テレビアニメ化された大人気コミックピアノの森20話のあらすじや感想、動画の配信情報などをまとめています。
ピアノの森2期第20話「パン・ウェイの真実」
前回19話では、パン・ウェイがファイナル初日に出場できなかったり、一ノ瀬海(カイ)と阿字野壮介の最後のレッスンのお話でした。
カイにひどいことを言ったと後悔していた雨宮修平が、傷つけてしまったカイの力になりたいと思って、仲直りもしましたね。
今回のストーリーは、修平の思いを中心に描かれていきます。
では、ここから「ピアノの森(アニメ2期)20話の感想(ネタバレ注意)カイの壮大な計画って?」についてまとめます。
ピアノの森(アニメ2期)20話 あらすじ
TVアニメ『ピアノの森』第2シリーズ 今週末放送の第20話「パン・ウェイの真実」のあらすじと場面カットを公開!https://t.co/jh0wxTHsYp
第20話は、3/17(日)24時10分より(※関西地方は同日24時50分)放送!
ぜひご覧ください!#ピアノの森 pic.twitter.com/3tyofoIH8G— TVアニメ ピアノの森 (@piano_anime_tv) 2019年3月15日
朝までカイの練習につきあった修平。
早朝のワルシャワの街を歩きながら、阿字野とのレッスンが最後だったとカイから聞いて非常に驚きます。
その後、修平の家で朝食をとることになったふたりですが、さらにカイから聞いた壮大な計画…
修平はショックを受けてしまいます。
しかし、だからこそカイを応援するために、修平は役に立つようにがんばろうと思うのです。
そして、カイのライバルとなる人の演奏をしっかり聴いておこうと会場へ通うのですが、そこでパン・ウェイの壮絶な真実を書いた速報を見つけてしまいます。
ピアノの森(アニメ2期)20話 感想ネタバレ!
(ここからはネタバレになる可能性があるため注意)
この内容は、21巻の191話の途中~22巻の200話までのお話です。
今回のストーリーは、修平の思いを中心に、ファイナル前日までの様子が描かれているお話でした。
前回に続き、朝まで一緒に練習していたふたりは、そのまま修平のアパートで朝食を取って色々な話をするわけですが、アニメではごっそりカットされていましたね。ひとりベッドの上にころがる修平が思い返しているというシーンだけになっています。
だからちょっと修平がショックを受けているのがわかりづらいかも…
原作コミックでは、かなり色々と話しているんですよ。
修平がショックを受けていたのは、カイが優勝したいって言っている理由ですね。
ピアノに勝ち負けはないと言って、今までまったく順位を気にしていなかったカイがそんなことを言うのだから、驚くのは当然。しかも修平の場合、自分が順位ばかり気にして、それをまったく気にしていないカイのことをイラツイていた時期もありましたから、誰よりもカイが優勝にこだわってこなかったということを知っています。
だから、何か理由があるんだなってすぐ気づくわけです。
その理由がまた、阿字野の手の手術をしてもらうためって言うのだから、びっくりでしょう。
阿字野は、自分たちが小学生の頃にはもう完全にピアニストをリタイアしていましたし。
アニメではよくわからなかったけど、カイは自分がつき指をした時にある医師との出会いがあって、最先端の技術で阿字野の手を治せる医師がいることを知ります。そして、ワルシャワに来る直前にやっとその医師と直接話すことができ、カイのコンクール優勝を条件に、手術をしてもらえることになりました。
阿字野のためだからこそ、優勝したいと思うカイ。
私もそうだけど、ここまで原作コミックを読んできていると、どれだけカイが自分の音だけを意識してピアノを弾いてきたのかがわかるので、初めて優勝という欲を出すというのは、彼にとってそれはすごい決意なのだということがよくわかります。
修平がショックを受けたというのも、自分の想像を超えるような様々な悩みやプレッシャーを、カイはひとりで全て心にしまいこんでいたからでしょう。しかも、そのひとつひとつが重く重要なこと!
森の端というピアノなんてとても弾いていられない過酷な環境から、勉強とバイトを必死でこなしてこのショパン・コンクールに出場しているというだけでも、恵まれた環境で生まれ育った自分とは大きな違いがあります。
そのうえ、自分の師匠となる阿字野の指の心配までしてきたんだから…
そして、17歳という最年少で、非常に難しい「優勝」を目指しているという事実。
優勝できなければ手術をしてもらえないというプレッシャーも相当のものでしょう。
パン・ウェイの演奏を聴いている修平は、とてもあのピアノに叶うわけがないと思ってしまうため、ショックどころか不安で心配になってしまいます。
それでも、なんとか役立ちたいと思う修平は、自分のこと以上に必死に行動するんですよ。
いいですね~~。待ってました!こういう修平を!
そして、ライバルたちの演奏を聴きに行って、あの「パン・ウェイの真実」という速報記事を読んでしまうわけです。過酷な環境で育って、阿字野のピアノを真似てずっと弾き続けてきたパン・ウェイ。
修平は、改めて自分の育ってきた環境が恵まれていることを感じながら、同じような過酷な環境で育ってきたカイがこの記事を読んでどう思うのか心配になります。でも、カイの気持ちは全然違うところにあって、過酷で残酷な部分への反応はさほどなく…
彼が唯一怒っていたのは、まるで阿字野が死んだかのように書かれていたことだけ。
本当に阿字野のことを大切に思っているんですよね。
終わりの方で、カイがいつもバイトしているお客さんたちからプレゼントをもらうシーンがあって、修平が愛されてるねって言うシーンがあるんだけど、カイが周りから愛されているのもカイが周りを愛しているから。
阿字野への想いも含めて、今回のストーリーでは、カイの人柄がよくわかるお話になっていると思いました。
あと、全体の中ですっごく好きなシーンは、2つありますよ。
1つ目は、あのゴシップ記者たちが逮捕されること。
これはスカッとしますよね~~。あの女性記者のビクトリアにはイラッとしてましたから。
2つ目は、阿字野・ジャン爺・カイ・修平がいるところに、雨宮洋一郎が呼ばれて挨拶するシーン。
洋一郎は、今までのことを反省していたわけだけど、まだ本当にわかっていなかったのか!?と驚きつつ、やっと自分と阿字野の差に気づくので、気分スッキリ。
あとは、佐賀がずっと追い求めていたマリアの正体がカイだと知ることになったのは、笑えるし良かったねって感じ。結局一番好きなシーンでもあります。
佐賀が目の前に飛び出してきた時のカイの驚きの表情は、漫画と同じで笑えました。
アニメのカイってちょっとおすましだったので、こういうシーンが多いといいのにね。
今夜の #ピアノの森 は
🎹第19話 「パン・ウェイの真実」コンクールを最後に、阿字野がカイの指導者をやめることを知った修平は驚きを隠せない。そして、その先にあるカイの壮大な計画を聞き、激しくショックを受けて…。
総合 きょう深夜0:10 (関西は0:50) https://t.co/W7O2ETQmi7 pic.twitter.com/E45q0CnDxq
— NHKアニメ (@nhk_animeworld) 2019年3月17日
ピアノの森(アニメ2期)20話 感想まとめ
最後は、パン・ウェイがファイナルに出場できるっていうところで終了。
とうとうファイナルになりますね。
今回は、出だしのカイト修平の話や、他の演奏者の演奏シーンが大幅カットされていたため、原作コミックのかなり先まで描かれていました。
次回「あなたが生きた証に」
ファイナルで演奏するパン・ウェイが多く登場するストーリーになりますね!
Netflixにて独占配信
https://www.netflix.com/jp/title/80986797
以上、「ピアノの森(アニメ2期)20話の感想(ネタバレ注意)カイの壮大な計画って?」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。