ注意)ココがすごい!総集編

↓次の第18話の感想はこちら

動画・見逃し配信情報

Netflixにて独占配信
https://www.netflix.com/jp/title/80986797

以上、「ピアノの森(アニメ2期)17話のあらすじ・感想(ネタバレ注意)第2次予選審査結果は?」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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